図解 屋根に関するQ&A
よく聞かれる屋根への質問にわかりやすくお答えしています。
「家の裏側に瓦が積んであるけど何に使うの?」とお施主さまから質問をいただきました。
Q:庭先にある数枚の瓦ってなに? ~Q076~
A:この庭先にある瓦は、新築時に屋根で使用した瓦の余りもの。将来、瓦が何かの原因で破損した場合に取り換えることができるように予備の瓦。よく電気屋さんがアンテナ工事で瓦を割ってしまったという話を聞きますが、まさに、その時に活躍するための瓦。
このお宅は、築30年以上でした。
住宅の屋根点検に伺いました。
庭先に数枚の瓦がありました。
屋根の点検で、2階屋根に登ってみますと、1枚瓦の色が変わっていました。
お施主さまにお聞きしたら、
「電気屋さんがアンテナ工事をしたら雨漏りするようになった。電気屋さんに確認したら、瓦が1枚割れていたので、直してもらったことがある」
とのことでした。
直すにしても、とりあえずの修理感がぬぐえません。
よく見ると瓦の周辺をシーリングしまくっています。
瓦屋さんに依頼したら、予備の瓦があることが大体わかっていますので、簡単に瓦を交換しておしまいです。
材料代はなしで、手間だけで補修できます。
30年以上も出番が来るのを庭先でじっと待っている予備瓦たちがいます。
何かのトラブルで瓦が数枚割れただけなら、せっかくの予備瓦を使ってやりましょう。
瓦屋さんに予備瓦があることを伝えるだけでOKです。
新築時の瓦そのものですので、形状、寸法なども同じです。
もちろん、瓦ですので、庭先に置いてあっても劣化することはありませんので、ご安心くださいね~!
図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。
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