屋根替えで古いルーフィングをそのまま使用するの?
図解 屋根に関するQ&A
よく聞かれる屋根への質問にわかりやすくお答えしています。
「屋根替えの時に古いルーフィングはどうしているの?」とお施主さまから質問をいただきました。
Q:屋根替えで古いルーフィングをそのまま使用するの? ~Q078~
A:古いルーフィングの上に新しいルーフィングを施工。古いルーフィングは屋根替えの途中で急に雨が降ってくる可能性もあり、そのままにしておくことが多い。新しいルーフィングとで、2重になるので防水性も高まる?と言われている。しかし、野地板を必ず観察してもらうことが重要。
新しいルーフィングを上から施工
古いルーフィングの上に新しい水切りを設置します。
水切りの上から新しいルーフィングを設置します。
新しいルーフィングの前に野地板の劣化チェックしてくださいね!
ここで大事なチェックポイント!
この前に必ず野地板の劣化状況を確認してもらってください。
屋根工事屋さんは葺き替え工事中の雨漏りを一番心配しています。
そのため、野地板の確認よりも新しいルーフィングの施工を優先してしまいます。
お施主様にとって重要なのは、この先何十年も屋根が健全で安心できることです。
ここにギャップがありますので、お施主さまから必ず要望してくださいね。
全部ではなくても劣化の多い北面、けらば部、軒先部、谷部、棟部の野地板を確認してもらってくださいね~。
このようにほどんど雨水浸入痕はあります。
劣化していなければ、問題ありません。
お施主様にとって、大切な確認事項ですよ~!
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