台風で家・屋根に被害があった!雨漏りは「火災保険」が使えるかも!?手順を詳しく教えます!

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台風の被害って「火災保険でなおせる」って知ってました?

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

三州瓦老舗・創業150年の神清(かみせい)のDr.神谷です。

今年は台風の上陸が多かったので、屋根の被害も多く発生しましたね。

みなさんの中には、被害に遭われた方もいらっしゃるでしょう。

今回の記事では、みなさんが加入しているかもしれない「火災保険」を利用して補修する流れをご紹介いたします!

 

1)台風が去ってから家の被害を確認!

台風が直撃すると風音・雨音が大きくて、家に居ても怖いですよね~!

最近は停電が少なくなっただけいいですが、家そのもののダメージは気になります。

台風が去るまでは、何か異常な音や雨漏りがあっても、そこは我慢して、じっと通り過ぎるのを待ちましょう!

やがて、雨も上がって外が落ち着いたら、まずはご自宅の壁や屋根の被害を確認しましょう

地面から見える範囲で十分です。

屋根屋から教えるヒントとしては、屋根の頂部と雨樋。特に雨樋はひん曲がっていることもあります

次に、家の周りや壁を確認してください。

屋根材や飛来物で壁や窓ガラスが壊れている可能性もあります

「屋根の上の被害がきちんと確認できているか不安だ。」

「屋根の形状的に確認がしづらいなぁ。」

という方は、ご連絡いただければもちろんご相談をおうけします。

お気軽にご連絡くださいね。

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確認後、何も異常がなければひと安心ですね!

しかし、

異常を見つけた方は、台風の被害に遭われた当事者になるのです

そういった方はまずは落ち着いて、、、続きをどうぞ!

 

2)火災保険書を取り出しましょう!

ご自宅にかけている火災保険を調べてみましょう

契約の内容によって異なりますが、「風災による損害」は補償対象になります

代表例としては、

・台風による強風で屋根材が破損した

・台風による強風で飛来物が家を直撃して、壁が破損した

・台風による強風で、窓ガラスが割れて、風雨が入り、家電製品が壊れた

などは保証の対象となります。

これが書いてある保険に入っていた方は、不幸中の幸いですね!

さて、次のステップへ!

 

3)被害箇所の写真を撮りましょう!

まずは、被害箇所の写真を撮りましょう!

屋根の状態、雨樋の状態、飛来物

など、異常と感じる所の写真が必要です!

ご自分で行う場合は地面からの撮影で十分です

撮影のポイントは、

①建物全体の写真

②被害のあった損傷部の写真

 

建物内にも被害があった場合も写真を撮りましょう!

・建物内部や家財の全体の写真

・損傷状態がわかる写真

などが必要です。

なぜ、写真を撮るかと言うと、「火災保険」の申請に必要だからです!

 

4)写真を撮った後の片付けについて

写真を撮った後、屋根や雨樋などの異常はそのままでいいです

屋根の上は落下の危険もあり、2次被害が発生しまいますので、触らぬ神にたたりなしという感じで無理せず触らないようにしましょう。

飛来物や建物内も邪魔になるものなど、生活に邪魔になるものがあればそれは片付けてください。

 

 

5)火災保険書に記載されている連絡先に電話・メールをしましょう!

連絡をすると手続きの流れを教えてくれて、保険金請求に必要な書類を送付してもらえます。

次に、その書類に必要事項を記入(住所・契約者・保険証番号・振込先など)して、保険会社へ返送します。

ここで必要となるのが「被害写真」と「補修見積書」です

被害写真は、3)で撮った写真を使います。

しかし、

屋根の上の被害を直すのにどのくらいの金額がかかるのか(補修見積り)は、専門業者に依頼することになります。

 

6)補修見積り依頼は「家を建てた工務店」か、「地元の業者」へ。

建物を建築してくれた工務店・大工さんとつながりがあれば、そこに依頼するのが安心だと思います

しかし、諸事情で連絡できなくなっている場合もあります。

すると、補修依頼をどこにするのか?悩みますよね!

私のお勧めは、古くから商売している地元の業者さんがいいと思います。

「〇〇屋根工事」とか「△△瓦工事店」など、苗字が社名になっているところです。

webで探す場合は、(一般社団法人)全日本瓦工事連盟の加盟店も古くからの業者さんが多いので安心です!

 

7)被害写真撮影と応急処置依頼

業者さんを決めたら、被害写真撮影と応急処理を依頼してください。

依頼するときに、屋根材が何かわかると応急処置がスムーズとなります

屋根材が分からなければ、屋根の写真などを送ることも有効です。

火災保険の審査に時間がかかる場合もありますので、屋根被害の場合、応急処置は必要ですね。

「被害写真撮影」はきちんと被害を把握できるように。

S形瓦の冠瓦が飛散。

飛散した冠瓦が落下して、下屋根の桟瓦・雪止瓦が破損。

このようなわかりやすい被害以外にも釘抜け、しっくいの脱落、雨樋の破損、棟の傾きなど専門家でしか、わからない被害もあります。

きちんと正しく調査してもらうためには、被害をきちんと把握してもらえる業者選びが重要になってきます!

応急処置はこんな感じ。

一通り被害状況を撮影したら、応急処置を行います。

どんな屋根材かわかると応急処置もスムーズに行えます。

基本は少しの間、雨漏りしない程度に養生することになります。

 

8)見積書と被害状況写真の提出

後日、業者さんの方から被害修理の見積書と被害状況写真を提出してもらいます。

それを「保険金請求書」とともに、保険会社へ送付してください

 

9)保険会社の審査・支払い

保険会社が調査や審査を行いまして、お支払保険金が決定。その後、連絡があります。

その内容にご承知されれば、保険会社から保険金のお支払があります。

 

10)きちんとした修理工事依頼。

見積通りの保険金が確定しますと、業者さんへ工事依頼をしてください。

保険内容としては損害の補償ですので、回復工事となります。

しかし、正しく現状の基準通りに補修できるかは、業者さんの知識・経験で決まってきます。

例えば・・・弊社の補修事例ですが、

冠瓦が飛散した被害ですが、併せて、葺き土・しっくいもダメージを受けています。

同じ回復でも現状の標準的な工法で補修しますので、

(葺き土+しっくい)をなんばんしっくい(白)のより耐久性がある仕様での補修を行います!

なんばんしっくい(白)を使用することで、中までなんばんしっくい(白)となりますので、しっくいのはがれがなくなります。

メンテナンス期間がとても長くなります。

幸い、冠瓦が飛散しなかった部分でも、釘抜けが生じていました。

垂木を交換して、釘をパッキン付きのビスに交換します!

同じ補修でも、強度は確実に向上します。

追加した瓦は若干、色が異なっていますが、築年数が経過した場合は止む得ません。

元通り、きれいな屋根となりますし、より安心・安全な屋根となります!

 

まとめ:台風被害が有ったら、「火災保険利用」での修理を念頭に対応しましょう!

台風被害が発生したときに、対応する流れをご紹介いたしました。

まずは、保険を念頭に行動してください!

注意事項としては、強風による被害がない場合の雨漏りは保険対象外になります。

「火災保険で雨漏りを0円で直す」と最初にお客様に近づく業者は要注意。
先に工事だけを終わらせて、結局自己負担になるという説明をしない会社も多々あります。

そういった悪徳業者の横行で、最近火災保険の審査が厳しくなっているそうです

そのため、補修を依頼する業者選びはとても重要です!

地元の信頼できる業者を選びましょう!

 

専門用語も多く、わかりにくい所もあったかと思います。

不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。(お電話でも大丈夫ですよ!)

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