20年前の物件とは言え、ひどい雨漏り。
「台風の時しか、雨漏りしないけど、直らない。」
という築20年の建物に伺いました。
電話でのお話では、サッシまわりからポタポタとよくある雨漏りかな?
と勝手に想像していました。
数えきれない場所からの雨漏り
訪問してみると、数えきれない場所から雨漏りしていました。
天窓、2階のサッシ廻り(南1~3)、3階のサッシ廻り(南1、2)、2階北側天井とこれだけたくさんの雨漏りをどうしてほかっておいたのか?不思議でした。
これでも、台風だけと少なくなったとのことでした。
新築時は、雨が降る度に、雨漏りしていたそうです。
3年経って、南壁に防水シートが入っていないことが発覚し、その南面を補修してから、台風だけとなったそうです。
今だったら、絶対にありえない話です!
20年雨漏りしているサッシ廻りは雨染みがひどいです。
ただ、常時の雨漏りではないため、枠の腐朽までは至っていないようでした。
台風時の雨漏りはどんな感じ?
ここまで、雨染みをさせる台風時の雨漏りはどんな状況なのか?
台風時は、サッシ上から滝のように、雨漏りするそうです。
ここまで、雨漏りするサッシまわりは初めてみました。
まさに、送風散水試験を行っているようです。
こんな雨漏りで、20年間もそのままにしていたとお客様の忍耐力に驚かされました。
サッシまわりを確認しました。
サッシまわりと外壁を確認しました。
外壁材は金属サイディングでした。
サッシ上は、シーリングが打ってあったり、なかったり。
おそらく、前の業者さんもサッシ上の隙間を埋めるべきか、開けておくべきか、悩んだと思います。
シールを打てば、サッシ上の隙間からの浸入はなくなりますが、サイディング内の水は排水できないようになってしまいます。
私も悩みまして、結果、根本的な改修方法を提案しました。
残念ながら、弊社には、依頼が来なかったので、その後、雨漏りが止まったのか?
わかりません。
しかし、このようなひどい雨漏りは明らかな施工ミスが含まれていると想像しますので、しっかり補修する以外ないと思います。
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