天窓の断熱改修&新型天窓の設置事例をご紹介いたします!
こんにちは~。
屋根・雨漏りの調査員、神谷昭範です。
「夏場、天窓が暑すぎる!」とお悩みをいただきました。
いろいろご相談させてもらい、断熱改修及び新型天窓をご提案したところ、大変気に入っていただいたので、設置することになりました。
その施工事例をご紹介いたします!
天窓が暑い!!
「天窓が暑い!!」とよく聞きます。
実際に、明かりとりのための天窓なのに、暑いため、ブラインド・カーテンで太陽の光をずっ~と遮っているお宅をよく目にします。
「天窓=明かり採り」なのに、それを遮るってもったいないですね!
さらに言いますと太陽の熱はガラスを通過して室内に入っているので、室内のブラインドでは、暑さの軽減は図れないのです!
ブラインドの温度は上昇し、やがて、室内の温度も上昇してしまいます!
断熱改修&新型天窓の施工
その暑さ対策として、断熱改修&新型天窓を提案したところ、この改修へと話が進みました。
簡単に施工状況をご紹介いたします。
15年程度経過した天窓です。
雨漏りは発生していませんが、ビスなどは一部、錆びていました。
天窓のガラス部分を取り外しました。
既存の天窓の木枠・部品も流用して、安価に行いました。
室内側に2層のボードを設置しました。
赤矢印の木質系断熱材200㎜を天窓の枠内へ設置しました。
これで、他の屋根断熱部分よりも断熱性能は高くなります。
青矢印は通気部材で、室内からの湿気を排出するのに効果的で結露を防止できます。
その上に新型天窓「スカイライトチューブ」を設置する構造用合板となります。
合板の下に先程の通気部材が位置して室内からの湿気を排出します。
次に、遮熱透湿ルーフィングを施工して防水対策を行います。
透湿ルーフィングは防水を維持しながら、湿気を排出でき結露防止となります。
さらに、表面のアルミ蒸着による遮熱効果もあります。
スカイライトチューブの配管部分の孔を開けます。
雨水浸入を防ぐ板金カバー(赤)及びルーフベース(青)を設置します。
雨漏り対策はバッチリです!
配管を通して完成となります。
天窓改修のビフォー・アフター
天窓改修する前のビフォーです。
天窓の場合、太陽の日射が直接室内に入ります。
太陽の日射角度そのままの光が入りますので、一部分のみが明るくなります。
暑い上に、部分的な明るさが天窓の不満が多い理由だと思います。
新型天窓改修後のアフターです。
新型天窓・スカイライトチューブは室内に拡散レンズがついているため、太陽の光を部屋全体に拡げます。
この機能が天窓とは大きく違い、設置した後、お施主様には大変、喜んでいただきました!
スカイライトチューブ本体は熱を室内に伝えない構造です!
さらに、その周辺部も遮熱・断熱仕様となっていますので、暑さ対策はバッチリです!
既存の天窓をうまく利用して改修しますので、費用も比較的安価となります!
まとめ:天窓断熱&新型天窓改修の施工状態をご紹介いたしました!
天窓でお悩みの方はご相談ください!
新型天窓以外にも、最新の天窓に改修することもできます!
また、お部屋が暗いとお悩みの方でも、新たに新型天窓を設置することもできます!
ご質問等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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