分譲住宅でも瓦屋根、安心・安全・安価ですよ!
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(かみせい)のDr.神谷です。
最近では、少なくなってしまった分譲住宅での瓦屋根をご紹介します!
この現場は4棟での分譲住宅でした。
最近では、このような住宅ではスレート屋根が多く採用されています。(新築時、もっとも安価ですからね。)
分譲住宅のご購入を検討されている方は購入時の価格が少しでも安価な方がいいですよね!
そこは当然だと思います・・・
分譲住宅の売り出し価格は大体相場が決まっていると思います。
その相場価格の中で、住宅のどこにお金を使うと住宅が売れるか?という考え方で仕様が決まっているようです。
新築時、購入者に受けがいいものに費用が使われているのです。
つまり、瓦屋根でもスレート屋根でもそれ程大きな差はないのでどちらも可能なのですが、現状は瓦屋根では受けがそれ程よくないので、新築時安価なスレート屋根となっているのです。
でも、ここで考えて欲しいのは、購入後のメンテナンスはすべて購入者にかかってくるという将来の現実です。
仕様の違いで、屋根ほど差が付く住宅の部品は他にないのです。
売り出し価格が同じ価格帯なら、絶対、瓦屋根の分譲住宅がお勧めです!
なぜなら、今後、発生するメンテナンス費用が圧倒的に安価になるからです。(試算では、35年で350万円ほど下がるからです。)
このメンテナンス費は建設会社さんの費用ではなく、お施主さまが支払う費用になるからです。
詳しくは、こちらをご覧ください!
分譲住宅の瓦屋根の仕様は?
それでは、工事した分譲住宅の瓦屋根の仕様を簡単にご紹介します!
4棟の瓦屋根はすべて同じ種類でした。
分譲区画の統一感はでますよね!
瓦は軽量瓦で、「スーパートライ110サンレイ」(軽量順位第3位)を使用しました。
2つ山のデザインの瓦で、色合いも南欧風の混ぜ葺でかわいい屋根のイメージですね!
軽量瓦の比較について詳しくは、こちらをご覧ください!
下葺材は改質アスファルトルーフィング!
下葺材は改質アスファルトルーフィング・ライナールーフィングと最高級の下葺材を使用しています。防水性・耐久性が高い材料です。
(ちなみに、通常のスレート屋根では安価なアスファルトルーフィングを使用されることが多いので、耐久性が低いと言えます!)
土居のし瓦は使用せず、なんばんしっくいで納めています。地震にも強い仕様です!
瓦の施工はガイドライン工法!
瓦屋根全体が耐震・耐風性能が高いガイドライン工法で施工しました!
平部の桟瓦は全数釘打ちの防災瓦、けらば瓦は1枚につき、3本ビス留めでしっかり固定しています。
棟部は補強金物を使用して、なんばんしっくい、補強棟垂木、冠瓦1本伏せとなっています。
昔多く使用された(葺き土+しっくい)ではなく、なんばんしっくいだけとなっています。
しっくいの塗り直しも必要なく、メンテナンスがほとんどいらない仕様となっています!
分譲住宅ではありますが、安心・安全・高耐久な屋根となっています!
雪止金具も設置
分譲住宅はどうしても狭小地となるので、隣家への落雪が心配となります。
雪止金具も設置して、さらに、安心な屋根となっています。
軒先も高耐久
軒先も省メンテナンスとなる仕様となっています。
軒先水切り、プラスチック軒面戸、けらば捨て水切りを使用しています。
昔の仕様(しっくい)とは異なり、劣化が少ない仕様です!
軒先水切りを使用すると雨水が樋へ入るようになるので、破風板が汚れにくくなります!
けらば捨て水切りは、けらばからの雨水浸入を防ぐのに役立ちます!
波のある屋根
瓦屋根がきれいだと感じる1つとして、瓦の波がきれいに並ぶことがあります。
この写真で、見事に瓦の波が並んでいることがわかります。
瓦や施工が雑ですときれいに並ばないこともたまにあるのです。
このようにきれいに葺き上がった瓦屋根は性能面でも安心できます!
まとめ:分譲住宅の瓦屋根も、安心・安全・高耐久の屋根でした!
分譲住宅の瓦屋根をしっかり施工させていただきました!
ガイドライン工法で施工して、安心・安全・高耐久の瓦屋根が実現しました!
スレート屋根の分譲住宅に比べて、お買い得な住宅の屋根だと思います。
同じ価格帯の分譲住宅なら、瓦屋根の住宅は将来のメンテナンス費がほとんどかからないのでと大変お得ですよ!
専門用語もあり、わかりにくい所もあったかと思います。
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