目次
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コーキング剤で雨漏りの応急処置をする時に必要な7つ道具
この章では、コーキング剤で雨漏りの応急処置をする時に必要な7つの道具について解説していきます。
雨漏りの応急処置をする時に必要な7つの道具は、以下の通りです。
1、コーキング剤
2、コーキングガン
3、プライマー
4、ハケ
5、マスキングテープ
6、ヘラ
7、手袋
コーキング剤で雨漏りを応急処置をする道具は、3,000円ぐらいで揃いますよ。
ここから、雨漏りの応急処置をする時に必要な7つの道具について説明していきます。
コーキング剤
コーキング剤は、雨漏りの応急処置で、もっとも使用される材料です。
雨漏りしている場所の隙間を埋めるために使います。
下写真のようなカートリッジに入っています。
外壁や窓の隙間をうめるために使用する場合、変成シリコーンシーラントのシーリング材がおススメです。
ホームセンターで購入できます。
アマゾンでも700円前後で購入できます。
コーキングガン
コーキング剤をカートリッジから押し出すための専用ガンが必要です。
DIY的に少し使うぐらいですと、上の写真のようなコーキングガンが安価です。
ホームセンターで購入できます。
アマゾンでも300円前後で購入できます。
右にある丸い穴にカートリッジの先端のノズルを入れて、ガンを握るとノズルの先端をカットすることができます。
プライマー
雨漏りの応急処置で、もっとも大切なのが、プライマーです。
コーキング剤に適したプライマーがありますので選んでください。
コーキング剤を塗る部分に、下塗りとしてプライマーを塗ります。
このプライマーを塗らないとコーキング剤を塗っても、雨漏りが止まらないことが多いです。
ホームセンターで購入できます。
アマゾンでも700円前後で購入できます。
ハケ
プライマーを塗るためのはけです。
プライマーにハケが付属している場合は不要です。
プライマーを塗るとハケは1晩で固まってしまうので、1回で使い捨てとお考えください。
ホームセンターで購入できます。
モノタロウで250円前後で購入できます。
マスキングテープ
きれいなコーキングの仕上がりとしたい場合は、マスキングテープを使用してください。
コーキング剤を塗らない部分のギリギリでテープを貼ります。
ホームセンターで購入できます。(1本600円程度です。)
ヘラ
コーキング剤を塗った後、その表面をならすために使うヘラです。
小さいヘラよりもこのような幅広いヘラの方がきれいな仕上がりとなります。
ホームセンターで購入できます。
アマゾンでも1,000円前後で購入できます。
手袋
コーキング剤を使用すると、知らない間に手について、べとべとになり、色々なところを汚してしまいます。
この手袋のような薄手のものを使用すると作業がやりやすくなります。
ホームセンターで購入できます。(1個200円程度です。)
雨漏りの応急処置に使えるコーキング剤の種類
雨漏りの応急処置でコーキング剤を使用する場合、どこに使用するかで、コーキング剤の種類を選んでください。
もっとも安価なシリコンがホームセンターで、一番多く置いてあります。
しかし、使ってはいけない場所に使用すると、本修理のときに思わぬ手間が発生し、費用が余分にかかることもありますので、ご注意ください。
シリコン
もっとも安価な材料、密着性が高いです。
クリアがあるのは、シリコンです。
用途:ガラス面、アルミとガラスの隙間、タイル目地、水回り
塗装する場所にはNGです。(塗料をはじいてしまいます。)
変成シリコン
シリコンに比べて、倍近い値段となります。
塗装する場所には、変成シリコンを使用してください。
一般的な屋根・壁に使用されています。
用途:モルタル、コンクリート、サッシまわり、サイディング目地、金属
ウレタン
シリコンに比べて、倍近い値段となります。
密着力と弾性力が高い材料です。
紫外線に弱いため、後から塗装する部分に使用します。
用途:ALC・ボード・コンクリートの目地、サッシまわり
雨漏りの応急処置にコーキング剤が使える場所
雨漏りの応急処置でコーキング剤が使える場所は、外壁、バルコニー、サッシなどです。
下地を掃除して、下塗りして、マスキングテープを貼って、コーキングしてと、応急処置と言っても、必要な手順が多くなります。
7つの道具も使いますので、雨漏りの応急処置としてコーキングする場所は、安全に作業できる場所だけとお考えください。
屋根のコーキングは危険ですので、絶対におやめください。
・屋根から落下すると、命にかかわる大事故になります。
・道具が多いとそれらがずり落ちることがあり、それを拾おうとして、作業者が落下することもあります。
・屋根材は入った水を出すという考え方のため、変なところにコーキングすると、かえって、雨漏りがひどくなります。
屋根からの雨漏り修理はプロにお任せください!
コーキング剤で雨漏りの応急処置をする4つの手順
この章では、コーキング剤で雨漏りの応急処置をする4つの手順について解説していきます。
応急処置の手順は、以下の通りです。
1、古いコーキング剤の撤去
2、対象の保護
3、コーキング剤を流し込む
4、仕上げ
古くボロボロになったコーキング剤を撤去して、コーキング剤を流し込む場所以外をマスキングテープで保護します。
その後、コーキング剤を流し込みヘラで整えたら、コーキング剤が乾く前にマスキングテープをはがして完了です。
次の章から、応急処置の手順を詳しく解説していきます。
応急処置の手順①古いコーキング剤の撤去
古いコーキング剤をきれいに撤去します。
カッターナイフなどで、古いコーキング剤を削りとるようにします。
コーキング剤と材料をしっかりと密着させることが雨漏りを止めることにつながります。
直らない雨漏り物件に行くと、何色ものコーキング剤が施工されていて、古いコーキング剤を撤去されていません。
下地の処理(古いコーキング剤の撤去とプライマー塗布)が、応急処置の成功のカギと言っても過言ではありません。
また、コーキング剤の専門家の中には、材料の方をひと皮削るという手間をかけるプロもいます。
ホームセンターには、カッターの代わりに、古いコーキング剤を削る治具も販売されています。
応急処置の手順②対象の保護
コーキング剤がはみ出ると、外壁材やサッシを汚してしまいます。
材料を保護するために、マスキングテープをきれいに貼ってください。
マスキングテープを長く貼りすぎると、はがすときに失敗することがあります。
2ⅿ置きに、切っておくとマスキングテープをはがすときに汚すリスクが減ります。
応急処置の手順③コーキング剤を流し込む
プライマーを材料の表面に塗ってください。
乾いたら、コーキング剤を流し込みます。
なるべく、均一に流し込むことで、仕上げのヘラがやりやすくなります。
応急処置の手順④仕上げ
コーキング剤の表面がきれいに仕上がるように、ヘラでならしてください。
小さなヘラで何回もこするよりも、幅のあったヘラで1回でなぞる方が、仕上げはきれいになります。
余分なコーキング剤はマスキングテープとヘラにつくので、それを捨ててください。
マスキングテープをはがすときに、手を汚さないように注意してください。
マスキングテープは棒などで巻き取るときれいにはがすことができます。
コーキング剤で雨漏りの応急処置が難しいならプロへ相談
コーキング剤での雨漏りの応急処置は意外とむずかしいと感じた方もいらっしゃるのではありませんか?
きれいに塗るのは、熟練が必要ですし、コーキング剤を塗っても雨漏りが止まらないことも多いです。
そんなことなら、いっそのこと、はじめからプロに相談することもありだと思います。
雨漏り場所を特定することも必要ですし、やっぱり、はじめからプロに相談することをおススメします!
「どの修理業者に頼めばいいかわからない!」という方は、下記の記事を合わせてご覧ください。
コーキング剤を使って雨漏りを応急処置する神清の事例を紹介
RC造(鉄筋コンクリート建物)の窓・サッシまわりの雨漏りはコーキング剤を使って修理します。
木造住宅で、大掛かりな雨漏り修理を希望されない場合、コーキング剤の応急処置を行うことがあります。
コーキング剤の応急処置を行っても雨漏りが止まらないときは、外壁をはずしての補修を行う必要があります。
屋根でのコーキング剤の応急処置を行うこともありますが、雨漏りが完全に止まることは少ないです。
屋根の場合は、屋根材をめくって補修することが雨漏り修理の基本です。
雨漏りをコーキング剤で応急処置をする方法 まとめ
コーキング剤で雨漏りの応急処置をする4つの手順を紹介しました。
応急処置の手順は、以下の通りです。
1、古いコーキング剤の撤去
2、対象の保護
3、コーキング剤を流し込む
4、仕上げ
劣化したコーキング剤を撤去して、コーキング剤を流し込む場所以外をマスキングテープで保護します。
その後、プライマーを塗布して、コーキング剤を流し込みヘラで整えたら、コーキング剤が乾く前にマスキングテープをはがして完了です。
DIYで、コーキング剤の応急処置を行うことに不安を感じる方は、プロに依頼してください。
神清では、雨漏りの原因追及から応急処置、雨漏り修理まで、しっかりと行います。
まずは、お気軽にご相談してください。
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