いよいよ試験体の瓦を施工します・・・
鉄骨の架台の骨を桟木として今回試験する
三州瓦・J形桟瓦の割り付けをします。
架台自体が高い位置になるので、鉄骨の上に
登って行うので、結構大変です。
足場がわるいので、姿勢も悪くなり結構疲れます。
なんだかんだと議論して位置を決めて桟瓦を
伏せていきます。もちろん、ビスや釘で留付けるわけでは
なくハリガネで桟木に結び付けます。
耐風試験でなく、漏水試験ですので、隙間から
どれくらいの雨量(水)が侵入るか?が焦点です。
結構大変です・・・試験機を作る人は
使い勝手を考えてないなー
一列の桟瓦を取り付けるのにもかなりの時間が
かかりました・・・。あとでの試験で分かったのですが、
漏水(進入)する水を測るのですが本来架台本体から
水が入ってはダメなのに入ってたり、入った水を排水(測量)する
のに、ちゃんと排水できない。排水口が一番底辺にないので、
隙間から手ですくわないとダメ・・・。
この実験装置を設計し作った方は使い方の事を
全く考えてなかったのか?ハッキリ言って30点くらい
ですね。なんだかなー・・・(+o+)
散水送風を行いましたよ・・・
第一回目の試験として試験を行いました。
瓦の隙間からは水がどうしても進入するので、
風を当てると裏面に水滴が付きます。
この試験は結果的に瓦の下の野地板の上に
防水シートを必要とするか?との試験ですので、
瓦は確実に防水シート(ルーフィング)を施工する
必要があるとの水密区分になります。
現状のままで同じですね。
これからいろんなメーカーが試験しながら
切磋琢磨していくことになります。
神清からのお願い
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