裏鬼(うらおに)って、何?
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(カミセイ)のDr.神谷です。
「裏鬼って、何のことですか?」とご質問をいただきました。
商品としては、これのことです。
瓦屋根に使用する特殊な瓦のことです。
どこに使うかといいますと、屋根の棟違い部(むねちがいぶ)や隅棟部(すみむねぶ)で使用します。
実際に、使用例はこちらです。
瓦屋根の棟部分に使用されていて、矢印の部分に、裏鬼が付いています。
棟部分の断面を蓋(ふた)するものです。
裏鬼はこのような瓦の商品以外にも、しっくいなど塗ることで代用する場合も多いです。
矢印の白色の部分がしっくいで造られた裏鬼です。
しっくいで造られた裏鬼は強風で破損することがあります。
上の写真は棟違い部分ですが、しっくいの裏鬼が強風で破損しています。
裏鬼がなくなると棟の断面部分の葺き土が暴露してしまいます。
このまま、放置されると葺き土が雨水で浸食されていきます。
その浸食を防ぐために裏鬼で蓋(ふた)をします。
瓦の裏鬼を使用すれば、銅線で緊結しているので、強風でも耐えることができます。
棟違い部分以外では、隅棟部分にも裏鬼は使用されます。
下から見える軒先部分では、鬼瓦が使用されます、
反対側は見えない部分なので、高価な鬼瓦は使用せず、裏鬼を使用しています。
専門用語もあり、わからない所もあったかと思います。
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