スレート屋根は落下事故が多いので、安全対策は必須です!
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(カミセイ)のDr.神谷です。
建設業の落下・転落事故で約10%はスレート屋根からの落下なんです。
どんな屋根かというとこんな屋根です。
古い工場などでよく見かける屋根のことです。
でも、工場のような急な角度でもなく、大きな屋根でなぜ落下するのでしょうか?
実は、屋根から滑り落ちるわけではなくて、スレートを踏み抜きしてしまうのです。
ズドーン!と落とし穴のように落下し、その下に何もないことが多いので、落下高さが高くなり、大事故になるようです。
なので、スレート屋根には、一般の方は絶対、載らないようにしてください!
スレート屋根を改修するには?
それでは、スレート屋根を改修するにはどうすればいいのか?
しっかり、安全対策を講じて、作業を行ってください。
スレート屋根に太陽光パネル設置工事をする場合の安全対策をご紹介します!
太陽光パネル設置工事を行う部分に落下防止ネットを拡げます。
この写真で、青色の点線部分はスレートの下に鉄骨の母屋があり、踏み抜けることがないので、歩行できる場所です。(〇)
その間のスレート部分は歩くと踏み抜ける危険性があります。(×)
スレート屋根は経年でひび割れが発生していることが多くあります。
その部分が落とし穴となってしまうのです。
この落下防止ネットを拡げている間が何かあると一番危険となりますので、必ず命綱を使用します。
落下防止ネットはスレート屋根の上部に出ているフックボルトに引っかかります。
仮に、ネット部分で踏み抜けをしたとしても、ネットがフックボルトでとまるため、人は落下せずに、ネットに掛かった状態で止まります。
落下による死亡事故を防ぐことができるのです。
もちろん、踏み抜くとお施主さまの大切な屋根を壊してしまうことになりますので、母屋上だけに載って、作業を行います。
太陽光パネル設置架台を安全に設置完了です!
架台の上に大きな太陽光パネルを設置します。
パネルが大きいため、無意識に母屋以外を踏んでしまう可能性があり、危険な作業となります。
踏み板も使用しながら、慎重に工事を行い、太陽光付き屋根が完成となります。
まとめ:スレート屋根の改修は安全第一で行います!
スレート屋根は踏み割れの問題があり、一般の方は絶対登らないようにしてください。(落下事故につながり、命が危険です。)
自分の工場などで、死亡事故などが発生するとホントに大問題になってしまいます。
スレート屋根の改修は安全対策をしっかり行っている専門業者にご依頼くださいね。
専門用語もあり、わかりにくい所もあったかと思います。
お気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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