瓦屋根の補修は瓦屋根ガイドライン工法でお願いします!

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瓦屋根ガイドライン工法とは?

平成13年以降、瓦屋根の標準耐震工法としてガイドライン工法が普及しています。

展示会でわかりやすいポップがありましたので、ご紹介いたします。
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瓦が落ちない工夫

ガイドライン工法は瓦を全数緊結しています。
屋根面に釘・ビス等で留め付けてあるため、地震や台風でも屋根から脱落せず安全安心です。
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互換性が高い!

左側の旧工法の瓦(20~30年前)と右側の防災瓦(現在のもの)を同じ屋根面で施工できる互換性があります。

JIS規格のJ形瓦であれば、互換性があります。

この利点は、屋根の部分補修が可能となり、メンテナンスが容易になります。

この部分補修という考えは他の屋根材にはありません。

歴史があり、長寿命な瓦だから必要となる考え方です。

旧工法の棟

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旧工法の棟は葺き土でのし瓦を積み上げて固定しているだけの状態です。
棟芯がなく、のし瓦同士や冠瓦を銅線等建物躯体に留め付けていないため、大震災でこの旧工法の棟部が多く倒壊、脱落しました。
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このように、旧工法は土で固めているだけです。

 

ガイドライン工法の棟

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棟部もガイドライン工法が現在では標準工法です。
棟芯を入れて、のし瓦同士と冠瓦を銅線等で緊結して建物躯体と連結しています。
東日本大震災でも被害はなく、研究機関による耐震実動実験でも耐震性が高いことが確認されています。
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このように補強金物は建物躯体・棟木と固定されています。

のし瓦、冠瓦、補強木材、補強金物と土が一体化されて建物躯体に留め付けられているため、耐震性が高い状態です。

まとめ:旧工法の棟はガイドライン工法にアップグレードしてください!

まだ、多くの既築の瓦屋根の棟部が旧工法の仕様となっています。

住宅のメンテナンス・点検時において、旧工法だと確認された場合には、是非、ガイドライン工法にアップグレードされることをお奨めいたします。
また、簡易の外付け補強金物工法もありますので、予算が無い場合はご検討ください。
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