天井からの雨漏りを放置するとどうなるの?
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
三州瓦老舗・創業150年・神清(カミセイ)のDr.神谷です。
雨が多い季節がやってくると突然起こる「雨漏り」。
「ふつうに生活できてるし、まぁ、、、いっか。」
と思っているあなた。
その雨漏り、放置しておくと後々大変なことになるかもしれませんよ!
雨漏りを放置した末路は、大規模な補修工事になってしまうことに。
天井の雨のシミは「屋根」そのものが劣化しているサイン。
そのまま放置していると屋根が手のつけられない状態になってしまいます。
今回は、そんな放置された現場を紹介します。
雨漏りはプロに任せたほうがいい。
お施主さまが自分で補修したけど、直らなくて、手に負えなってしまった・・・の例いくつか紹介してみます。
ケース1)波板を天井上に並べている・・・
天井が雨漏りしているので自分で波板を引いて、ごまかしていた現場。
波板の上の野地板はすでにボロボロとなっています。
原因の屋根を直した方がよっぽど簡単ですよ!
ここまでひどくなった場合の工事費用と早めに相談したときの差額は?
ここまで雨漏りを放置しておくと残念ながら屋根全面の葺き替えとなります。古い瓦を廃棄して、屋根の木部(母屋・垂木・野地板)を新たに組み直し、屋根材を施工しなければなりません。さらに、天井などの内装部材も補修が必要となります。
およそ350万円程度かかるとすると、補修するよりは建物を解体して、新築を建てた方がいいとなってしまいます。
解体するだけでも、150万円程度は必要です。
一方、早めに相談して、雨漏りしている屋根を部分的に補修した場合は、30万円程度住み続けることができますので、なんとももったいない話です。
シンプルに補修費用を比較すると320万円もの差額となります。
ケース2)波板を天井下に並べている・・・
こちらはケースその1よりも、もっとダメな応急処置。
天井の下に波板、室内にぽたぽた水滴が落ちないようにその場しのぎです。
これでは、屋根や天井はどんどん劣化してしまいます。
雨漏りの水滴は落ちる場所が変わっただけ。
ここまでひどくなった場合の工事費用と早めに相談したときの差額は?
この状態ですと室内の柱や壁が腐朽劣化しますので、完全に解体しての建て替えとなってしまいます。
雨漏りは建物への浸入口(屋根・壁など)を補修しなければなりません。
また、雨漏りを完全に直す前に、室内の内装材を補修してしまいますと雨漏りするたびに、余分な内装費用がかかってしまいます。
外側から順番に補修していきましょう!
ケース3)ブルーシートを張っている・・・
ブルーシートで雨を防ぐ応急処置。
長くは持ちませんし、風雨時では、効果は限定的です。
ブルーシートを張る労力をかけるよりは、専門家に補修を依頼した方が現実的ですよ!
ここまでひどくなった場合の工事費用と早めに相談したときの差額は?
確かにブルーシートをご自分で施工すれば、材料代1000円程度です。
ブルーシートを買いに行っても、半日もあれば十分です。
しかし、まず、屋根の作業は落下の恐れがあり、ご自分で作業することは全くお勧めできません。
さらに、専門家が雨漏りの原因を調べようとすると邪魔となり、詳しい調査もできません。
応急処置も含めて、専門家に依頼することをお勧めします。
費用面からみると専門家に応急処置だけ頼むと3万円程度はかかるかも?です。
しかし、修理をするなら、その間の養生に費用は発生しません。
応急処置のままで長く過ごすことはできませんので、はじめから修理した方が結果、割安だと言えます。
まとめ:天井からの雨漏りを放置はダメ!早めの工事が補修費用も安く済みます!
天井からの雨漏りは放置してはダメ。
時間が経ったら、偶然?自然に?奇跡的に?雨漏りが直ることはありません!
雨漏りはほおっておくと屋根はどんどん劣化してしまいます。
早期に雨漏り補修をすれば、被害も少なくトータルで安価だとお考えください!
お施主さまが直そうとしても、なかなか直らないので、専門家に補修を依頼しましょう!
愛知でお困りの方はお気軽にご相談・ご依頼ください。
神清からのお願い
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