工事の概要
屋根材:日本瓦
谷板金:銅製谷板金⇒ガルバリウム鋼板製谷板金
壁板金:カラー鉄板の壁板金⇒ガルバリウム鋼板製壁板金
価格:約20万円(足場抜き)
工期:4日間
築年数:35年 谷の長さ12m
日本瓦屋根の雨漏りは部分補修が可能
築35年経過した日本瓦屋根の雨漏り補修を行った現場です。
お施主様からは「後何年住むか、わからないから雨漏りだけ直してほしい」とのことでした。
日本瓦屋根にはシーリングを塗りまくるラバーロック工法やしっくいのメンテナンスは行われていたのですが、谷板金は古いままでした。
古い和風住宅は増築が多くなされていて、その継ぎ目は雨が溜まりやすい谷となる場合が多く板金処理されています。
谷板金は経年劣化で、板金に孔が開きます。
水が溜まりやすい谷部に孔が開くと大量な雨漏りが発生します!
屋根全体が劣化していましたが、お施主様の要望に応えるべく、雨漏りを止める最低限の補修を行いました。
しっかり雨漏りの原因をつかめば、瓦屋根は部分補修が可能です!
工事の手順
工事前の状態
工事前の瓦屋根、谷板金、壁板金の状態です。
銅板金は経年でこのように孔が開くことがあります。
1.瓦屋根を部分的にめくる
軒瓦をめくり、その下の葺き土をめくります。
2.下地を補強する
葺き土をきれいに取り除き、野地板と谷板金の状態を確認します。
3.谷板金、壁板金を施工する
ガルバリウム鋼板を施工して、雨漏り補修の完成です。
後は、葺き土の代わりに防水性の高い南蛮漆喰を使用して、既存の瓦を葺き直しします!
工事後の状態
既存の瓦を戻して、屋根の完成です。
部分補修後の谷部を見ると安心感がありますね!
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。