みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(かみせい)のDr.神谷です。
今年を振り返えろうと、台風被害の写真を見直してみました。
想像以上に、金属屋根・板金が飛んでいますね。
代表的な写真をピックアップしてご紹介します!
衝撃!屋根が消えた!
何と言っても金属屋根全体が飛んでいるのを見たのは、衝撃でした!
「軽い屋根にしたい」とのことで、瓦屋根から金属屋根に葺き替えしたところ、1か月も経たないうちに屋根ごと飛んでしまった物件です。
右側のガルバリウム鋼板立平葺きと同じ屋根だったのですが、跡形もなく消えてしまいました。
もう1軒。
こちらも片流れのガルバリウム鋼板・立平葺きだったのですが屋根ごとありません。
屋根ごと飛んだその家の持ち主は完全なる被害者です。
しかし、その飛んだ屋根によって、周辺のご近所さまは多大なもらい事故を受けてしまいます。
そのご近所さまからすると屋根が飛んだ家の持ち主は加害者になってしまうのです。
屋根・家の選定一つで、住むことができなくなるほど、近所トラブルに発展してしまうリスクがあることもわかりました。
金属屋根全面が飛散する!
金属屋根全面が飛散している物件もありました。
ジンカリウム鋼板屋根材の飛散した残骸です。
1枚は軽いのですが、全体では1トン近い残骸です。それが飛んだところを想像すると恐ろしいですね。
こちらも全面がはがれ、赤丸の部分は隣へ引っかかっていました。
金属屋根の軽さはメリットでもありますが、これからの異常気象時代を考えるとデメリットとも言えますね!
部分的に金属屋根が壊れる!
部分的に金属屋根がめくれる被害も多くありました。
金属屋根の横葺きがベロベロになっています。
鳩小屋の金属屋根が飛んでしまっていました。
部分的に屋根がめくれ上がっていました。
自転車小屋のガルバリウム鋼板屋根も破壊されていました。
留め付け部の強度不足ですね。
棟板金も飛散する!
ガルバリウム鋼板の棟板金もたくさん飛散していました。
あまりに飛び過ぎたので、屋根材メーカーの部品が欠品するほどでした。
棟板金などは施工時の強度はしっかりありますが、経年での強度不足がはっきりしました。
耐久性のある仕様で復旧してもらいましょう!
まとめ:台風で金属屋根が多く飛散しました!「軽さ」はデメリットにもなります。
異常気象による巨大台風で、今まで体験したことのない被害を目の当たりにしました。
「屋根は軽い方がいい」は何十年に1回の地震対策には有効ですが、近年の温暖化による毎年来る巨大台風にはデメリットかも?です。
金属屋根の飛散によるご近所トラブルは運が悪いでは、片付けられない大問題と言えるので、新築時から配慮したいですね。
流行りのガルバリウム鋼板はご一考くださいね。
神清からのお願い
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