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野地板(のじいた)ってなに?
野地板とは、屋根構造の主要な部材(屋根材、ルーフィング、野地板、垂木(たるき))の中の1つです。
垂木の上に貼る板状の材料で、木材が一般的です。
下の図で、屋根構造の一例を示します。
野地板には、以下の種類があります。
製材・・厚さ9㎜以上の製材(針葉樹(杉、松)の下地用製材)
面材・・構造用合板、構造用パネル、パーティクルボード、硬質木片セメント板、硬質木毛セメント板、MDF(ミディアムデンシティファイバーボード)
軽量モルタルによる下地・・軽量骨材としてパーライトを用いたパーライトモルタルが一般的(厚み40㎜前後)
実際の建物では、こんな感じです。
上の写真は、屋根を上側から見たものです。
野地板には、構造用合板が使用されています。
上の写真は、野地板に製材(杉)9㎜が使用されています。
野地板の種類・厚さは、屋根葺き材の種類において、指定されている場合が多いです。
屋根材の緊結材に掛かる応力に応じて、野地板の厚さを考慮する必要があります。
また、屋根の中で、雨漏りや結露で劣化しやすいのが、野地板と言えます。
リフォームなどでは、必ず劣化の有無を確認してください。
図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。
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