バルコニーってなに?
バルコニーとは、建物の外壁から張り出した手すりの設られたスペースのことです。
屋根の役割や物干し場所、収納場所、娯楽空間などとして使用されます。
ルーフバルコニー
居室等の上部にバルコニー床を設置する形状です。
バルコニー床が下階の屋根を兼ねたものです。
バルコニーの下が居室なため、雨漏りに注意が必要です。
もっとも劣化事例の多い部位となっています。
バルコニー床には防水が施されています。
また、屋根扱いなため、不燃材もしくは、飛び火試験で燃え移らない構造にもなっています。
跳ね出しバルコニー
バルコニー床が建物から跳ね出している形状です。
バルコニーの床には防水が施されています。
室内への雨漏りリスクは低い仕様となります。
しかし、バルコニーの床の下には構造材・軒天材などの雨水が浸入すると劣化する材料が使用されています。
しかし、室外扱いとなるため、この部分に雨漏りが発生しても瑕疵担保保険の対象外となっています。
複合タイプのバルコニー
バルコニー床の一部が建物の屋根を兼ねたり、建物から跳ね出す形状です。
後付けタイプのバルコニー
バルコニーの床、手すりを構成する部品を建物本体に支持金物やボルト等で緊結するバルコニーです。
バルコニー床の形状は選定された部品によるため、制限があります。
雨に濡れる前提となっているので、アルミ製・鉄製・木製等がありますが、腐朽や腐食により強度低下も発生するので、注意が必要です。
耐荷重や耐風圧等の強度も必要となります。
図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。
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