静岡シリーズ 最後は法多山尊永寺です!
休日で、静岡県に遊びに行ったシリーズの最後は法多山尊永寺です。
静岡県袋井市にある高野山真言宗別格本山の寺院です。
歴史はかなり古く725年聖武天皇の命により建立されたそうです。
現在は、厄除け観音として、多くの人が訪れています。
建物としては、仁王門が重要文化財に指定されています。
室町時代に、建てられた2階建ての門です。
屋根は入母屋造りで、杮(こけら)葺きとなっています。
法多山に入る山門として、堂々とした雰囲気があります。
さらに入っていくと、
建てられたのは、1712年と300年を超える門です。
屋根は、檜皮葺(ひわだぶき)でできている「黒門」です。
石畳の上に黒門、その中に石畳と日本庭園が垣間見える素敵な風景でした。
300年を超える建物ですと、屋根は杮葺きや檜皮葺きが多いとも言えます。
定期的に、維持管理するから、100年を超える建物が引き継がれています。
それは、材料だけではなく、人の技術も引き継がれてのものだと思います。
日本の観光資源は、歴史的建物が多く、今後も材料・人の技術もしっかりと守られていかなければなりません。
例えば、社寺仏閣の屋根に使用されている鬼瓦を手造りできる鬼師さんは全国で、40名程度しかいません。(さらに、かなり高齢となっています。)
最低限の需要を維持しなければ、技術は絶滅してしまいます。
話はそれてしまいましたが、
法多山では、風鈴まつりが8月末まで行われています。
願掛け風鈴がたくさん並んでいます。
酷暑には、風鈴のビジュアルと音は、涼しさを感じさせてもらえます。
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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