【転倒防止】浴室の床タイル・大理石用、「見えない滑り止め材」をご紹介します!

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    創業150年老舗三州瓦の製造元が、瓦くずを再利用した「滑り止め材」をご紹介します!

     

本記事はこんな人にお勧めします。

建物の中に、浴室施設をお持ちの方。

・ゴルフ場・旅館の支配人
・浴場・銭湯の管理者
・介護施設の責任者

 

この記事で伝えたいこと

滑りやすい浴室の床材(タイル・大理石)を滑りにくくする「見えない滑り止め材」をご紹介します!

大浴場などの濡れた床で、滑りそうになったことが、みなさん誰にでもあると思います。

今の時代、施設運営者は、お客様が滑って転んで「けが」をされたら、一大事となってしまいます。

お客様と話し合いが折り合わず、裁判にまでなるケースもいくつか起きています。

この記事では、お客様・企業様双方のリスクを簡単に減らすことができる、「見えない滑り止め材」による改修工事をご紹介します!

 

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【転倒防止】浴室の床タイル・大理石用、「見えない滑り止め材」をご紹介します!

先日、ある商業施設の店長さまから、

「雨の日に、玄関の床タイルでお客様が転んで、骨折してしまった。」とお話を聞きました。

お客様との話し合いの中で、なかなか折り合わなくて、困っていらっしゃいました。

さらに、滑り止め対策として、床タイルを交換するという大掛かりな改修案も検討されていました。

 

同じように、浴室設備をお持ちの企業様にも、お悩みがあると思います。

施設の浴室の床でお客様が転倒するのが心配!

転倒してケガされた場合、賠償責任が発生するって、ホント?

お客様が高齢化してきているので、何か対策したい。

こんなお悩みをしっかりと解決できる方法をご紹介します!

高齢化で転倒が増加。交通事故より多い死者数。

高齢化社会が進む中で、高齢者ドライバーによる交通事故が大きな話題となっています。

しかし、転倒・転落事故による死亡者数は、交通事故の約3倍にもなり、増加の一途をたどっています。

上グラフ:厚生労働省及び警察庁発表の人口動態統計及び交通事故発生状況の推移
平成26年~29年報告人口動態統計月報年計(概数)の概況 資料より抽出

なんと、転倒事故の90%が65歳以上となっています。

高齢化社会を迎えている中で、転倒事故防止対策の実施が社会全体の急務と言えます。

 

転倒してケガ。お店側が賠償責任を支払うという判例。

「バリアフリー新法」施行により、ビルオーナーや施工管理責任者の責任追及が強化されました。

上記は、床滑り転倒事故で、お店側に賠償命令が出たという、ネットニュースの抜粋です。

中には、床すべり転倒事故により、オーナーに数千万円の賠償命令が出た事例もあります。

雨で床が濡れていたでは、済まされない流れです。

転倒事故は、全体の7割以上が自宅以外で発生しています。

銀行、ゴルフ場、旅館、マンション・アパート、病院、介護施設、スポーツクラブ、スーパー銭湯、飲食店、遊戯施設などで、発生しています。

注意喚起は必要ですが、安心の対策とは言えないです。

企業のリスク管理として、転倒事故防止対策の導入をご検討ください。

 

安全・安心・安価な滑り止め材「クリアグリップ」とは?

抜群のグリップ力。濡れてもOK!

滑り止めの能力を評価する数値があります。CSR(滑り抵抗係数)と呼ばれるものです。(数値が高い方が、滑り止めの能力が高い)

国は、「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」として、CSR(滑り抵抗係数)を0.4以上とするように定めています。

上の表は、「クリアグリップ」のCSR値です。

基準の0.4以上に対して、乾燥状態・湿潤状態では0.93・0.89と倍以上で、より滑りにくいことを示しています。

さらに、最も悪い湿潤状態の「水+ダスト」の試験条件でも、CSR値が0.51と基準0.4を超えています。

「クリアグリップ」は、浴室や雨の日などの濡れた床でも、高い滑り止めの能力を示す安全・安心な滑り止め材と言えます。

テープ類に比べて、摩耗しにくく耐久性が高い。

防滑効果を高める主な骨材は、陶器質・瓦・火山灰などです。

他の素材とは違い、土にかえる自然素材ですから、土壌への安全性が違います。

これにシリコン系樹脂を塗布して、床材へ密着させています。

市販売されているテープ類の滑り止め材と違い、「クリアグリップ」は床材への密着力が高くなっています。

骨材を含めた滑り止め材として、摩耗しにくく、耐久性の高い仕様となっています。

意匠性がかわらない。

「クリアグリップ」は、タイルや御影石・大理石などの美しい風合いをそのままとして、施工できます。

適用床材料としては、各種陶器タイル、石材(御影石・大理石)、金属、Pタイル、長尺シートなど多岐にわたります。

施工場所もロビー、御影石の床、店舗内の床、トイレの床、店舗前の歩道、介護施設内の浴室、エントランスホール、プール、一般住宅など、美観を損なうことなく、幅広い用途にご利用いただけます。

工事期間が短い。

工事期間が短く、お店の営業への妨げ・負担を少なくすることができます。

施工は簡単、3ステップです。

①床面の洗浄 ②1層目のクリアブリップ塗布 ③2層目のクリアグリップ塗布(仕上げ)

意外と簡単に滑り止め加工が終了となります。

床材変更に比べて、大幅なコスト削減。

クリアグリップの施工費は、約7,000~円/㎡となっています。大幅なコスト削減につながります。

床材のタイルの張り替え費用に比べて、半分以下となります。

現状のタイルを、滑り止め仕様の新しいタイルに交換するには、単純な施工費として、約15,000~円/㎡となっています。

既存のタイルを取り除くときには、騒音・作業スペース・既存タイルの運搬廃棄の問題もあり、単純な施工費以上に費用がかかります。

 

「クリアグリップ」の施工の流れをご覧ください。

ゴルフ場の浴室の施工例でご紹介します。

工期:1日半

施工面積:男湯60㎡ 女湯30㎡

①床面の洗浄

夕方から浴室の洗浄を開始しました。

機械と手洗いで、床タイルの汚れを掃除しました。

翌朝までに、床タイルを乾燥させます。

②1層目のクリアグリップ塗布

翌朝、乾いた床タイルに1層目のクリアグリップを塗布します。

骨材が均等に配置されるように、慣れた職人が手際よく作業します。

全面塗布したら、乾燥するまで待ちます。

③仕上げのクリアグリップ塗布

1層目が乾燥したら、2層目のクリアグリップを塗布して、仕上げます。

見た目は、塗っている部分と塗っていない部分では、光沢が違うだけのように見えます。

しかし、仕上げが終わって、乾燥するとクリアグリップの「見えない滑り止め材」がの仕組みがわかります。

床タイルの表面に、細かい粒子が見えてきます。

タイルのデザイン性はそのままで、滑り止め効果を発揮する粒子がまんべんなく分散されています。

 

「クリアグリップ」は浴室以外でも使用されています。

クリアグリップは浴室以外でも、意匠性の高い場所に使用されています。

いくつかの施工例を示します。

 

銀行のサロン・・・石材タイルの床面に施工(雨の日でも安心)

 

寺院の階段・・・御影石の床・階段などに施工(雨の日でも安心)

大型施設の床・・・お客様が通行する陶器タイルの通路などに施工(雨の日でも安心)

飲食店の床・・・木目調樹脂製長尺シートの床に施工(油で滑りやすくなった床を改善)

意匠性が高い床材を比較的ローコストで改善でき、お客様の安全を確保することができます。

滑り止め材「クリアグリップ」は、お客様・企業様のリスクを軽減します!

高齢化社会が進む中で、転倒事故防止対策の滑り止め材「クリアグリップ」は、大切なお客様の安全を確保する見えないお役立ち商品です。

また、国の高齢化社会対策が新しく定められる中で、いつまでも既存不適格のままの施設を維持するのではなく、対応していくことも企業様に求められていることだと思います。

転倒事故で大きな問題が発生する前に、「クリアグリップ」を施工することを検討されてはいかがでしょうか?

お客様、企業様とものリスクを軽減することのできる、「クリアグリップ」はおススメの商品です。

ご興味のある方は、お気軽に弊社へお問い合わせください。

また、よりシビアな耐久性と滑り止め性が求められる施工場所によっては、姉妹品の「カパラグリップ」もございます。

併せて、ご検討いただければと思います。

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