目次
屋根修理のよくあるトラブル5選
屋根修理のよくあるトラブル5選をご紹介します。
- 不十分な修理による雨漏りの再発
- 近隣トラブル
- 保証されない修理
- 使えない火災保険
- 高額な契約
次の章からそれぞれ解説していきます。
【屋根修理でよくあるトラブル】①不十分な修理による雨漏りの再発
雨漏り修理は、一度修理した場所から雨漏りが再発することがあります。
修理業者の雨漏り修理に対する説明不足からトラブルに発展する場合がときどきあるようです。
中には瓦屋根からの雨漏りを4社に修理してもらったけど、直らなくて無駄な費用はかかるし、業者不信になるし憂うつな日々を過ごす方もいらっしゃいます。
全く検討外れの部分をシーリングしています。
長年に渡って、雨漏りが止まらないため野地板の裏面に腐朽菌が拡がっていました。
瓦屋根の雨漏りの原因を理解していない業者がいくら勘で補修しても残念ながら雨漏りは止まりません。
雨漏りの再発によるトラブルの解決方法とトラブルをさけるための対策についてご紹介します。
解決方法 → 雨漏り修理のノウハウを持っていない業者が何度トライしても解決しないため、雨漏り専門業者に依頼する。
対策 → はじめから、調査してから修理する雨漏りを専門とする優良業者を選んで依頼する。
雨漏りが直らなくても困っている人はこちらの記事をご覧ください。
ずっと雨漏りが直らない!一体どうすればいい?【屋根プロが教える・雨漏り調査と修理】
【屋根修理でよくあるトラブル】②近隣トラブル
屋根の修理は、大がかりなものになると騒音や車両の出入りなど近隣住民に迷惑をかけるため、配慮に欠ける場合などは近隣トラブルに発展することもあります。
特に、夜勤者の方がお近くにお住まいの場合、騒音で工事が中断することもあります。
近隣トラブルの解決方法とトラブルをさけるための対策についてご紹介します。
解決方法 → 業者だけでなくお客様自身が同行しての謝罪するなどの対応がある。
対策 → 事前に近隣への挨拶や説明・養生・飛散防止対策などがある。
【屋根修理でよくあるトラブル】③保証されない修理
屋根に不具合が発生して、保証されると思っていた修理が保証されない場合があり、トラブルに発展するケースがあります。
「工事保証10年」との契約であったが、途中でリフォーム行い対象外になったり、経年劣化によるものだと言われたりするケースがあることなどがあります。
例えば、後から太陽光パネルを設置した屋根で雨漏りが発生した場合、屋根の保証の対象外になります。
小屋裏が濡れていたら、雨漏りではなく結露が原因と言われ、保証の対象外となることもあります。
また、屋根塗装をした後に雨漏りするようになっても、保証内容は塗料のはがれ・退色など塗装内容だけとなっており、雨漏りは対象外となる場合もあります。
保証期間だけでなく保証内容も重要なので、しっかりと確認されることをオススメします。
屋根修理の保証に関するトラブルの解決方法とトラブルをさけるための対策をご紹介します。
解決方法 → 保証の対象外と言われると、絶対に保証で修理してくれない業者が多く解決することが難しい。
対策 → 契約前に保証内容をしっかり確認しておく。
雨漏りの保証に関して詳しくはこちらの記事をご覧ください。
新築の住宅で雨漏り!保証で修理が可能な条件や注意点を徹底解説!
【屋根修理でよくあるトラブル】④使えない火災保険
火災保険が使えると契約前に聞いて契約したけれど、火災保険の対象外、もしくは一部しか使えず修理費用の大部分を自己負担するはめになってしまうというトラブルがよくあります。
火災保険が使える雨漏りは、屋根に被害が発生した場合の雨漏りです。
屋根の経年劣化による雨漏りは火災保険の対象外となりますので、判断は難しいです。
最終的には、保険会社や鑑定人の判断となりますので、業者の根拠のない甘い言葉にだまされないように用心してください。
屋根修理の火災保険に関するトラブルの解決方法とトラブルをさけるための対策をご紹介します。
解決方法 → 既に契約してしまった場合、国民生活センター(消費者ホットライン188)や住宅リフォーム紛争処理支援センター(住まいるダイヤル0570-016-100)などにすぐに相談する。
対策 → 火災保険の支払い金額が確定してから契約を行う。
屋根修理で火災保険が使えるか?知りたい方はこちらの記事に詳しく記載されていますのでご覧ください。
屋根修理で火災保険が使えるの?5つの条件と申請までの流れを解説!
【屋根修理でよくあるトラブル】⑤高額な契約
大幅な割引やキャンペーン・突然の訪問などで不安をあおるなどの手口で、高額な契約をさせられるトラブルがよく起こっています。
屋根修理業者の中には、まれに悪徳業者もいるため、相手の話術にはまって高額な契約を結ばされることがあります。
契約を急ぐ業者は注意が必要です。
屋根修理の高額な契約に関するトラブルの解決方法とトラブルをさけるための対策をご紹介します。
解決方法 → クーリングオフを検討する。「消費者ホットライン188」や「住まいるダイヤル0570-016-100」に相談する。
対策 → すぐに契約をしない。相見積もりを取る。
急に訪問して営業してくる業者には注意しよう
急に訪問して営業してくる業者の大部分は、悪徳業者だとお考えください。
もちろん、中にはまともな業者もいますが見分けることがむずかしいので、すべての訪問業者を相手にしないことが得策です。
悪徳な訪問販売業者の手口は以下のものがあります。
- 突然の訪問で屋根修理が必要だと不安をあおる
- 火災保険で無料修理が可能と言ってくる
- 高額値引きキャンペーンを押してくる
- 住宅会社の定期点検を装って屋根に上がろうとする
- 突然の訪問で無料点検をうたって屋根に上がろうとする
とにかく、屋根に上がろうとするので断りましょう。
余り会話をせず、「コロナ対策でごめんなさい。」とか「あからさまに居留守を使う。」が有効だと思います。
会話をすると相手はだますプロなので隙をつかれてしまいますので、用心しましょう。
屋根修理の詐欺業者の手口について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
屋根修理の詐欺に気をつけて!代表的な5つの手口と対策を徹底解説!
優良な屋根修理業者の特徴とは
優良な屋根修理業者の特徴を5つご紹介します。
- 丁寧な説明
- しっかりとした見積もり書
- 相場ないの修理費用
- 近所への配慮
- 充実したアフターフォロー
優良な屋根修理業者はお客様にわかりやすく説明をしてくれます。
建築用語などは一般の方ではわからないので、写真や現物で丁寧に現状を説明するように心掛けている業者が多いです。
現状の屋根の問題点、将来のリスク、寿命なども説明して、お客様のライフプランにどんな屋根修理が必要なのか教えてくれるので気になることを相談しましょう。
また、手書きの見積書をその場で提出する業者は悪徳業者のパターンですので、用心してください。
優良な屋根修理業者について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
どんな屋根修理業者に頼めば良いの?優良業者の5つの特徴を解説!
トラブルに遭ったときは1人悩まず相談しよう
屋根修理のトラブルに遭ったときは、1人で悩まずに公的機関に相談されることをオススメします。
建築士や弁護士が消費者保護の立場で無料で相談にのってくれるので、安心して連絡してみましょう。
屋根修理トラブルはこちらの2つに相談してください。
国民生活センターの「消費者ホットライン188」or住宅リフォーム紛争処理支援センター「住まいるダイヤル0570-016-100」です。
また、屋根修理に関することであれば、弊社でも悩みや相談を受け付けているので、お気軽にお問い合わせください。
【まとめ】信頼できる専門業者を見つけよう
屋根修理のよくあるトラブル5選をご紹介します。
- 不十分な修理による雨漏りの再発
- 近隣トラブル
- 保証されない修理
- 使えない火災保険
- 高額な契約
弊社でよくご相談を受けるのが、①の雨漏りの再発です。
3、4社へ修理を依頼したけど直らなくて困っているというものです。
そういうむずかしい屋根修理は弊社でも1度で完全に直らない場合もありますが、あきらめずに粘り強く原因を見つけて直します。
信頼できる屋根修理業者を探すことがトラブルを回避する近道と言えます。
優良な屋根修理業者の特徴を5つご紹介します。
- 丁寧な説明
- しっかりとした見積もり書
- 相場ないの修理費用
- 近所への配慮
- 充実したアフターフォロー
屋根の状態から問題点をわかりやすく説明してくれて、かつ、お客様の希望にあう補修プランを立案してくれる業者をさがしましょう。
屋根に関してお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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