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アスファルトシングルの簡易DIY透水試験 なぜか?透水しました!
10年程前に、太陽光発電ブームがありました。
そのときに、太陽光メーカーから、アスファルトシングルは設置不可にしていると聞きました。
その理由は、「透水する」とのことでした。
屋根屋からすると、「アスファルトシングルは防水シートの材料であるアスファルトルーフィングの厚みが厚いものに砂粒がついている」という認識でした。
そのため、「アスファルトシングルが透水する?」という話はどうしても信じられませんでした。
そこで、確認してみようと、簡単にDIY実験を行いました。
この記事は、アスファルトシングルの簡易なDIYの透水試験結果をご紹介します。
アスファルトシングルDIY透水試験とは?
アスファルトシングル材料の上に、筒を立てて、その下側をシールしました。
透水試験として、アスファルトシングルの上に高さ250mmの水筒を立てて、透水を確認しました。(瓦の透水性試験は高さ300mmで行います。)
筒の大きさは、アスファルトシングルの大きさに合わせて、少し大きめの1斗管を立てました。
アスファルトシングルと1斗管の隙間を入念に、シーリング剤でシールしました。
1日後、結果を確認します。
アスファルトシングルのDIY透水結果・・・透水あり。
アスファルトシングルのDIY透水結果は、なんと、「透水あり」でした。
アスファルトシングルをめくってみると、目を疑ったのですが、完全に水がありました。
シングルの材料内を水が透水したとしか、考えられない現象が起きました。
野地板に水たまりができていました。
アスファルトシングルは、太陽光メーカーが言われるように、「透水する」結果になりました。
なぜ?透水するのか?
瓦の透水試験は300mmでも、透水しません。
アスファルトシングルはなぜ?透水したのでしょうか?
DIY透水試験のため、原因までは追究しませんでした。
アスファルトシングルメーカーにお聞きすれば、理由を教えてもらえるかもですが、国産、外国産など、いろいろ種類があるので、そのままとなっています。
アスファルトシングルは雨漏りしにくいイメージだったのですが、予想外の結果でした。
アスファルトシングルのDIY透水試験の結果は、「透水あり」でした。
アスファルトシングルのDIY透水試験の結果は、「透水あり」でした。
信じられないことに、透水しました。
国内太陽光メーカーが雨漏りリスクを考えて、設置NGとしている理由は確認できました。
気になる方は、アスファルトシングルメーカーに確認されるか、ご自分でDIY透水試験を行ってみては、いかがでしょうか?
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