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なぜ雨漏り修理で詐欺にあってしまうの?
↓詐欺についての詳細を動画で知りたい方はこちら
なぜ雨漏り修理で詐欺にあってしまうのでしょうか?
圧倒的に詐欺業者が有利で、お客様が不利な土俵となっているからです。
- 「屋根は自分でみる機会がない場所」
- 「屋根は見えない場所のため不安」
- 「適正価格や屋根の修理についての知識不足」
詐欺業者は屋根に上がった瞬間から、お客様を「カモ」と見ていることでしょう。
お客様の対策としては、「詐欺業者の手口や対策方法を知っておく。」「雨漏り修理の内容や適性価格をしっておく」ことがあります。
雨漏り修理の費用相場について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
台風シーズンに現れる詐欺業者としては、災害時にブルーシートを貼るだけで高額な請求をしてくる詐欺業者がいます。
千葉県の台風では、暗躍した詐欺業者に対する自治体からの注意喚起が行われていました。詳しくは、こちらの記事を参照してください。
「ブルーシート貼るだけで18万」台風被災地で高額請求する業者の情報相次ぐ。警察も情報収集を進める
雨漏り修理の詐欺業者の3つの手口
この章では、雨漏り修理の詐欺業者の代表的な3つの手口について紹介していきます。
・突然の訪問で雨漏り修理の必要があると不安をあおる
とくに、瓦屋根のお宅が狙われているようです。(瓦屋根が迷いなく、ピンポンするようなマニュアルになっているそうです。)
「屋根のしっくいがはがれている」と言って、しっくいがはがれると雨漏りするという動画まで準備して、不安をあおってきます。
不要不急の工事を詳細な説明がないまま、値引きで契約を迫ってくることもあるでしょう。
また、屋根の無料点検と言って、屋根に上がって裏側で瓦をずらすなどして、高額な工事契約を結ぶ「点検商法」も横行しています。
・火災保険を利用すれば無料で修理ができると言ってくる
雨漏りは火災保険で0円で直せますと言って、工事を行ってしまい、保険金が出なくてもお金を請求するという手口です。
・高額な値引きのキャンペーン中だと言ってくる
高額な値引きキャンペーン中と言って、検討する暇を与えずに契約まで一気に結んでしまう手口です。
悪徳業者について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【屋根屋が解説】雨漏り修理の悪徳業者を見抜く5つコツを徹底解説!
雨漏り修理で詐欺にあわないための4つの対策方法
この章では、雨漏り修理で詐欺にあわないための4つの対策方法について解説していきます。
・訪問リフォーム業者を相手にしない
訪問リフォーム業者には、屋根に上らせないことが絶対です。
きぜんとした態度で、きっぱりと帰ってもらいましょう!
コロナ禍では訪問してくる自体で、まともな業者ではないと思ってください。
・すぐに契約しない
詐欺業者は、とにかく契約を急ぎます。
その日に決着をつけるためには、値引きでもサービスでもあの手この手を使ってきます。
なぜかと言うと、家族に相談されたり、相見積されたり、別の業者にも点検依頼されたりすると詐欺がばれてしまうからです。
すぐに契約しないことが有効な対策となります。
・契約前にしっかり説明を受ける
契約前に疑問点を無くしておきましょう。
点検時の写真の内容でわからないことは説明してもらってください。
工事内容は書面でもらい、説明してもらいましょう。
アフターサービスの確認も行ってください。
説明の細かい内容がわからなくても、業者の説明する姿勢から、怪しいかどうか、判断しましょう。
・工事が終わってから代金を支払う
工事代金を前金で全額支払うことは通常ではありません。
前金で全額と言われた時点で、別の業者にも聞いてみましょう。
工事代金を支払うタイミングを契約前に確認しておきましょう。
もし雨漏り修理で詐欺にあったときは?
では雨漏り修理で詐欺にあった場合はどうすれば良いのでしょうか?この章では、詐欺にあったときにするべき2つのことを解説します。
・クーリングオフを検討する
クーリングオフは訪問販売業者との契約を、契約後、8日間以内であれば、無条件で一方的に解約できるという救済方法です。
クーリングオフするためのはがきの書き方・送り方はこちらの記事をご覧ください。
訪問販売業者と契約して不安を感じている方は、クーリングオフしましょう!
・専門窓口に相談する
訪問販売業者によるトラブルは、消費者相談センター・(独)国民生活センターに相談してください。
消費者ホットライン(全国統一番号:188)へお掛けください。
住宅に関しては、(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターが専門的な相談機関としてあります。
住まいるダイヤル(0570-016-100)へお掛けください。
では優良な雨漏りの修理の業者の特徴は?
雨漏り修理の詐欺業者の手口や対策を知っておくことも大切ですが、優良な業者の特徴を知っておくことも、重要です。
なぜなら詐欺業者には、優良な業者の特徴がないからです。
優良な業者の特徴を知っておくことが、詐欺業者のカモにされてしまうことを防いでくれますよ。
この章では、優良な雨漏りの業者の3つの特徴を紹介させていただきます。
・会社の歴史や施工実績がある
・説明が丁寧
・アフターフォロー制度が充実
以下で、詳しく説明します。
【優良な雨漏りの修理業者の特徴①】会社の歴史や施工実績がある
優良な雨漏り業者は、会社の歴史や施工実績があります。
詐欺業者は、悪い評判が流れると名前を変えてしまったり、場所を移動したりして、新しい会社に生まれかわります。
おススメは地域密着の雨漏り修理業者です。
理由は、会社の存在や顔が見えているので、何かあったときに相談しやすいからです。
優良な業者は、地域に貢献していたり、そのエリアのメディアに取り上げられていたりするため、お客様がその業者を判断する材料となる情報を集めやすいと言えます。
【優良な雨漏りの修理業者の特徴②】説明が丁寧
優良な業者は、お客様の屋根の状態を写真に取り、それを元に修理方法や工事代金の説明をしてくれます。
詐欺業者は口頭で終わらせてしまいます。
なぜかと言うと、お客様が自分の屋根の状態を明確に把握することや、修理方法などの知識をつけることを、詐欺業者は防ぎたいからです。
優良な業者は、材料費、工事の種類、人件費などの工事の見積代金が一式表示ではなく、単価などが詳細に記載されています。
他の業者と比較されても、必要な費用を適切な工事代金として提示しているからです。
一方、詐欺業者は、「工事代金一式」と詳細な単価が不明となっています。
詳細にチェックされると困るから、記載していません。
相見積もり(複数の業者に見積りを依頼すること)されると高額な工事代金の内訳がバレてしまうからです。
【優良な雨漏りの修理業者の特徴③】アフターフォロー制度が充実
優良な雨漏り修理業者はアフターフォローが充実しています。
手抜き工事やずさんな工事を行う詐欺業者は、アフターフォローを充実させると利益が減ってしまいます。
詐欺業者は営業には力をいれますが、アフターフォローに力はいれません。
アフターフォロー制度があるところは、雨漏りに対して謙虚であり、しっかり雨漏りを止めることを目的としているからです。
詐欺に合わないためには定期的なメンテナンスも大切です
屋根・壁は劣化していくものです。
どんな屋根材・外壁材も、10年程度でメンテナンスが推奨されています。
雨漏りしてから慌てて業者を探すと、詐欺業者と契約する確率も上がってしまいます。
優良な業者に定期メンテナンスしてもらっていると、雨漏りの心配は不要で、相談することができます。
悪質な訪問販売業者がきたときも、信頼できる業者に任せている自信を持って言えば、詐欺業者は帰っていくことでしょう。
【まとめ】手口と対策方法を知れば詐欺業者は怖くない
今回は、雨漏り修理の詐欺業者の3つの手口について紹介してきました。
1.突然の訪問で雨漏り修理の必要があると不安をあおる
2.火災保険を利用すれば無料で修理ができると言ってくる
3.高額な値引きのキャンペーン中だと言ってくる
また雨漏り修理で詐欺にあわないための4つの対策方法についても解説しました。
1.訪問リフォーム業者を相手にしない(屋根に上らせない)
2.すぐに契約しない
3.契約前にしっかり説明を受ける
4.工事が終わってから代金を支払う
近年は、詐欺業者の手口も巧妙になってきています。
安心してメンテナンスや工事を依頼できるように、優良な業者の特徴をしっかり把握しておきましょう。
雨漏りでお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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