目次
雨漏り補修シートが便利な5つの理由
雨漏り補修シートが便利な5つの理由をご紹介します。
- 接着剤が不要
- 特別な工具が不要
- 複雑な形状にフィット
- 使い勝手抜群
- 高い耐久性
次の章からそれぞれについて解説していきますね。
【雨漏り補修シートが便利な理由】①接着剤が不要
施工の際に接着剤を使用する場合、気を使うこと(下地処理、乾燥時間、仕上がり、周辺への付着など)が多いです。
雨漏り補修シートは裏面に粘着層があるため、接着剤が不要なので使用しやすいです。
雨漏り補修シートは、全面接着面となっているので、接着強度は高いです。
通常の防水テープに比べるとかなり高額ですが、その分安心感もあり、雨漏り補修用部材としてはコストパフォーマンスが高いと言えます。
【雨漏り補修シートが便利な理由】②特別な工具が不要
施工の際に特別な工具が必要な部材ですと、工具を準備する必要があったり、工具に使いなれていないとうまくできなかったりと、何かとハードルが高くなってしまいます。
雨漏り補修シートは特別な工具が不要であることも扱いやすいです。
具体的に必要な道具は、ハサミやカッターとなります。
簡単にカットできるため、仕上がりもきれいで作業時間も短くなります。
【雨漏り補修シートが便利な理由】③複雑な形状にフィット
伸縮性が少しあり、柔軟性に優れている雨漏り補修シートは、複雑な形状にもフィットするようになっています。
瓦や波板のような形状やコーナー部分にも、ぴったりフィットするように施工できます。
【雨漏り補修シートが便利な理由】④使い勝手抜群
雨漏り補修シートは、使い勝手抜群で大変オススメです。
- 雨どいの補修
- 壁の取り合い
- 煙突廻り
- 天窓(トップライト)廻り
- FRPの補修
- 板金屋根の穴開き・ジョイント
- 防水シート代わり
- ドレン廻り
上の写真は天窓廻りにエプロンの補修用に貼ったものです。
板金屋根の穴開き補修用として貼ったものです。
【雨漏り補修シートが便利な理由】⑤高い耐久性
耐久性のある雨漏り補修シートは、紫外線にも強く、マイナス40℃から90℃の厳しい温度条件でもひび割れが発生しません。
雪国の積雪時の雨漏り(すがもり)対策にも対応できる耐寒性があります。
高い耐久性にもかかわらず、鉛を使っていないので、環境に優しいことを記載しておきましょう。
20年程度の耐候性試験に合格しています。(紫外線、温度、湿度、酸性雨、凍結融解の複合試験)
雨漏り補修シートの施工方法を解説
雨漏り補修シートの施工方法について解説します。
手順はいたって簡単で、以下の4つです。
- 切る
- 貼る
- 伸ばす
- 押さえる
①切る
ハサミやカッターで必要な長さにカットします。
孔の端部よりも50mm程度大きい長さでカットすることをオススメします。
②貼る
貼る面に付着しているほこりや砂・水分をしっかりと拭き取ります。
離型紙をはがす前に、貼る面に合わせて寸法などを確認しておきましょう。
後からはがすと付着面が汚れてします。
離型紙を端からはがしながら、貼っていきます。
③伸ばす
貼る面の形状にフィットするように、雨漏り補修シートの表面の保護をはがしましょう。
④押さえる
ローラーなどを使ってしっかりと押さえつけて貼る面と密着させます。
※注意点としては、厚み(約2mm)と防水テープに比べで0.5~1mm程度厚いので、水が水平ですと水が溜まることがあります。
雨漏り補修シートは使い方次第で幅広く使えます
雨漏り補修シートは検討次第で使い場所も多岐に広がります。
- 配管・パイプの接合部の修復や防水に使用できる
- 太陽光パネルの裏のビスなどを補強できる
- 換気口などの貫通部の防水用に使用できる
- 屋根の下地の目地防水用に使用できる
- 笠木と防水層のつなぎ目に使用できる
面積あたりでは、高価なものですので、ポイント使いとして検討されることをオススメします。
上の写真は、防水層と笠木の取合部からの雨漏りを補修したものです。
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ファストフラッシュは以下の楽天市場から購入できます。
【ファストフラッシュ 28cm×1m】 約5,000円(楽天市場)
【ファストフラッシュ 56cm×5m】 約38,000円(楽天市場)
ワカフレックスは以下のジャポニカ(株)からお問合せください。
【まとめ】雨漏り補修シートは様々な場面で活躍します
雨漏り補修シートが便利な5つの理由をご紹介します。
- 接着剤が不要
- 特別な工具が不要
- 複雑な形状にフィット
- 使い勝手抜群
- 高い耐久性
DIYの雨漏り補修では、雨漏り補修シートが便利で使いやすいです。
※防水テープよりかなり高いので、応急処理では防水テープをご使用ください。
陸屋根の単純な穴開きなどはいいですが、傾斜屋根では危険な作業となりますのでDIYはあきらめて専門業者に依頼することをオススメします。
また、屋根材の排水口をふさいでしまうとかえって、雨漏りが悪化する恐れがあります。
瓦、スレートなどの屋根材が重なっている部分での使用はせず、専門業者に依頼することをオススメします。
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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