透湿ルーフィングの施工 片流れ屋根の通気屋根にて!
長寿命な住宅の屋根において、お勧めのアイテムがあります!
それは!透湿ルーフィングです!
住宅を守る屋根の劣化を防ぐ、まだ、あまり普及していませんが、今後、確実に採用が増えると思います。
ヨーロッパの屋根では、すでに、標準品となっています!
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(かみせい)のDr.神谷です。
今後、必ず普及する透湿ルーフィングをサキドリでご紹介いたします!
透湿ルーフィングの施工
透湿ルーフィングとは、屋根の野地板の上に使用する防水材のことです。
透湿ルーフィングの上に屋根材が施工されるため、一般の方はほとんど見たことがないと思います。
特長としては、防水材でありながら、湿気は排湿できるという大変優れた性能があります!
衣服などで、内側の汗は蒸発させ、外側からの雨は防ぐものがありますが、それと同じ原理です!
詳しくはこちらをご覧ください。
片流れ屋根/全面太陽光設置(スマピタ仕様)
この物件は屋根形状が片流れ屋根で、全面太陽光設置(スマピタ仕様)にて、指定材料の透湿ルーフィングを施工したものです。
透湿ルーフィングの上には、屋根材となるスマピタ(通気仕様のガルバリウム鋼板製の屋根材)を設置します。
最大の特長は、透湿ルーフィングとスマピタの間で、通気が可能となっていることです!
ウェーブ状の屋根材の山の部分で通気でき、室内側から透湿ルーフィングを通過した湿気をこの通気で棟から外へ排湿できます!
野地板の結露リスクが大幅に軽減するので、長寿命な住宅の屋根には最適です!
屋根の全面にスマピタを施工します。
片流れ屋根の場合は、一般的に、棟からの雨漏り事故が多く発生しています。
透湿ルーフィングを使用すると、棟からの雨漏りリスクも軽減できます!
棟の頂部を屋根から破風・壁へと連続的に透湿ルーフィングで巻くことができます。
この部分が雨漏りの浸入口となりますので、簡単に雨漏りを防ぐことができます!
(アスファルト系ルーフィングではこのように巻くことができません。)
透湿ルーフィングを垂らしておくだけで、後工程の破風施工・壁施工の防水材と連続性が簡単に実現できます!
スマピタの上に太陽光パネルを設置して完成です!
片流れ屋根・太陽光設置屋根とも屋根での結露が心配されているので、透湿・通気が一体化されているスマピタはお勧めの屋根ですよ!
屋根材と太陽光設置架台が兼用となっていますので、価格も安価のシステムです!
まとめ:片流れ屋根に透湿ルーフィングを施工しました!
雨漏り・結露で問題とされている片流れ屋根に透湿ルーフィングを施工しました!
透湿ルーフィングの透湿性と破れ強さは片流れ屋根には、適したルーフィングと言えます!
太陽光設置も屋根面結露が指摘されていますので、スマピタ仕様は長寿命な仕様となっています!
専門用語もあり、わかりにくい所もあったかと思います。
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。(お電話でも大丈夫ですよ!)
神清からのお願い
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