【太陽光照明】電気だけじゃない!屋根から部屋を明るくするための4つの方法を詳しくお教えします!

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「部屋を明るくしたいとお考えの方」、是非、お読みください!

みなさま。こんにちは。

屋根から部屋を明るくし、人の笑顔を作りたい!!!

神清(かみせい)のDr.神谷です。

昼間なのに暗い部屋ってなんかイヤですよね。

「リビングの陽あたりが悪い、しかし昼間から電気をつけるのも・・・」

というご相談をお客様から受けることがあります。

もちろん、電気照明でも明るくなるとは思いますが、

せっかくなら太陽の陽射しを感じられる生活を送りたいという気持ちも分かります。

とくに、

小さなお子さまのいるご家庭

ご高齢の方がいるご家庭

昼間に奥さまが在宅しているご家庭

などでは、

気持ちの面からも健康の面からも、太陽の光を感じることは大切だと思います。

今回はそんな「部屋の採光」の悩みを解消すべく、屋根プロの神清の神谷が、責任をもって対処法をご紹介します!

採光方法はいくつかありますので、それぞれのメリット・デメリットも一緒にお教えしますね。

また検討しやすくするため、それぞれの参考見積り価格も記載させていただきましたので参考にしてみてくださいませー!

※工事費用は現場条件によってかなり違うので、参考価格としてお考えください。(足場が必要な場合は、別途8〜10万円追加になります。)

それではどうぞー!

囲まれていても屋根に日光が当たっていれば明るくできる!

部屋が暗い原因には、次のようなものがあります。

・すぐ隣に建物が建って日影になった

・部屋が北向き

・日が当たる方向に窓がない

・軒、ひさし、ベランダのせい

と主だったところはこんな感じですね。

ただ、私どもがお客様のお宅に伺って感じるのは、上記のような状態でも屋根には陽があたっているケースが、かなり多いということです!

上の写真では、隣地にアパートが建設されて、窓から全く陽ざしが入らないが、屋根には陽があたっていますね。

そういう場合、屋根からの採光リフォームがとても効果的になります

 

屋根からの太陽光照明/採光方法は主に4つ!

上記のような場合は、屋根の採光工事を行うことで部屋を明るくできます。

では、それぞれ紹介していきますね!

 

A.「天窓」を設置する。

 

 

天窓設置の予算

 

リフォーム設置工事価格:40〜50万円

天窓のメリット

◎開放感があって楽しい。

天窓の最大のメリットです。

昼は、青空や雲が流れて行くところが見えます。

夜は、月や星が見えます。

金額では、換算できない価値です。

◎防犯やプライバシー保護に優れている。

壁面の窓と比較しての話しです。

空き巣が侵入したり、覗かれたりという危険性が低くなります。

◎採光性が良い。

建築基準法上では、壁面の窓に比べて、3倍の採光効果があると規定されています。

◎通風性が良い。

壁面の窓だけと比べると、2〜4倍の通風効果があります。

うまく活用すると、ロフト・上階の部屋・勾配天井の風が通り抜け、熱気を逃がすことができます。

 

天窓のデメリット

△雨音がうるさい。

当たり前ですが、窓に雨粒があたります。

音がダイレクトに室内に入ります。

△夏は暑く、冬は寒い。

基本的には、窓なので外気温が伝わりやすく、室内へ暑い・寒いを伝えます。

以前から、天窓を付けている方は、これに悩まされていることも多いです。

最近は、開発も進み、遮熱性のある商品や電動ブラインドなどのオプションもあります。

△まぶしすぎる時がある。

とくに夏の陽射しが強いときは、陽なたと日陰の明暗がくっきり分かれます。

採光性が良いというメリットの反対側です。

△設置できる場所が限られる。

屋根につけて、その下を明るくすることが大原則です。

2階建ての1階を明るくするのはムリです。

また、普通に水平天井のある家では、設置困難です。

設置場所は、吹き抜けや勾配天井などに限定されると考えていいと思います。

△掃除が困難。

汚れているのが見えるのに、手が届かない・掃除ができないということがあります。

天窓の詳細はこちらのブログで詳しく書かれていますので、参照になさってください。

「天窓」ありかも。一軒家の天窓に10年間反対してきた屋根屋が考察。天窓の進化が止まらない!

天窓のメリットデメリットをよ〜く知ってる屋根屋が教える採光リフォーム4つの方法!

 

B.「ガラス瓦」にする。

ガラス瓦の予算

リフォーム設置工事価格:45〜55万円 *ガラス16枚設置の場合

 

ガラス瓦のメリット

◎瓦と同じ形、屋根にスッキリとおさまる。

デザイン的な納まりの良さが、ガラス瓦最大のメリットです。

他の商品は、屋根とは一体になっていませんが、ガラス瓦は一体感があります。

(よく見ないとどれがガラス瓦なのか?わからないですね)

◎広い面積で設置できる。

ユニットになっていて、希望があれば広い面積にも設置可能です。

当然、明るさもアップします。

ガラス瓦のデメリット

△夏は暑く、冬は寒い。

天窓と同じです。

外気温が伝わりやすく、室内へ暑い・寒いを伝えます。

△設置できる場所が限られる。

天窓と同じです。

屋根につけて、その下を明るくすることが大原則です。

2階建ての1階を明るくするのはムリです。

また、普通に水平天井のある家では、設置困難です。

(水平天井の場合:明かりを入れる工夫が必要です。)

設置場所は、吹き抜けや勾配天井などに限定されると考えていいと思います。

リフォームの場合は、野地板・天井撤去など大掛かりな工事となります。

△掃除が困難。

天窓と同じです。

汚れているのが見えるのに、手が届かない・掃除ができないということがあります。

 

※ガラス瓦の詳細はこちらをご覧ください。

旭硝子株式会社のガラス瓦採光システムのカタログ

https://www.asahiglassplaza.net/catalogue/kenzai/00026.pdf

 

C.「スカイライトチューブ」を設置する。(太陽光照明システム)

スカイライトチューブの予算

リフォーム設置工事価格:25〜35万円

スカイライトチューブのメリット

◎チューブなので設置場所に柔軟性がある。

2階屋根から1階へ引き込めるのが最大のメリットです。

配管チューブをつないで、曲げたり・延ばしたりが可能です。

多くの悩みは、1階のリビングが暗いことなので、これに対応できます。

 

◎自然光の良い部分を取り込める。

熱と紫外線をカットしています。

ただ自然光なので、室内の観葉植物は育ちます。

また色合いも自然です。

◎天井があっても設置できる。

天窓、ガラス瓦(設置パターンEのみ)との大きな差です。

普通の水平天井にも、勾配天井にも設置が可能です。(A~Eまで設置可能)

◎部屋全体が明るくなる。

天井側にくるレンズが、光を拡散します。

スポット的ではなく、部屋全体が明るくなります。

◎メンテナンスがほぼ不要。

電化製品のような電気部分や可動部分はありません。

動く部分があるということは、劣化や故障の心配がありますが、それはありません。

設置したら、そのままでOKです。

◎競合製品の中では安価。

リフォーム工事価格を見比べてもらうと分かりますが、同様の商品の中では安価な方です。

 

スカイライトチューブのデメリット

△延長しすぎると光が届きにくい。

高反射のチューブですが、曲げたり・延長しすぎるとそれなりに暗くなります。

△暖かくはならない。

これは、メリットの反対側です。

「冬に日の光で暖かくなってほしい」という声をいただくことがあります。

しかし、熱はカットしているので、そういう効果はありません。

△外は見えない。

天窓のように、外を見て楽しむということはできません。

 

スカイライトチューブの詳細はこちらをご覧ください。

「部屋が暗い」/日当たり問題をズバッと解決するよ! 採光リフォーム/新型天窓ありかも!!

 

D.採光システム「ひまわり」を設置する。

ひまわりの予算

リフォーム設置工事価格:90〜100万円

 

ひまわりのメリット

◎延長の自由度が高い。

光ファイバーケーブル使用しています。

曲げたり、延ばしたりの自由度が高いことが最大のメリットです。

地下室への延長も可能です。

また、建物への孔が小さくなるので、雨漏りのリスクが低いです。

◎採光が安定している。

太陽を自動追尾し、最大限に光を取り込みます。

◎紫外線カット。

紫外線はカットしているため、お肌にも安心です。

 

ひまわりのデメリット

△競合製品の中では非常に高価。

かなり高価な商品です。

お客さまのお話しを聞いていると、「高いので諦めた」という方もいらっしゃいます。

△電動の部分がある。

保証の長い部材でも3年保証です。

電気で動くということは家電と同じで、そのうち故障・交換が必要になると考えておいた方がよいと思います。

△外は見えない。

天窓のように、外を見て楽しむということはできません。

 

※ひまわりの詳細はこちらをご覧ください。

ラフォーレエンジニアリング株式会社のホームページ

http://www.himawari-net.co.jp/

 

4つの太陽光照明/採光方法の早見表をつくりましたー!

A~Dの特徴を表にしてみました。

新築の場合、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、お選びください。

窓の機能(景色が見える、通風)を求めるなら、天窓しかありません!

リフォームで設置を検討される方は、安価であるスカイライトチューブをお勧めします!

 

まとめ:太陽光照明/屋根の採光を検討するなら「新築or中古」「部屋の場所」「予算」「見た目」

次の4つが具体的にイメージできてくると、選ぶべき方法が浮かび上がってくるのではないでしょうか。

・新築か、中古リフォームか

・どの部屋につけたいか

・予算

・見た目

ご自宅の構造やライフスタイルに合った、太陽光照明/採光の商品を選んでいただけると幸いです。

隣家が建つなど周りの環境で突然、部屋が暗くなってしまった方、

日光が指す明るい部屋をあきらめないでくださいね~

屋根には太陽の光がサンサンと当たっていますよ。

上手に太陽の光を取り込む方法をいっしょに検討してみませんか?

もし、もう少し詳しいお話を聞きたいよ〜という方は、お気軽に下記までお電話くださいませー(担当:神谷あきのり、杉浦、盛田)

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