厚形スレートって、どんな屋根材? 雨水浸入しやすい!?

厚形スレートって、どんな屋根材?

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

神清(かみせい)のDr.神谷です。

住宅の屋根に関して、「スレート屋根」って言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

実は、「スレート屋根」には、2通りの屋根材があるのです。

1つは現在もよく使用されている「化粧スレート」(厚み約5㎜)です。

もう1つが「厚形スレート」(あつがたすれーと)(厚み約15㎜)です。

化粧スレートに比べて、厚みが厚いので、厚形スレートという名称になったそうです。

 

厚形スレート

厚形スレートには、いくつかの形状がありますが、基本は平形でしたので、今でも、平形の屋根が残っています。

表面の塗装もなくなり、セメント素材の色となっている屋根が多いです。

また、雨漏りも発生していて、野地板が劣化している屋根も見られます。

 

この厚形スレート(平形)の特徴は、化粧スレートと同じ直貼り工法(じかばり)ということです。

瓦桟木を使用せず、野地板に直接、スレートを釘で留め付けるという施工方法です。

この仕様は雨仕舞いに難点があり、現在では、ほとんど補修だけとなっています。

 

野地劣化

厚形スレート(平形)は雨水浸入により、野地劣化している現場があります。

直貼り工法のため、排水機能が乏しく、釘孔から浸入してしまいます。

 

セメント屋根材

同じセメント系の屋根材でも、最近のセメント屋根材は直貼り工法ではなく、引掛け桟瓦葺工法が主流となっています。

瓦桟木の上に屋根材を引掛けて施工します。

瓦桟木の下には、流し桟木があり、排水できるようになっていますので、雨水浸入を防ぐ役割があります。

直貼り工法は屋根材の端部で雨水を滞留させるので、雨水浸入しやすいですね!

 

 

まとめ:厚形スレート(平形)は直貼り工法で雨水浸入が多い屋根材です!

厚形スレート(平形)は直貼り工法で雨水浸入しやすい屋根材です。

現在では、補修用として使用されているようです。

割れも見られる場合は、葺き替えがお勧めです。

(現在は名称が厚形スレートからプレスセメント瓦に変更されています。)

(正直、「瓦」を名乗ってほしくないですけど!)

 

専門用語もあり、わかりにくい所もあったかと思います。

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Dr.神谷
神清のまとめ役。
学者肌で数々の「産学官」の連携研究事業を行い、業界内でも数少ない技術派です。その知恵で若いスタッフを指導しています。

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