屋根の雨漏り修理 屋根めくり
屋根の雨漏り修理をご紹介いたします。 (碧南にて)
築100・50年の瓦屋根が雨漏りしたため、全面葺き替え工事を行いました。
まず、古い瓦を屋根から降ろします。
次に、土葺きの土を降ろします。
100年前の土葺きです。左側の土の凹凸は瓦の裏面形状に合った模様になっています。100年経っても、崩れることがなく、しっかり瓦とフィットしています。
こちらは、50年前の屋根です。土を降ろすと野地板となっていました。
土葺の30年程度前のものは、野地板の上に杉皮などが入っている現場を見ますが、50年・100年の両方とも杉皮は入っていませんでした。
50年前の土留め桟木を留めていた釘です。全く錆びていませんでした。
土をダンプカーに積み込んでいるところです。2tダンプ3杯の6tの土が屋根から降ろされ、廃棄しました。
この現場は、大量な瓦と土を廃棄しました。屋根の葺き替えの場合、途中での雨漏りが心配ですので、短期間に行います。この日は、8人で廃棄と養生を一気に行いました。お施主様にも安心していただきました。
野地板の上に、杉板・ルーフィング等がなかったため、野地板の間から土が天井に若干、落下しました。
野地板の一部を取り去り、屋根面から天井上に入ります。
掃除機、ほうきなどを使用して、きれいに天井上を掃除しました。
次に、新しく野地を作成していきますが、それは、次回にご紹介いたします。
雨漏りはしていましたが、野地板・垂木等の劣化は見られませんでした。無垢板・土は乾燥していれば、長寿命であることをあらためて再確認できました。 (#⌒∇⌒#)ゞ
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