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ベランダ防水塗料を自分で塗るのは可能?
ベランダ防水塗料を自分で塗ることは、施工可能なベランダの種類や劣化していない状況であれば可能です。
自分で塗る可能性を判断する条件を下記で紹介します。
【自分で塗っても良い場合】
- ウレタン防水・FRP防水が既に施されているベランダ
- 少しの色あせのみでヒビ割れのないベランダ
- トップコートのみの塗り直し
【自分で塗るべきではないベランダ】
- 色あせがひどく複数のヒビ割れがみられるベランダ
- トップコートが剥がれて防水層がむき出しのベランダ
- 雨漏りが起きているベランダ
- シート防水が施されているベランダ
雨漏りや防水層のヒビ割れなどの不具合が発生している場合は、業者に依頼しましょう。
ベランダ防水塗料を塗る際に必要なもの
ベランダの防水塗料を塗る際に必要なものを紹介します。
- 軍手
- スクレーパー(金属ベラ)
- 塗装用ローラー
- ローラーバケツ
- ハケ
- 高圧洗浄機 ・デッキブラシ
- ほうき
- チリトリ
- 養生テープ
- 養生ビニールシート
- 防水塗料(次の章で詳しく解説)
前処理、汚れないようにする養生、塗装などの道具が必要となります。
防水塗料については次の章で詳しく解説します。
ベランダ防水塗料の選び方
自分でベランダ防水塗料を塗る場合、トップコートのみにしておくことをオススメします。
現在のベランダの防水層に適したトップコートを選ぶことが重要です。
主な防水層のトップコートを紹介しておきます。
FRP防水の場合は、メーカー:ホートク イソ系FRP防水用トップコート。
シート防水、ウレタン塗膜防水の場合は、メーカー:アサヒペン 水性屋上防水遮熱塗料。(ゴムシート防水面には専用シーラーが必要です。)
現在のベランダの防水層が何かわからない方はやめておきましょう。
ベランダ防水塗料を自分で塗る手順
あまりオススメはしませんが、すべての工程を自分でやってみたいという方は、ベランダ防水塗料を塗る手順を参考にしてご検討ください。
- ベランダの掃除と洗浄
- 養生
- プライマーの塗布(下塗り)
- ベランダ防水塗料の中塗り
- ベランダ防水塗料の上塗り
次の章から詳しく解説していきます。
【自分で塗る手順①】ベランダの掃除と洗浄
まずはベランダの掃除・片付けをしっかるするところからスタートとなります。
少しでも物が残っていたら、後から邪魔になってきます。
高圧洗浄機があればいいですし、なければデッキブラシを使ってベランダの床面の汚れを取り除きましょう。
床面が汚れているとプライマーがしっかりと下地に着かないため、不具合の原因になります。
【自分で塗る手順②】養生
養生作業とは、塗装しなくてもよい部分、塗料が付着してはならない部分を養生ビニールなどで覆う作業です。
塗装しない部分との境目は、マスキングテープを貼ることもあります。
サッシ枠・ガラス面などもしっかりと養生しておきましょう。
【自分で塗る手順③】プライマーの塗布(下塗り)
防水工事のプライマーは、素地と防水材を接着させるために重要なものです。
プライマーの塗布が不十分であると、防水層がふくれたり、はがれてしまったりするリスクが高まります。
防水塗料の指定のプライマーを指定の塗布量・乾燥時間を守って塗布してください。
【自分で塗る手順④】ベランダ防水塗料の中塗り
プライマーが乾燥後に防水材を塗る作業では、十分な厚みを確保することが重要です。
防水材の厚みが確保されないと防水機能を果たさない可能性があります。
一般的には二度塗りをして厚みを確保します。
【自分で塗る手順⑤】ベランダ防水塗料の上塗り
上塗り(トップコート)の役割は防水層の保護で、上塗りをしないと紫外線で防水層の劣化が早くなってしまいます。
上塗り(トップコート)が乾燥してから、養生を取り作業を行いましょう。
上塗りが乾いてない状態で歩くと足跡などが表面に残ってしまうため、注意してください。
【まとめ】自信のない場合はプロに任せよう
ベランダからの雨漏りは非常に多いです。
ベランダから雨漏りしたので、自分で防水塗装を行うことを検討するのはやめておきましょう。
雨漏りは様々な原因があり、ベランダの防水層が原因とは限らないからです。
ベランダからの雨漏りしていたり、防水層が劣化している場合は業者に依頼しましょう。
ベランダの防水層に不具合がない場合、コストダウンのためにトップコートを塗るメンテナンスはありだと思います。
しかし、作業説明を読んで不安を感じたら、プロに任せることをオススメします。
屋根・雨漏りに関してお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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