目次
雨漏りが2回目に発生したら最初に確認すること

雨漏りが2回目に発生したら最初に確認することについて解説します。
- 1回目と同じ場所から雨漏りしているのか確認する
- 雨の強さや風向きを確認し、雨漏りしている状況を写真・動画で撮影する
- 前回の修理時期と修理箇所を確認する
- 見積書・契約書・工事写真・保証書を確認する
- 保証期間内であれば施工業者へ連絡する
雨漏りが再発した場合、1回目と同じ場所から雨漏りしているのか確認することが重要です。
同じ場所であれば、前回の修理に問題があった可能性もあります。
同じ箇所で保証期間内であれば、施工業者へ連絡するようにしましょう。
雨漏りが2回目に発生する5つの原因
同じ箇所で雨漏りが2回目に発生する5つの原因について解説します。
- 原因箇所を特定しきれていなかった
- 複数の場所から雨水が浸入していた
- 前回とは別の箇所が劣化した
- DIYや応急処置によって雨水の流れが変わった
- 修理方法が建物の状態に合っていなかった
それぞれの原因について簡単に紹介します。
原因箇所を特定しきれていなかった

雨漏りの原因箇所を前回、特定できていなかった可能性があります。
雨漏り調査をぜずに、目視・勘だけで怪しい箇所を補修しても、原因箇所ではないことが多いです。
この場合、目視・勘だけでの補修は何度も雨漏りの再発を繰り返すことになりますので、しっかりとした原因調査が必要です。
複数の場所から雨水が浸入していた

雨漏りの浸入箇所が複数の場所となっている場合があります。
散水調査をして、1つの浸入箇所を補修しても再発する場合はこのタイプの可能性があります。
屋根、外壁、サッシ、ベランダ、天窓、換気口など、雨水の浸入箇所の可能性はさまざまであることから順番に補修していくことになります。
優れた業者は複数個所からの浸入を想定して調査を行いますが、建物の構造状で調査しきれない場合もあります。
順番に直していくことが必要なケースありますが、必ず調査して無駄な箇所の補修を行わないことが費用を抑えることにつながります。
前回とは別の箇所が劣化した

建物の劣化による雨漏りは、前回直したのと別の場所がその後、劣化して雨漏りすることがあります。
部分補修で雨漏り修理した場合に、このケースでの再発リスクがあります。
例えば、以下の事例があります。
- 外壁シーリング劣化部からの雨漏りの場合、その部分を補修したとしても、別の劣化部から雨漏りが再発する
- 屋根の隅棟からの雨漏りの場合、その隅棟を補修したとしても、別の隅棟から雨漏りが再発する
- ベランダ防水の劣化による雨漏りの場合、劣化部を補修したとしても、別の劣化部分から雨漏りが再発する
部分補修を行う場合には、似たような劣化部も併せて補修することで再発を軽減することにつながります。
DIYや応急処置によって雨水の流れが変わった

シーリング材などで安易に隙間を塞ぐと、雨水の逃げ道がなくなり、別の場所へ流れて雨漏りすることがあります。
屋根材や外壁材の隙間は、排水経路として、わざと隙間を設けている場合があります。
DIYなどでむやみに隙間を塞ぐと、排水ができなくなり雨漏りが悪化するケースが散見されます。
また、その場合、雨漏り調査・修理を難しくするため、DIYによって、かえって修理費用が高くなるリスクとなりますのでご注意ください。
修理方法が建物の状態に合っていなかった

雨漏り修理方法が建物の状態に合っていなかったために雨漏りが再発することがあります。
事例としては、以下となります。
- タイル外壁でひび割れが複数発生しているのに、タイル表面だけをシーリング処理する
- 防水層の排水ドレン内の劣化が原因なのに、防水層をやり直す
- スレート屋根の塗装時の縁切り不足が原因なのに、再塗装を行う
これらは、修理業者の見立ての誤り、技術不足が要因です。
やみくもに、再修理を行うのではなく、修理範囲や工法が適切だったかを、前回の見積書や工事内容から確認することをまず行いましょう。
必ずしも施工不良とは限らず、建物全体の劣化や新たな不具合が原因の場合もあるので、まずは前回の業者か、セカンドオピニオンとして別の業者に原因調査を依頼しましょう。
2回目の雨漏りでは原因をあらためて調査しよう

2回目の雨漏りでは原因をあらためて調査することついて解説します。
先程も述べましたが、前回と同じ場所から雨漏りしていても、原因が同じとは限りません。
やみくもに雨漏り修理してもらうのではなく、原因の特定をしっかり行いましょう。
繰り返し同じ場所を補修しようとする業者は、建物の他の部分の知識が乏しい可能性があります。
前回の修理箇所だけを見るのではなく、屋根、外壁、サッシ、雨樋などを広く確認できる業者に依頼しましょう。
優れた業者は、建物の状態や雨漏りの発生条件に応じて、調査方法を使い分けて原因を追究するので、再発した時の日時、降雨条件などを伝えられるように写真やメモを残しておきましょう。
2回目の雨漏りでも行われる調査の方法とは

2回目の雨漏りでも行われる雨漏り調査の方法について解説します。
主な雨漏り調査の方法には以下のようなものがあります。
- 目視調査
- 散水調査
- 赤外線調査
- ドローン調査
2回目の雨漏りでは、特に、散水調査の精度が重要となります。
散水調査自体は、多くの業者が行いますが、2回目の雨漏りでは、より専門性の高い業者に依頼しましょう。
神清の雨漏り調査について「神清の「雨漏り調査」とは?」の記事で詳しく解説しています。
2回目の雨漏りでも行われる調査の手順

2回目の雨漏りでも行われる雨漏り調査がどのような流れとなるのかについて解説します。
一般的な調査の手順については、以下となります。
- 雨漏りが疑われる箇所の目視・触診
- 赤外線サーモグラフィによる水分の滞留状況の確認
- 散水調査による雨水の浸入経路の特定
- 調査結果をもとに雨漏りの原因を総合的に判断
まず、雨漏りしている室内側、屋外側の目視・写真撮影、触診、寸法測定などを行います。
建物の構造を調べながら、雨漏りする室内側へつながる経路の可能性を探ります。
次に、赤外線サーモグラフィにより、室内側の水分の滞留状況を確認します。
散水調査は、水道の蛇口にホースをつないで、浸入口の可能性がある場所を順番に散水して、室内への漏水を再現する方法です。
雨漏りの状況によっては、半日以上かかる場合もあります。
それぞれの調査結果をもとに雨漏りの原因を総合的に判断して、雨漏り修理案を提案します。
雨漏り調査について「雨漏り調査ってなにをするの?費用は?5つの方法をプロが徹底解説!」の記事で詳しく解説しています。
2回目の雨漏り修理にかかる費用

2回目の雨漏り修理にかかる費用について解説します。
雨漏り修理費用は原因や劣化範囲、工事内容で決まるため、2回目だからといって必ず高額になるわけではありません。
浸入箇所によっては、10万円程度で直るケースもあります。
建物の劣化がひどく、構造的な修理が必要の場合は、100万円を超える高額な修理が必要となる場合もあります。
また、足場が必要な工事では、修理費用とは別に足場代がかかる場合があります。
正確な金額は、現地調査後の見積もりで確認することが重要です。
2回目の雨漏り修理で業者に確認したいこと

2回目の雨漏り修理で業者に確認したいことについて解説します。
- 写真や動画で調査結果を説明してくれる業者を選ぶ
- 前回の修理箇所と今回の雨漏りの関係を確認する
- 雨水の浸入口や浸入経路の説明を受ける
- 修理方法の理由や工事範囲の妥当性を確認する
- 工事後の確認方法や保証・アフターフォローを確認する
2回目の雨漏りでは、より慎重な確認をオススメします。
詳しい内容はわからなくても、写真や動画で調査結果を確認するようにしてください。
直感的に疑問が浮かんだ場合、質問することで、なんとなく業者の説明の信ぴょう性をはかることができます。
2回目の雨漏りで、大規模改修につなげて利益を得ようとする手口の業者もいますので、修理方法の理由や工事範囲の妥当性を確認してください。
また、3回目の雨漏りが発生してしまうケースもありますので、保証やアフターフォローも確認しておきましょう。
2回目に雨漏りしたときは前回と同じ業者と別の業者のどちらに相談する?
2回目に雨漏りしたときに、前回と同じ業者と別の業者のどちらに相談すべきかについて解説します。
- 前回と同じ業者へ相談したほうがよいケース
- 別の業者への相談を検討したいケース
前回と同じ業者へ相談したほうがよいケース

- 保証期間内である
- 前回の工事内容を把握している
- 連絡後すぐに点検へ来てくれる
- 原因や修理内容について丁寧な説明がある
- 再発箇所の確認や手直しに対応してくれる
保証期間内で無料で修理してくれる業者は相談した方がいいです。
別の業者への相談を検討したいケースに

- 連絡しても対応してもらえない
- 原因や修理内容の説明が曖昧である
- 再調査をせず、同じ補修だけを繰り返そうとする
- 見積書や保証書がなく、工事内容を確認できない
- 2回以上修理しても雨漏りが繰り返している
直感的に、前回の業者を信用できない場合は、別の業者へ相談するべきです。
別の業者の話しを聞いて、どちらに依頼するか検討することもありです。
別の業者へ相談する場合は、前回の見積書や写真を見せると調査の参考になります。
また、必要に応じて、雨漏り修理のセカンドオピニオンを利用する方法もあります。
雨漏り発生時にできる応急処置

雨漏り発生時にできる応急処置について解説します。
まずは、雨漏りしている様子を写真や動画で記録してください。
その後の調査・修理でとても重要なデータとなります。
次に、バケツやタオル、ブルーシートなどを使い、室内への被害を抑えることが応急処置の基本です。
床や家具、家電が濡れないように移動・養生して、家財の被害を最小限にしておきましょう。
一方で、屋外への応急処置はあまりオススメできません。
屋根へ上ることは滑落の可能性があり大変危険です。
また、原因がわからないまま外部へシーリング材を充填することはかえって雨漏り調査を難しくするため避けるようにしてください。
応急処置は一時的な対応であり、雨漏りが止まっても専門業者による調査が必要です。
雨漏りの応急処置について「雨漏りの応急処置まとめ|被害を広げない適切な対処法とNG例」の記事で詳しく解説しています。
雨漏りを2回以上繰り返さないために確認したい業者選び

雨漏りを2回以上繰り返さないために確認したい業者選びのポイントついて解説します。
- 雨漏り調査を行って、原因を特定してから見積もりする業者を選ぶ
- 雨漏り修理の実績が豊富な業者を選ぶ
- 屋根・外壁・防水まで総合的に調査できるか確認する
- 調査結果を写真などで説明してもらう
- 見積書の工事内容や材料・数量を確認する
- 契約を急がせる業者には注意する
- 保証やアフターフォローの内容を確認する
雨漏り修理は、雨漏りの原因を特定することが基本中の基本です。
雨漏りの原因を特定できそうな業者を探しましょう。
優良業者の選び方は「雨漏りを修理できる優良な業者の選び方と特徴を屋根屋が解説」の記事で詳しく解説しています。
雨樋詰まりによる雨漏りを防ぐ「落ち葉よけシート」

雨樋詰まりが雨漏りの原因となるケースもあります。
雨樋詰まりに起因する雨水のあふれを防ぐ対策の一つとして「落ち葉よけシート」があります。
「落ち葉よけシート」は雨どいへのゴミの侵入を防ぐ製品で、凹凸形状により雨水はスムーズに流しつつ、落ち葉や枝の入り込みを効果的にブロックする商品となっています。
「落ち葉よけシート」について、「雨樋の詰まりは本当に防げる?落ち葉よけシートをDIYで試しに設置してみました!」の記事で詳しく解説しています。
【まとめ】雨漏りが2回目に発生したら原因をあらためて調べよう
2回目の雨漏りが発生したら、原因をあらためて調査して、原因を特定してから雨漏り修理することが重要です。
詳しい内容はわからなくても、写真や動画で調査結果を確認するようにしてください。
直感的に疑問が浮かんだ場合、質問することで、なんとなく業者の説明の信ぴょう性をはかることができます。
直感的に、前回の業者を信用できない場合は、別の業者へ相談するべきです。
雨漏りの原因を特定できそうな業者を探しましょう。
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