屋根・雨漏りについて、地道な実験も行っています!
みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(カミセイ)のDr.神谷です。
健全な屋根を提案できるように、日頃から実験も行っています!
住宅において、耐震などは実験・研究が進んでいますが、まだまだ、住宅の耐久性、とりわけ雨漏りに関しては明確な理論や研究は少ないと言えます。
瓦業界においては、実験・研究を行い、少しずつではありますが進歩しています。
先日、愛知県陶器瓦工業組合として、埼玉県にある(一般財団法人)建材試験センターで、瓦からの漏水について、実験を行いました!
送風散水試験
行った実験の詳しく内容はお伝えできませんが、台風などの強風雨による瓦からの雨水の浸入について、いろいろな条件を変えて、試験を行いました。
試験体に瓦を実際に施工して、試験を行います。
台風を意識した強風を発生させるために、巨大な送風機を使用して実験しました。
瓦の上には、雨を降らす散水装置もセッティングしています。
散水装置から模擬降雨を降らします。
60mm/hとかなりの強い雨で実験を行っています。
模擬降雨としては、かなりリアルな雨滴となっています。
この雨滴の大きさによっても、実験結果が変わるので、大事な要素なんです。
強風雨となるとこんな感じで、台風時の雨みたいですよね!
風は風速30m/sまでの条件で行いました。
30m/sですと、雨は屋根から落ちずに、全部、風に吹き飛ばされていきます。
正直、過酷な条件でも評価します。
試験体は瓦の裏面が観察できるようになっています。
普通では見れないので、雨が入る構造がよくわかります。
まとめ:実験するから、より正確なことがわかるのです!
雨漏りはまだまだ、わからないことが多いのです。
日頃からこのような実験・研究を行うことで、知識を増やして、より正しくリフォームに向かいたいと考えています。
経験や言い伝えもとても大事ですが、さらに、少しずつ、進歩していきたいと心掛けています!
神清からのお願い
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