みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(かみせい)のDr.神谷です。
「瓦屋根の耐震性が高いかどうか、簡単に確認する方法はないか?」
とお問い合わせいただきました。
さらに、「瓦屋でなくても、簡単に判断する方法」とのことでしたので、瓦屋なりに考えてみました。
目次
スマホによる簡易判定です!
みんなが持っているスマホを使った簡易判定方法です。
瓦屋根が入るように、スマホで撮影してください。パシャリ。
以下の写真は全て、地上からスマホで撮影した写真です。
スマホの写真による瓦屋根の簡易耐震性判定方法をご紹介します!
後は、その瓦屋根の写真から次のポイントに注目してください。
瓦屋根のチェックポイント
①瓦屋根は古い日本瓦屋根かどうか? 日本瓦⇒②
瓦屋根の写真から古い日本瓦屋根かどうか、見極めてください。
古い日本瓦屋根はこんな感じです。
このタイプの屋根は巨大地震で、棟部が崩れる可能性があります。
逆に、このタイプの屋根は大丈夫です。
これは、日本瓦ではなくて、F形瓦です。
このF形瓦の棟部は耐震性が高い仕様となっています。
「冠1本伏せ」という仕様は建物と冠瓦が連結しているので、耐震性は高くなっています。
②古い日本瓦の棟部を拡大 銅線が見える⇒耐震性が低い
写真が古い日本瓦でしたら、棟部を拡大して見てください。
棟部の横を注目してください。
銅線が見えると旧工法の棟の可能性が高く、耐震性が低いと思われます。
銅線が見える古い瓦屋根は瓦屋による屋根点検を受けましょう!
銅線が見える棟の場合は、瓦屋にご相談ください。
瓦屋による精密な屋根点検を受けてください。
瓦屋は屋根に上って、屋根全体のコンディションを点検いたします。
点検結果により、どの程度の災害リスクがあるかご説明いたします。
耐震改修が必要な場合は、その改修案と御見積を作成いたします。
瓦屋根のプロだからできる、お客様のご要望に沿った提案も可能です!
その他のスマホ写真例もご覧ください。
耐震性の低い棟
拡大してみると、
この屋根も耐震性の低い棟となっています。
拡大してみると、
このように銅線が見えます。
築20年を超えた日本瓦屋根はこの仕様が圧倒的に多いので、是非、ご自宅を確認してみてください。
耐震性の高い棟
拡大してみると、
銅線が見えません。
この場合は耐震性の高いガイドライン工法の可能性が高いです。
まとめ:スマホで瓦屋根の耐震性の簡易判定が可能です。
スマホによる瓦屋根の耐震性簡易判定方法をご紹介しました。
誰でも簡単に行えます。
写真は撮ったけど、判断付かない方は写真を送っていただければ、簡易判定しますよ!
耐震改修しなくても、危険を知っておくだけでも避難に役立ちますよ!
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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