みなさま。こんにちは。
屋根から人の笑顔を作りたい!!!
神清(かみせい)のDr.神谷です。
今日は名古屋で、雨漏り補修を行いました。
3階建ての屋上から周辺の屋根をのぞいてみると瓦のズレが見えました。
それがこの写真です。
瓦がズレているのがわかりますか?
正解は・・・
ここの部分で1枚、瓦がズレています。
この写真を見て、違和感を2つ感じる人は屋根プロだと思います。
ざわざわ・・・違和感その1
違和感その1として、なんか瓦がごちゃごちゃしていませんか?
実は、この瓦は日本瓦ではなく、超レアな瓦です。
一部で流通したYS瓦という商品で、2つ山の瓦となっています。
このカタログ写真からもぱっと見、1山の瓦に見える2つ山の瓦です。
YS瓦という瓦があるという知識は持っていたのですが、現役の屋根を見たのは初めてです。
今から30年以上前の瓦なのですが、瓦自体の劣化は感じませんね。
ざわざわ・・・違和感その2
違和感その2として、瓦の表面を注目しますと、
瓦の表面中央に、くぎ留めがしてあります。
ハッキリはわかりませんが、パッキンのような丸いものの上にくぎ留めしています。
30年前、名古屋では土葺きが主流となっている中で、表面からのくぎ留めとは、かなり進歩的な瓦だったと想像できます。
この2つの違和感を先程の写真から感じた人は屋根プロに違いありません。
なぜ、瓦がズレたの?
くぎ留めしている瓦がなぜ、ズレたのか?
先程の写真を詳しく見てみると、
なぜか、この面の瓦は2枚に1枚のくぎ留めとなっています。
ズレた瓦はくぎ留めしていませんでした。
それ以上のことはわかりませんが、気になった屋根だったので、ご紹介しました。
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