台風21号で飛散した金属屋根たち!
大きな面となって飛散する金属屋根がたくさんありました。
縦葺きと思われる金属屋根がけらば(屋根の端)からバリバリと連結して大きな面のまま飛散しました。
長さ10mはあると思われるガルバリウム鋼板立平葺きが幅も数m連なって、飛散していました。
例えば、10m×10mですと、約400㎏の金属屋根が空を舞っていることになります!
この屋根が落ちた先がとても心配です。
この手の動画はたくさんありましたので、至る所、危険な状態が起きていたようです。
低層の住宅の屋根でも大判となって飛散していました。
アパートやマンション以外の普通の住宅の屋根でも飛散していました。
隣家の太陽光パネルまで飛んでいきそうでした。
金属屋根は幅約450mmピッチで留め付けられているので、大判で飛散してしまうことが不思議です。
住宅の金属屋根などは雨漏りや結露で野地板が劣化し、くぎ・ビスの保持力が低下したことも考えられます。
大判で飛散するのは、金属屋根の特徴です。
カバー工法した金属屋根が飛散していました!
屋根の上にカバー工法した金属屋根だけが全面的に飛散していました。
カバー工法したときの施工に問題があったのか?
カバー工法の設計に問題があったのか?
既存の屋根は残っているので、金属屋根のカバー工法に問題があったとは言えるでしょう!
飛散した金属屋根は凶器です!
飛散した金属屋根はとても危険です。
大きな面のままで飛散したガルバリウム鋼板立平葺きが電線に引っかかっています。
これも軽るそうに見えますが、約50㎏はあると思います。
これに当たったらと想像したら・・・。
周辺の建物への被害もありました。
飛散したガルバリウム鋼板立平葺きがマンションのベランダを破壊していました!
ベランダの手すりが切断されているので、かなりの衝撃だったと思います。
こちらはベランダのガラスがバリバリに割れています。
YouTubeでは金属屋根がほとんどでした。
YouTubeを見た感想としては、金属屋根がとても多く上がっていました。
瓦屋根の被害も少しありましたが、連なっていないので、一瞬でなかなか撮影できなかったのかと思います。
瓦も凶器になりますが、1枚3㎏と軽いので、まだ、マシだと思いました。
金属屋根が飛散した原因に注目です。
金属屋根は2007年に耐風仕様が明確化されたと思います。
それより前のものに被害が発生したのか?
それとも野地板の劣化が原因で飛散したのか?
金属屋根は住宅において増加傾向なので、飛散した原因には今後注目したいです。
まとめ:金属屋根が気になっている方はYouTubeを見ておきましょう!
金属屋根が気になっている方はYouTubeを見て置きましょう。
YouTubeで「台風21号 屋根」と検索すると数々の動画を見ることができます。
耐風対策の重要を再確認できると思います。
年々、台風が大型化しているので、押さえておきたいポイントと言えるでしょう!
国の研究機関で行われた暴露試験では野地劣化が確認されています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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