住宅業界誌・日経ホームビルダーで屋根の特集がされました!
3月号の日経ホームビルダーは、「短命屋根材の責任」というキャッチコピーがついていました。
住宅業界誌ではなかなか取り上げられない「屋根」について、特集が組まれていました。
屋根は大事なのですが、現状、新築時のお客様にとっては、関心が少ない部分なので、業界雑誌では、あまりスポットライトが当たってきませんでした。
しかし、長寿命な住宅を考えた場合、足場などの設置費用もかかる屋根のメンテナンスは高額になります。
省メンテナンスな屋根を新築時に検討することは、お客様の大きなメリットになることがわかってきました。
日経ホームビルダーの小谷記者は明確に述べています!
国が進める長期優良住宅は「3世代使える家」を目指している。
その実現には、屋根の寿命を延ばすことが欠かせない。しかし、現実には築20年に満たない住宅で、屋根材の飛散事故が起こっている。
こうした事故では、建て主が危険性を認識していないことがほとんどだ。今求められているのは、最小現のメンテナンスで長持ちする屋根。
初期費用が多少割高でも、長い目で見ればそれが建て主の利益になる。そのメリットを、住宅実務者は分かりやすく説明しなくてはならない。
「短命屋根材」の不利益を被るのは、建て主自身なのだから。 (小谷宏志)
この考え方を新築を建てるお客様には、是非、知ってほしいのです。
10年後には、塗装が必要な屋根材だと約100万円必要になりますから!
急増している片流れ・ガルバリウム鋼板立平葺きの雨漏り事例を紹介しました!
現在、急増している片流れ・ガルバリウム鋼板立平葺きは、「雨漏り事故が多い」「結露事故のリスクが高い」と2つの大きな問題点があります。
今回は、雨漏り事故事例を紹介しました。
築2年の片流れ屋根・ガルバリウム鋼板立平葺きです。
散水調査を行い、雨漏りの浸入口を調べました。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
その他の特集内容は?これです!
「飛散した屋根材が窓を直撃」
スレート屋根材「パミール」が台風で隣家のガラス窓を直撃して、あわや大惨事といった内容です。屋根材の脆さが問題です。
「くぎメーカーと法廷闘争6年」
スレート屋根材「パミール」の落下問題の原因として、くぎ?スレート屋根材?のどちらが問題なの?という裁判に関する記事です。
「金属がスレートを抜いて首位」
金属屋根材が急増しているが、その問題点を指摘している記事です。
「38年後の野地板の傷み方に差」
金属屋根は軒先の屋根材・野地板ともボロボロに腐食している。シングルはけらばから野地板へ浸入しているという建築研究所の暴露実験の内容です。
「「屋根寿命60年」を目指せ」
長寿命な屋根を実現するための試みが取り上げられています。
瓦は部分補修できるので、60年でも持つ屋根材です。もう少し見直されてもいいのかな?
私は何がおススメですか?と聞かれたら、迷わず「瓦」をおススメします!
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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