昨年の台風15号の屋根被害調査3回目 少しずつですが復旧を感じました。
昨年の台風15号の屋根被害調査(千葉県)に参加しました。
私自身は、現地に入るのが、3回目でした。
今回は、2日間にわたり、国総研(国土交通省国土技術政策総合研究所)の調査チームの一員として、参加しました。
全棟調査を行い、被害状況をデータベース化していきました。
2日目は、あいにくの雨でしたが、しっかりと調査を行いました。
国立研究開発法人・建築研究所のヘルメットをお借りして、調査を行いました。
ヒアリングを行うために、1軒ずつ訪問して、お話をお聞きしました。
住民の方は、いろいろな業者が訪問してくるそうで、「訪問販売業者には、警戒している」とのことでした。
国の研究機関の調査と理解していただいてからは、詳しく、被害状況をお話いただけました。
皆様、口をそろえて、「大変な恐怖を感じた。すごい音だった。間一髪だった。」とおっしゃいました。
何十年も住んでいるけど、経験したことのない台風だったそうです。
少しずつ、復旧を感じました。
今回は、同じ場所を9月、11月、1月と4か月の定点観測にもなりましたので、
4か月間の変化を感じることもできました。
屋根全体が飛散してしまった建物が解体され、駐車場になっていました。
また、瓦屋根で被害を受けた建物は、新しい瓦に葺き替えられていました。
最新の防災瓦・ガイドライン工法という耐震・耐風・耐久性も高い仕様で葺き替えられていました。
ブルーシートで養生されているお宅はまだ多いです。
上写真のように、完全に補修が終わっている方は、まだ少なく、
ブルーシートで養生されたままのお宅はまだまだ多かったです。
お話を聞くと、知り合いの工務店さん、屋根屋さんに修理依頼はしていて、
順番を待っているとのことでした。
業者さんを探している方は、ほとんどいませんでした。
屋根に関する知識がお役に立つことは少ないので、お役に立てるこのような調査では、しっかりと協力させていただきたいと思います。
今後もまだ、数回調査がある予定ですので、状況を把握し、屋根業界へもデータを持ち帰りたいと思います。
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。