外壁からの雨漏り修理とその費用。外壁塗装では止まらない!

Dr.神谷
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  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    年間200件以上の雨漏り調査・修理の経験から、雨漏り情報を発信しています。
    また、家づくりの実務情報雑誌「日経ホームビルダー」で、雨漏りの連載記事を執筆しています。

     

本記事はこんな人にお勧めします。

外壁からの雨漏りで困っている人。

外壁の雨漏り修理費用を知りたい人。

外壁の雨漏り修理業者を探している人。

この記事で伝えたいこと

新築・木造の雨漏り事故物件での最新の調査では、外壁からの雨漏りが47%と約半数を占めています。

10年経過した劣化を伴う雨漏りを考えると、さらに、外壁からの雨漏り比率は増えると思います。

10年経過した劣化を伴う雨漏りでは、「塗装とシーリングが劣化しているので、塗装のメンテナンスを行えば直ります。」と言われたと聞きます。

その話を私が聞いているのは、「塗装したけど、雨漏りが止まらない。」というご相談のお客様からです。

外壁からの雨漏りは、なかなか直らないこともあります。

この記事では、外壁からの雨漏り修理とその費用相場をご紹介します。

外壁からの雨漏り修理とその費用。外壁塗装では止まらない!

新築・木造の雨漏り事故物件での最新の調査では、外壁からの雨漏りが47%と約半数を占めています。

10年経過した劣化を伴う雨漏りを考えると、さらに、外壁からの雨漏り比率は増えると思います。

外壁からの雨漏り修理には、「純粋な雨漏り修理」と「塗装などのメンテナンス」の2つが絡むため、悩まれるお客様が多いようです。

屋根に比べて、壁は面積も大きいので、費用も大きくなります。

そこで、

外壁からの雨漏り修理の費用はいくら?

外壁塗装で、雨漏りは直るの?

どんな雨漏り修理方法があるの?

など、お客様の素朴な疑問に対して、回答をご紹介します。

高級な外壁塗装したのに、雨漏りしている事例

築13年の木造住宅、高価・高耐久な外壁塗料で、塗り直ししたサイディングからの雨漏り事例をご紹介します。

下の写真は、3年前に外壁材のサイディングを高耐久な外壁塗料で塗り直しした物件です。

塗料には、粒も入っていて、15年以上持つ高耐久がメリットの高価なものです。

しかし、2、3年で目立たないクラックが入ってしまい、軒天に雨漏りするようになりました。

そのリフォーム業者は、TVコマーシャルをしている大手のリフォーム会社です。

しかし、調査しても、「原因がわからない。」と、適当にシーリングをして帰っていく状態だったそうです。

そこで、ご依頼いただき、散水試験をするとすぐに、軒天からの漏水を確認しました。

このような業者が、雨漏りしている外壁を、

「塗装すれば、雨漏りは直ります。」

という、ウソ!

を伝えて、お客様に不要不急の塗装工事を行っていると思われます。

この記事では、外壁からの雨漏り修理とその費用相場および外壁の雨漏り原因と事例、補修方法などをご紹介します。

 

外壁からの雨漏り修理の費用相場を紹介します。

外壁からの雨漏り修理の費用の相場を以下の表に示します。

項目修理内容金額単位
外壁修理シーリング工事900~1,200円/m
外壁修理塗装工事(弾性塗料)5,500~円/㎡
外壁修理塗装工事2,000~円/㎡
外壁修理サイディング張替え12,000~円/㎡
外壁修理金属サイディング(カバー工法)10,000~円/㎡

雨漏りの原因や既設の外壁の種類・状態によって、費用は変わってきますので、あくまでも目安とお考えください。

 

外壁からの雨漏り原因とは?

外壁からの雨漏り原因は、大まかな分類としては、2種類です。

・築年数が浅い間の雨漏りは、設計・施工不良の可能性が高いです。

・築年数が約10年以上の雨漏りは、防水材・材料の経年劣化などが考えられます。

詳細な原因はたくさんありますので、ここでは、外壁の種類による防水構造の考え方をご紹介します。

外壁の防水構造とは?最終止水ラインが2パターンあります。

 

最終止水ラインとは、ここが突破されると雨漏りとなる場所を指します。

最終止水ラインが防水シートのタイプ

 

窯業系サイディング・金属サイディング・モルタル通気構法が当てはまります。

これらの外壁の雨漏り修理は、外壁をはがして、防水シートを直すことになります。

上の写真は、サイディングの室内側に設置される防水シートを施工した状態です。

サイディング等は、この防水シートの外側に、胴縁・金物の空間を介して、設置されます。

サイディング等は、1次防水ラインとして、雨水の浸入をふせぎますが、サイディングから室内側へ雨水が入っても雨漏りとはなりません。

この防水シートが雨水の浸入を防ぎます。

つまり、この防水シートの施工がとても重要であり、サイディングの雨漏り修理は、最終的には、この防水シートを直すことになります。

最終止水ラインが外壁表面のタイプ

モルタル直貼り外壁、ALC外壁が当てはまります。

これらの外壁の雨漏り修理は、外壁表面のクラック・割れ・シーリング材の劣化等を直すことになります。

モルタル外壁の中にも、防水シートは入っています。

しかし、モルタルをささえるためのラス網をホッチキスのような針で、たくさん、防水シートの中の下地へ留め付けています。

防水シートは穴だらけとなっているため、止水を期待できません。

そのため、モルタル外壁の表面で、雨水の浸入を防ぐことになります。

外壁表面のクラック・割れ・シーリングの劣化等を直すため、シーリングや弾性塗料などで、クラック・割れをふさぐ補修を行います。

 

この2パターンの最終止水ラインを知っておくと、雨漏りがなかなか直らない場合には、役立ちます。

 

外壁からの雨漏り事例を紹介します。

サイディングからの雨漏り

窓回りとのシーリング劣化部からの浸入

上の写真は、2階窓のサイディングと窓回りの間のシーリング劣化部分に散水試験を行っている状態です。

このシーリング劣化部から雨水が浸入して、1階の窓上から雨漏りしていました。

サイディングの目地からの浸入

上の写真は、サイディングとサイディングの継ぎ目のシーリング目地が劣化して、隙間から雨水が浸入したところです。

上の写真は、サイディングの重なり目地の隙間から雨水が浸入したところです。

ALCからの雨漏り

ALC外壁は建物の体力をになう鉄骨の動きによって、ALC外壁本体に力がかかり、ひび割れが入ることがあります。

ひび割れからALC外壁の目地へ伝わり、下の階の開口部や床から雨漏りすることがあります。

モルタル外壁からの雨漏り

モルタル外壁の直貼り仕様は、雨漏りがもっとも多い外壁と言えます。

経年で、外壁にひび割れが発生し、ホッチキスの針から防水シートを通過して、室内へ雨漏りとなります。

金属サイディングからの雨漏り

金属サイディングは、板と板の間の継ぎ目から雨水が浸入することがあります。

入っても排水できる構造が必要です。外壁塗装で、排水する隙間を塗料でふさいでしまうと雨漏りに直結します。

 

外壁の雨漏り修理事例を紹介します。

外壁の雨漏り修理事例をいくつか、ご紹介します。

サイディングの張替え

サイディングの雨漏り修理は、最初、サイディング表面の隙間をふさぐシーリング修理を行うことが多いです。

サイディング表面をふさいでも雨漏りが止まらまいときは、サイディングを解体して、その中の防水シートを補修して雨漏りを止める、サイディングの張替えを行います。

ほとんどが開口部の上からの雨漏りとなりますので、その開口部まわりの防水シートの施工が重要となります。

サッシのフィンへ両面防水テープをはり、防水シートを隙間なく、施工することがポイントとなります。

金属サイディングのカバー工法

サイディングからの雨漏りで、そのサイディングの表面に、金属サイディングをカバーする修理方法もあります。

築年数や浸入箇所になりそうな場所が多くある場合に、採用します。

古いサイディングの上に、下地胴縁を設置して、その上に金属サイディングでカバーします。

外観が大きく変わりますが、確実に雨漏りを止めることにつながります。

モルタル外壁やALC外壁でも行うことがあります。

弾性塗料での防水処理

ALC外壁のクラックからの雨漏りの場合、シーリングと弾性塗料で雨漏りを止める修理も行います。

ALC外壁にタイル張り仕上げで、大きなクラックが入っていました。

建物のデザインの関係もあり、シーリングと同色の弾性塗料で止水しました。

通常の塗料では、躯体の鉄骨の動きによって、再びクラックが入る可能性があります。

ひび割れの追従性が高い塗料が必須となります。

シーリング処理

窓回りから雨水が浸入している場合などは、シーリング処理を行います。

シーリングも正しい施工をしないと止水効果が低くなります。

 

外壁塗装だけでは、雨漏りは止まらないです。

外壁塗装だけでは、雨漏りは止まらないです。

外観意匠のためのメンテナンスと雨漏り修理は別物です。

足場を設置して雨漏り修理する場合には、その他のメンテナンスを行うことは、合理的となります。

雨漏り修理を優先して、メンテナンスも検討しましょう。

愛知県で、外壁からの雨漏りを検討している場合、弊社にお問合せください。

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