屋根リフォーム・修理詐欺。事例と対策を紹介します!

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    年間200件以上の雨漏り調査・修理の経験から、雨漏り情報を発信しています。
    また、家づくりの実務情報雑誌「日経ホームビルダー」で、雨漏りの連載記事を執筆しています。

     

本記事はこんな人にお勧めします。

屋根修理の契約をしてしまったけど、何か不安を感じている人。

1,000円~3,000円という安い金額を提示する業者に、不安を感じている人。

屋根をガルバリウム鋼板へ葺き替えする提案しかしない業者に、不安を感じている人。

この記事で伝えたいこと

屋根の悪徳リフォーム業者の話は、後を絶たないです。

・「TVに出た」と宣伝している業者さんを信用したら、あやうくだまされそうになった。

・太陽光の定期点検で、小屋裏・屋根に上った業者に雨漏りしていると脅され、あやうくだまされそうになった。

電話によるご相談も多数いただきます。

そのほとんどが、業者の話術にはまって契約してしまったけど、冷静になったら、違和感を感じている人からによるものです。

この記事では、屋根リフォーム・修理詐欺の事例とその対策をご紹介します。

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屋根リフォーム・修理詐欺。事例と対策を紹介します!

屋根リフォーム・修理では、昔から詐欺商法が横行しています。

最近は、それに加えて、不要不急の修理を市場価格より、倍以上の金額で行う業者が増えているようです。

これら業者に関しては、私の判断では、高額な不要の修理を行っていますが、実際に、修理を行っているため、グレーな業者です。

お客様にとっても、見極めが今まで以上に、むずかしくなっています。

お客様からご相談いただく、

屋根工事を契約してしまったけど、詐欺かも?どうすればいい?

屋根のリフォームって、詐欺が多いの?

詐欺業者を見分ける方法は?

などのお悩みに関して、少しでもお役立ちできればと思います。

この記事では、屋根リフォーム・修理詐欺の事例とその対策をご紹介します。

 

お客様から聞いた悪徳業者の事例を紹介します。

内壁・水まわりからの漏水を屋根の雨漏りと見せかけて、110万円の修理契約。

お客様から「瓦屋根からの雨漏り修理契約を結んでしまったが、相場感を知りたい」というお問い合わせでした。

「玄関上の下屋根だけで、110万円は高いですよ」と伝えると、建物の症状を教えてくれました。床のフローリングが黒ずんでいて、壁や天井には染みがない症状でした。この場合、雨漏りではなくて、水まわりからの漏水の可能性もあるので、現場を訪問させてもらいました。

瓦屋根に上ってみても、床が黒ずむまで雨漏りするような状態では、ありませんでした。床下を潜ってみると、天気が良くても、水が漏れていて、明らかに内壁の水まわりからの水漏れでした。

悪徳業者の悪行
・水まわりからの水漏れを、屋根から散水調査をして、屋根からの雨漏りと見せかけるインチキをした。
・瓦屋根は問題ないのに、金属屋根への葺き替えを提案。お客様はご高齢で、金属屋根に葺き変わる内容とも知らずに契約を結ばされた。
・手付金として、先に50万円を入金させた。

悪徳業者へのお客様の対応
・屋根リフォーム契約の解約と手付金50万円の返金を伝え、最初は、脅されながらも、最後は解約と返金に応じてもらいました。

 

部分補修できる屋根を葺き替え提案して、500万円。

お客様から「雨漏りしているので、診て欲しい。」とご相談がありました。

15年程前のセメント屋根材で、軒先・ケラバの施工方法に問題があり、雨漏りしていた物件です。葺き替え250万円と部分補修60万円の2パターンで見積しました。この家に長く住むかわからないということで、部分補修で軒先・ケラバを雨漏り修理しました。

すべての工事が終わった後で、お客様から教えていただいたのですが、相見積もりした業者は、雨漏り修理するには、葺き替えしかなく、500万円の見積を提示していたそうです。弊社の見積の倍になります。

悪徳業者の悪行
・部分補修するほどの技術がない。
・相見積の金額が半分だと聞くと、「そんなに安く工事できるはずがない。その業者は不法投棄を行っている悪徳業者だ。何をされるか、わからないから、やめた方がいい。」とさらに、お客様をだまそうとした。

悪徳業者へのお客様の対応
・相見積をした。
・弊社の事務所へ来られて、雰囲気を確認した。

 

太陽光の点検業者。結露なのに、屋根を葺き替え、400万円。

お客様から「屋根が結露しているので、診て欲しい」とご相談がありました。

太陽光設備の点検で、毎年1回業者が点検に来るそうです。小屋裏に入ると結露していて、その修理見積が400万円だったそうです。内容としては、太陽光・瓦屋根を降ろして、金属屋根に葺き替え、太陽光を設置するという提案。お客様が、「結露なのになぜ葺き替え?」と言うと、「90万円ぐらい値引きする。」からと。

お客様は、その業者を信用できず、弊社へ依頼。結果、結露対策として、30万円程度で換気棟設置工事をして、結露を改善させました。

悪徳業者の悪行
・瓦屋根を金属屋根に葺き替えしても、結露が直らないことを知らない。(屋根の素人)
・とにかく、工事金額を上げるために、葺き替えしか提案しない。
・20%の値引きができる最初の見積金額がデタラメ。

悪徳業者へのお客様の対応
・屋根に詳しい業者へ依頼した。
・あやしいと思ったので、すぐに、キッパリと断った。

太陽光の点検業者。塗料をこばして雨漏りといい、屋根を葺き替え400万円。

お客様から「屋根が雨漏りしていると言われたので、診て欲しい」とご相談がありました。

太陽光設備の点検で、毎年1回業者が点検に来るそうです。小屋裏に入ると1時間ぐらい出てこなかったそうです。その後、雨漏りしている写真を見せられたそうです。雨漏りを直すのに、修理見積が400万円だったそうです。内容としては、太陽光・瓦屋根を降ろして、金属屋根に葺き替え、太陽光を設置するという提案。お客様が、迷っていると上司が現れ、「今日中に契約してくれたら、近くの現場の足場を移動できるので、90万円ぐらい値引きする。」と契約をせまったそうです。

何か違和感を感じながらも、契約してしまったそうです。その後、webでいろいろ検索して、あやしいとわかり、クーリングオフされたそうです。

念のため、私が小屋裏に入って、確認したところ、雨漏りではなく、塗料を断熱材の上にこぼして、写真を撮り、雨漏りに見せかけたことがわかりました。雨漏りもなく、換気もしっかりできていて、問題のない屋根でした。

悪徳業者の悪行
・雨漏りしていないのに、塗料をこぼして、雨漏りと見せかけた写真でだました。
・1日で、一気に契約まで持ち込む手口。お客様に相談する時間を与えない。
・20%の値引きができる最初の見積金額がデタラメ。

悪徳業者へのお客様の対応
・あやしいと思い、すぐに検索して、クーリングオフした。
・屋根の専門業者へ相談して、点検してもらった。

 

屋根のしっくいで、100万円の修理契約。

遠方のお客様から、「しっくい工事で100万円って、相場ですか?」とご相談いただきました。

屋根の大きさ・仕様や立地によって、変わりますので、一概にはわかりません。屋根の大きさを聞くと、業者さんが、「瓦が1,500枚ぐらいだから、大きな屋根です。」と説明していたそうです。これがヒントとなり、屋根の大きさは100㎡ぐらいとわかりました。しっくいの単価を聞くと、9,000円/mとなっているとのことでした。

「これは、高すぎるので、違う業者へも相見積した方がいいです。」と伝えると、契約して、すでに、今日から工事に入っているとのことでした。「すぐに、国民生活センターへ相談してください。」とアドバイスして終わりました。

悪徳業者の悪行
・通常より高い金額で、不急なしっくい工事を契約した。
・契約した翌日から、工事に入って、クーリングオフさせる時間を与えなかった。

悪徳業者へのお客様の対応
・あやしいと思い、すぐに検索して、相談した。
・国民生活センターへ相談し、アドバイス通りに行動して、被害を避けることができた。

 

瓦屋根の補修で、見積内容と異なる工事。

遠方のお客様から、「瓦工事で、見積内容と異なる工事となっているけど、どうしたらいいですか?」とご相談いただきました。

すでに、工事も終わっていたようで、工事内容を業者さんへ質問しても回答がなかったそうです。質問メールや電話にも出ず、とにかく、お金を払えの一点張りだったそうです。

悪徳業者の悪行
・見積の内容がわかりにくい。
・説明せずに、逃げてしまう。

悪徳業者へのお客様の対応
・国民生活センターや警察へ相談。

 

庭の片付け、とい掃除で3,000円。徐々に屋根へ。

お客様から、教えていただいた内容です。

業者が突然来て、「近くの作業が早く終わったので、庭の片付けを3,000円でやります。」と、提案があり、庭の要らないものを片付けくれたそうです。同じ業者が、後日、やって来て、「とい掃除を3,000円でやります。」と言って、とい掃除をやってもらったそうです。

三度、やって来て、「屋根点検を3,000円でやります。」と言ってきたそうです。お客様は、屋根は必要ないと断ったそうです。庭の掃除もとい掃除も3,000円で商売として、合うはずがないとお客様は、わかっていたそうです。そんな業者は、屋根に上がって、屋根を壊し、今までの元を取ろうとしていると感じて、キッパリと断ったそうです。

悪徳業者の悪行
・いきなり、屋根点検では、お客様が警戒するので、庭・といでお客様の信用を勝ち取り、屋根に上がろうとする作戦。
・とい掃除3,000円は、屋根に上がるためのエサ。

悪徳業者へのお客様の対応
・屋根に上がらせないように、キッパリと断った。

 

対策:契約してしまったときは、国民生活センターに相談しましょう。

すぐに、国民生活センターに相談しましょう。

屋根リフォーム・修理において、不安などがありましたら、国民生活センターへ相談しましょう。

とくに、訪問リフォーム業者と契約してしまったときには、あきらめずに、相談してみましょう。

最近、聞いた話では、屋根工事の初日に相談したら、工事に入っていても、業者があきらめて帰って行ったそうです。

「国民生活センターの方も、キッパリと断れ!」とアドバイスしたようです。

しかし、工事が終わった後では、ちょっと変わるみたいなので、とにかく、早く相談することが大事です。

点検商法などの悪徳訪問リフォーム業者に関しては、こちらをご覧ください。

 

 

対策:見積段階で見分ける、3つのパターンはこれです。

見積書の記入方法をチェックしましょう。

見積書で、その業者の危険度をチェックできます。

見積書チェック項目内容
見積書書式手書きの見積書は気を付けましょう。
見積内容葺き替えのみなどの1種類の見積書は注意。いくつかの提案ができないと技術がない業者かも?
単価記入の有無大規模改修で、全て一式表示は要注意。細かい項目まで記載しているが、全て一式は悪徳業者が行う手口。
定額見積施工面積の大小によって、見積金額は変動する。すべて定額は割高となる。

とくに、金属屋根に葺き替えのみの提案で、全て一式表示の見積書は、かなりあやしい業者ですので、ご注意ください。

 

当日に見積から契約まで行く業者は避けましょう。

見積提出から、その日に契約を迫る業者は、避けましょう。

さらに、上司などと相談して、値引きするなどの話が出てくると、オレオレ詐欺のようです。

見積書の金額から値引きを20%近くする業者は避けましょう。

値引きはありがたいものです。

しかし、見積書金額から値引き20%する業者は、あやしいです。

思考が営業会社となっているので、工事の方が心配です。

出来上がりのものを買うのと、屋根リフォーム・修理は異なります。

避けた方が確実です。

 

塗装が極端に安価な見積は避けましょう。

塗装金額が極端に安価な見積は避けましょう。

塗装は、塗料と人工が主な原価です。

見積金額は、㎡表示となっています。

薄く塗ろうが厚く塗ろうが、見積には響いてきません。

安くするには、手抜き工事につながります。

残念ながら、手抜き工事で塗った屋根もしっかり塗った屋根も、塗ったすぐには、違いがわかりません。

数年後に後悔したくないなら、極端に安価な見積は避けましょう。

 

訪問リフォーム業者は断りましょう。

屋根の訪問リフォーム業者は、相手をせずに、すぐに断りましょう。

屋根に上げないことがトラブル回避の近道です。

「しっくいが落ちている」「瓦が割れている」「スレートが割れている」「金属が変形している」など、教えてくれた訪問リフォーム業者には、感謝を伝えて、帰ってもらってください。

「親戚に屋根屋がいるから、伝えておきます。教えてくれて、ありがとう!」

これで、詐欺から逃げることができます。

相手は「うそつき」なので、まともに相手するのは、やめましょう!

教えてもらった部分を写真に撮って、送っていただければ、早急にメンテナンスが必要か判断できます。

愛知県で、訪問リフォーム業者に屋根の問題を指摘された方は、弊社にお問合せください。電話でアドバイスできると思います。

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