7月は台風が0個(今年まだ2個)8月以降が心配です。台風に備えましょう!

Dr.神谷
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  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経ホームビルダー」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

異常気象が心配な人。

台風が心配な人。

台風への備えを考えている人。

この記事で伝えたいこと

今年は梅雨明けが大幅に遅れています。

異常気象が心配ですね。

7月の台風は0個です。(今年はまだ2個)

もうすぐ梅雨明けですが、今後は台風が心配となります。

梅雨明けしたら、台風の備えを早めにしておきましょう。

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7月は台風が0個(今年まだ2個) 8月以降が心配です。

今年は梅雨明けが大幅に遅れています。

異常気象が心配ですね。

7月の台風は0個です。(今年はまだ2個)

一昨年(大阪)、昨年(千葉)と巨大台風が上陸して大きな被害が発生しました。

そこで、一昨年、昨年の台風の数を調べてみました。

一昨年は年間で29個、内7月は5個でした。

昨年は年間で29個、内7月は4個でした。

単純に、今年も年間29個の台風が発生すると仮定すると、8月、9月、10月の3か月間で、27個の台風が発生することになります。

つまり、1か月に9個の台風が発生する計算です。(週2個です。)

8月以降が心配になりますね。

梅雨明けしたら、早めに台風準備をしておきましょう!

 

台風対策として、火災保険を確認しましょう!

ご自宅の火災保険を確認しましょう!

異常気象と言われている今、保険で備えることは大切だと思います。

台風による被害は、火災保険の風水害特約でカバーできます。

火災保険の特約ですので、火災保険に加入しているだけでは、対応しているか、わかりません。

風水害特約に対応していることを確認しましょう!

また、風災害のない雨漏りは、保険では直せませんので、ご承知おきください。

 

台風対策は2種類必要です。強風と大雨。

台風での被害は、強風による被害と大雨による被害の2種類があります。

それぞれに対して、準備が異なりますので、ご紹介します。

強風対策

まずは強風対策です。

家の周辺の整理や小物の養生、屋内への収納を行いましょう!

昨年の千葉の台風では、いろいろなものが飛散して、家にあたり、外壁や屋根に被害が発生しました。

★庭先にある備品の収納

強風でお隣さんなどへ飛んで行っては大変です。

プラスチック製品など軽いものは特に注意しましょう!

★玄関先の小物は室内へ取り込みましょう!

★すだれなど日除けグッズは風でバタつかないように固定しましょう!

★ハンガーや物干し竿も養生しましょう!

カーポート・テラス屋根も養生しましょう!

台風での被害で目立つのは、カーポート・テラス屋根の飛散です。

鹿児島の方では、カーポート・テラス屋根に重しが効いたネットをかぶせて、飛散防止に備える方もいるそうです。

テラス屋根のプラスチックが車に当たると大きな被害となってしまうからです。

家の外回りを点検して、写真を撮りましょう!

今日、もっともお伝えしたいことです。

家の外回り(屋根・壁・雨どい・雨戸等)を点検してください。

そして、写真を撮っておきましょう!

 

なぜか?火災保険の申請時に役立ちます。

家が健全であった証拠になるからです!

具体的に、写真は撮るポイントをお伝えします。

①家の外回りをできるだけ、各方角から撮りましょう!

②屋根面が写るようになるべく、離れた場所から撮りましょう!

③屋根面が写らない場合は、雨どいと外壁が写るように撮りましょう!

④写真はアップではなく、広範囲で撮りましょう!

⑤写真は後で、拡大できるように高画質で撮りましょう!

屋根面・雨どい・壁面が全体に写るように撮影しましょう!。

台風の強風で何か被害が発生した場合、これらの写真が台風前の状態を示す証拠となります。

火災保険の風災特約で補修するときに役立つ場合があります。

 

大雨対策

台風の大雨で雨漏りすることもあります。

ルーフバルコニー・陸屋根の排水口を点検しましょう!

排水口が詰まるとルーフバルコニーがプール状態となり、階下の部屋で雨漏りすることがあります。

 

必ず、1年に1度は点検しましょう!

私も確認してみたら、排水口が詰まっていました。

掃除をしてみると落ち葉や土ほこり、人工芝のカスなどが堆積していました。

掃除は10分もかからずにできますよ。

雨どいは雨の日に確認しましょう!

雨どいは縦どいの落とし口が詰まります。

少し強めの雨の日に、雨どいを確認してオーバーフローしていると詰まっているとわかります。

オーバーフローは縦どいが設置されている壁を大量に濡らしますので、外壁からの雨漏りが発生しやすくなります。

1階屋根・雨どいの詰まりはDIYでも掃除可能ですが、2階屋根は屋根業者に依頼してください。雨どいを掃除する方法について、詳しくはこちらをご覧ください!

屋根屋が教える雨樋が詰まる原因と正しい掃除の手順・道具。対策グッズの選び方を解説。

 

まとめ:家を守るため、台風前に外回りの点検と写真を撮りましょう!

8月以降、台風はやって来ます。

コロナ自粛で家での時間も増えていることと思います。

梅雨明けしたら、台風が来る前に、家を守るために準備することをまとめてみましたので、参考にしてください。

 

簡単だけどなかなかできない、家の外回りの点検と写真を撮ることをお勧めします!

点検したら、家の外回りに違和感を感じた方は、早めにプロの業者さんに点検してもらいましょう!

特に、台風の強風で被害が発生するのは屋根・雨どい・テラスです!

屋根が全く見ることができない立地の場合は、屋根屋やドローンによる屋根点検業者に相談することもありだと思います!

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