【中古住宅購入検討の方】既存住宅瑕疵保証保険って、絶対、お勧めです!

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【中古住宅売買時】雨漏り調査のご相談

先日、中古住宅の購入を検討されている買主さまからご相談をいただきました。

「天井に雨染みがあり、今雨漏りしているのか?売主さんに聞いてもわからない。
現在、雨漏りしているのか?調査してほしい・・・」

近い現場だったので、調査をお受けしました。

中古住宅(築30年以上経過)ということで、どんな建物なのかな?といろいろ想像していたのですが、

現場に着くとまず、外観チェックをします。

想像以上に、いい物件で驚きました。

 

調査開始・・・

まず、買主さまからいろいろとお話をお伺いいたしました。

その後、室内の雨染みを見させていただきました。

バルコニー、屋上、小屋裏と調査を進めます。

 

結果的には、現在、雨漏りはしていませんでした。

しかし、築30年経過しているので、いろいろと経年劣化あり・・・

 

どこまでメンテナンスした方がいいの?

買主さまから「どこまでメンテナンスした方がいいの?」と率直に聞かれました。

「弊社には仕事になりませんが・・・

ここが私の家なら、既存住宅瑕疵(かし)保証保険に入ると思います。」

とお伝えしました。

買主さまは、「初めて聞く言葉でわからない??」とのことでしたので、

簡単に説明をして、仲介の不動産屋さんに聞いてみるとのことになりました。

 

中古住宅の売買時には、とても買主さまにとって、安心な保険となっていますので、ご紹介いたします!

 

既存住宅瑕疵(かし)保証保険?

保険の話は細かい字が多くて、嫌だな~と私は思ってしまいます。

なので、ザックリと・・・

⓪中古住宅の売買契約前に入る保険

①「売主が宅建業者の場合」と「個人間売買の場合」の2つにある。

②建物の耐震性に関係する部分(柱、壁、基礎)、雨漏りに関係する部分(屋根、壁、窓廻り)などが保険対象となる。

③引渡し後に、雨漏りなどが見つかった場合は、その補修費用のほとんどを保険でまかなうことができる。

つまり、中古住宅の購入を検討している方のための保険です。

 

日本の中古住宅売買では、8割が個人間売買と言われています。

この物件もそうでした。

個人間売買の場合の手続きの流れは以下の通りです。

①売主(買主)が検査機関に検査・保証依頼

②保険加入手続きを行う(料金は約5万円程度)

③検査機関が売買物件を検査

④検査して、問題がなければ保険成立

⑤保証期間内に不具合があれば、保険で直す

 

検査機関とか?よくわからないと思いますが、この保険はお勧めです!

お勧めの理由・・・

①保険料が安価・・・戸建住宅 木造・120㎡ 保険期間5年 保険金額 1,000万円の保険料・検査料込で、68,540円。

約7万円で、5年間は安心です。
1,000万円なら、ほとんどの雨漏りは確実に直せます。

②保険金の支払い対象費用も手厚い

修理費用だけではなく、調査費用、転居・仮住まい費用等も対象になります。

保険金は(修補費用等ー自己負担5万円)となっていて、自己負担が軽くなっています。

③中古住宅を購入後、隠れた瑕疵の雨漏りなどの不具合は通常1年以内には発生します。

隠れた瑕疵?・・・売主・買主ともに気が付いていない瑕疵(不具合)

瑕疵の雨漏りは保険で直すことができるので、安心ですね!

 

どんな住宅でもいいの?

中古住宅で一番関係するのが、建築時期です。

新耐震基準を求められるため、昭和56年前の建物は対象外となります。

それ以外の細かい所は、保険協会・保険会社のホームページで確認ください。

 

ご注意ください・・・

中古住宅売買でよく聞く言葉として、現状渡し(瑕疵責任は負わない)というものです。

この買主さんも不動産屋さんから、「売主の条件として、瑕疵責任は負わないとなっている」と説明を聞いていました。

この売主の瑕疵責任と今回の瑕疵保険とも、瑕疵がついているので、混同しがちです。

現状渡しとこの瑕疵保険は全く別物なので、ご注意ください・・・

中古住宅購入をご検討の方は、是非、この瑕疵保険も検討する価値ありますよ~!

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