屋根修理の強引な営業の5つの断り方とは?断るための心得も解説

Dr.神谷
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  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経アーキテクチュア」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

屋根修理の強引な営業の断り方を知りたい

屋根修理の営業をうまく断る方法を知りたい

屋根修理をうまく断っている人がどんな断り方をしているのか知りたい

この記事で伝えたいこと

この記事は「屋根修理の強引な営業の断り方を知りたい」「屋根修理の営業をうまく断る方法を知りたい」という方に向けて解説しています。

屋根修理の強引な飛び込み営業で高額な契約をしてしまう方が、残念なことになかなか減りません。
営業マンも色々なやり方や手口で、契約させようとしてくるからです。
でも、屋根修理の強引な飛び込み営業も、断り方を知っていれば無理に契約させられることはありません。

本記事では、強引な営業の断り方や断るための心得を解説しています。
読めば強引な営業もうまく断れるようになりますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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強引な営業を断るための3つの心得とは

まず始めに強引な営業を断るための3つの心得を紹介します。

  1. はっきりと断る
  2. 最初の要求に応じない
  3. 質問に答えない

それぞれについて簡単に解説します。

はっきりと断る

強引な営業に対しては毅然とした態度で、はっきり断ることが重要です。

「考えておきます。」「検討してみます。」など、曖昧な断り方や遠まわしな断り方をするとしつこくつきまとわれてしまいます。

はっきり断った方が相手の営業マンのためでもあります。

最初の要求に応じない

言葉巧みな営業マンは少しずつ自分のペースに持っていきます。

例えば、「簡単なアンケートだけ答えてもらえませんか?」「玄関で話をさせてもらえませんか?」と最初はハードルの低い要求をしてきます。

それぐらいならと応じてしまうといつの間にか、屋根修理の話をすすめられてしまうので、最初の要求を断りましょう。

質問に答えない

屋根修理の強引な営業マンの質問に答えてしまうと、相手ペースになってしまいます。

質問に答えないようにしましょう。

質問に答えるとこちらの情報を相手に提供してしまうことになり、次の質問につながってしまうため、「質問に答える」という小さな要求から断ることが重要です。

質問を断るための返答を紹介します。

  • 個人情報なのでお答えできません
  • 知らない方にお答えする必要はありません
  • 質問に答える義務はありません

わかりやすくNO!を伝えましょう。

 

屋根修理の強引な営業の5つの断り方

屋根修理の強引な営業の5つの断り方を紹介します。

  1. 居留守を使う
  2. 相手の身分を聞く
  3. 記録に残す
  4. 身内に修理業者がいると言う
  5. 悪質な場合は警察を呼ぶ

悪徳な業者の場合、最後は警察を呼ぶことまで考えなければならない可能性もあるとご承知おきください。

次の章から詳しく解説していきます。

 

【屋根修理の強引な営業の断り方】①居留守を使う

一度対応すると、話が長くなってしまったり、断らせてくれなかったりするため、居留守を使ってそもそも対応しない方法がオススメです。

大抵は2、3回インターホンを押して応答がなければいなくなることが多いです。

居留守だとわかった方が、この家は「脈がない」とあきらめてもらえます。

どうしても用がある人はポストに書類・手紙を置いていくので居留守しても被害はほとんどないと思います。

 

【屋根修理の強引な営業の断り方】②相手の身分を聞く

運悪く、インターホンに出てしまった場合やドアを開けてしまった場合は、相手の話が進む前に、まず相手の身分を聞くことが重要です。

中には施工を依頼したハウスメーカーのふりをしたり、公共機関のふりをする悪質な業者がいます。

最初の段階で相手の身分をはっきりさせましょう。

名前や身分を明らかにしない場合や曖昧であやしい場合は、すぐに断り会話をシャットアウトしましょう。

 

【屋根修理の強引な営業の断り方】③記録に残す

詐欺や悪徳商法などに関わる営業マンは、記録に残ることを嫌います。

身分証の写真撮影や会話の内容の録音・防犯カメラの撮影などの記録を残すようにしましょう。

記録に残すことを拒む場合は、詐欺や悪徳商法などに関わる営業マンの可能性が高いです。

また、詐欺や悪徳商法などに関わる営業マンは法律に触れるような営業をしてくるため、記録を取っていることが相手の抑止力にもなります。

 

【屋根修理の強引な営業の断り方】④身内に修理業者がいると言う

会話が始まってしまった場合は、出まかせでいいので、「身内に屋根の修理業者がいる」と言うことが有効です。

「知り合いが安く修理してくれる」「身内が無料で修理してくれる」と伝えると、営業マンにとっては利益が少ない悪条件の仕事となるので、深追いする意味がありません。

別の家を営業した方がいいと思いますので、うまく断れる可能性が高いです。

 

【屋根修理の強引な営業の断り方】⑤悪質な場合は警察を呼ぶ

悪質な営業マンは契約するまで居座って帰らない場合があります。

はっきりと「帰ってほしい」と伝えましょう。

それでも営業マンが帰らない場合は不退去罪になるため、悪質な場合は警察を呼びましょう。

悪徳業者ですと夜10時でも帰らず玄関の前に立っている場合もあるそうです。

警察が警告か逮捕してくれます。

根負けして契約してしまうと、その後も悪徳業者と付き合うことになるので、絶対にNGです。

迷わずに警察へ電話しましょう。

実際には警察を呼ばなくても、帰らないときは「不退去罪になるため警察に通報します」と営業マンに伝えるだけでも有効で、営業マンもあきらめるでしょう。

 

強引な営業に対するNGな断り方

強引な営業に対してNGとなる断り方を紹介しておきます。

  • 「いいです」「結構です」「大丈夫です」
  • 「自分は決められないので」
  • 「今、忙しいので」
  • 「お金がない」「金額が高そうだから」

 

「いいです」「結構です」「大丈夫です」は、わざと誤認して『承諾した』と付け入られる可能性があるので使わないようにしましょう。

「自分は決められないので」は、「旦那様はいつ帰ってきますか?」と次の機会を作ってしまいます。

「今、忙しい」は、「3分で話しは終わりますので」と粘られてしまいます。

「お金がない」「金額が高そうだから」は、「割引します・キャンペーン期間です」と返してきます。

 

強引な営業は、まともな会話が成り立たないと思っておきましょう。

 

飛び込み営業の悪質な5つの手口とは

悪質な飛び込み営業の代表的な手口を紹介します。

  • 不安をあおる
  • 無料で診断すると言う
  • キャンペーン中だと言う
  • 火災保険の利用を勧める
  • 大幅な値引きがある
  • ハウスメーカーや資材メーカーを装い点検する
  • 工事費用は全額前払いと求めてくる

 

悪徳業者はちゃんとした業者であるとカモフラージュするので、すぐに見極めることは難しいです。

建物や屋根を見て、ハウスメーカーや資材メーカーを装って、定期点検とウソをついて、屋根に上がろうとする手口もあります。

メーカー名が合っていたとしても、最初に社員証や名刺を必ず確認しておきましょう。

また、工事費用の支払い方法は、一般的には工事後の全額支払いか、工事前に一部を前払いするかどちらかです。

工事費用の全額前払いは通常ではなく、支払ってしまうと連絡が途絶えてしまう可能性もあります。

 

代表的な悪徳業者の手口を知っておくことは、見極めることに役立ちますので詳しくはこちらの記事をご覧ください。

屋根修理の飛び込み営業は悪質!5つの手口と見分ける方法を解説!

 

屋根の板金が浮いていると突然訪問してくるケース

屋根の板金(棟板金)は、10年くらいで浮いてしまうことがあります。

上の写真のように棟板金の一部が屋根から浮いた状態になります。

原因としては、強風にあおられたことが考えられます。

板金が浮いている状態を放置していると、次の台風などの強風で、板金が飛ばされて、人や物を傷つけてしまうリスクとなります。

そこに付け込んで「屋根の板金が浮いている」と突然訪問し不安をあおって屋根にあがろうとすることは、悪徳業者の営業のパターンになっているのです。

「屋根の板金が浮いている」かどうか、一般の方では判断つかない場合が多く、そこを狙ってきます。

下から見てわからない場合は、緊急性はないのでだまされないようにしましょう。

 

屋根の板金が浮いていると言われるケースについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

屋根の板金が浮いていると言われた!どんな状態なの?注意点も解説

 

屋根修理の詐欺に引っかからないための方法

屋根修理の詐欺に引っかからないためのポイントを紹介しておきます。

  • 怪しい業者は屋根に登らせない
  • 怪しい業者にはドローンで撮影させない
  • ホームページを確認する
  • 別の業者にも相談するようにする
  • 口頭だけではなく紙の契約書に残しておく
  • 見積書の内容をチェックする
  • 修理箇所の写真をもらう
  • 契約を急かす業者は避ける
  • 営業の断り方を習得しておく

 

訪問業者から何を言われても「屋根に登らせない」「ドローンで撮影させない」ことがもっとも重要です。

お客様は屋根の写真を見せられても、不具合があるかどうか判断できないので、ドローンでの撮影も屋根詐欺にあうリスクとなります。

業者の本社が他県にある場合も、注意しておきましょう。

詐欺業者は広域で活動することが多く、レンタルオフィスなどの住所を記載している場合がありますので、ホームページや所在地の地図は確認しておきましょう。

 

もし契約してしまった場合はどうすればいい?

もし飛び込み営業・訪問販売で契約してしまったときに後悔した場合は、すぐに対応しましょう。

飛び込み営業・訪問販売の場合は、「クーリングオフ」という制度があります。

契約日から8日以内であればクリーングオフすることを業者に伝えれば、無料でキャンセルできます。

注意点としては、訪問販売はクーリングオフの制度が適用されますが、webやテレビコマーシャルなどを見て、業者を呼び出した場合は、訪問販売ではなくなるので、クーリングオフが適用されません。

悪徳訪問販売業者がテレビコマーシャルをする事例も増えてきていますので、すぐに契約しないようにしましょう。

 

また、8日を過ぎても契約を破棄できるケースも紹介しておきます。

  • 契約書の不備や説明されていた内容と工事が違うなどの場合
  • 業者から契約書が交付されていない場合
  • 契約日が記載されていない場合

 

訪問販売などのトラブルに関して、専門窓口への相談(消費者ホットライン188・住まいるダイヤル0570-016-100)もオススメします。

弁護士であれば、業者に支払ってしまった後でも、回収できる可能性もあるので高額な場合は、相談することも一つです。

 

訪問販売での契約のクーリングオフに関して、実際の方法など詳しくはこちらの記事をご覧ください。

訪問販売業者と契約して不安を感じている方は、クーリング・オフしましょう!

 

悪徳業者に狙われないようにすることの重要性

悪徳業者に狙われないようにすることは意外と簡単であり、接触機会が少なくなるので重要です。

普段から建物のメンテナンスを定期的に行って、現状を把握し管理しておくことは悪徳業者に狙われないことにつながります。

住まい手のメンテナンス不足感に付け込む手法なので、外観がきれいな建物は敬遠される可能性が高いです。

「番犬注意」「訪問販売お断り」などでインターフォンを押しにくくすることや建物まわりや庭をきれいに整備しておくことなどの少しの配慮も効果的です。

また、屋根と外壁を定期的に眺めておくだけでも、悪徳業者のウソにだまされにくくなります。

 

【まとめ】屋根修理の強引な営業はきっぱり断ろう

屋根修理の強引な営業を断るための3つの心得を紹介しました。

  1. はっきりと断る
  2. 最初の要求に応じない
  3. 質問に答えない

また、屋根修理の訪問販売業者へのオススメの断り方は5つあります。

  1. 居留守を使う
  2. 相手の身分を聞く
  3. 記録に残す
  4. 身内に修理業者がいると言う
  5. 悪質な場合は警察を呼ぶ

訪問販売業者と関わりたくなければ、【居留守を使う】ことをもっともオススメします。

運悪く悪徳業者と会話してしまって、居座られた場合は、躊躇することなく警察に電話しましょう。

 

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