50坪の家の屋根葺き替え工事の適正価格は?屋根材ごと費用も紹介

Dr.神谷
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  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経アーキテクチュア」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

  • 50坪の家の屋根葺き替え工事の適正価格について知りたい
  • 50坪の家の屋根葺き替え工事の内訳を知りたい
  • 50坪の家の屋根葺き替え工事を安くする方法を知りたい

この記事で伝えたいこと

この記事は、「50坪の家の屋根葺き替え工事の適正価格について知りたい」「50坪の家の屋根葺き替え工事の内訳を知りたい」という方に向けて書かれています。

どの屋根も年月の経過によって少しずつ劣化していくため、屋根はいつか必ず屋根葺き替え工事が必要になります。
50坪くらいの大きな家になると、屋根葺き替え工事の費用は安くありません。

だからこそ、費用の相場や内訳をしっかり知っておきたいですよね。

本記事では、50坪の家の屋根葺き替え工事の適正価格について解説していきます。
内訳や注意点も詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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50坪の家の屋根葺き替え工事の適正価格は?

50坪の家の屋根葺き替え工事の適正価格について、目安としては「200万円~380万円」とお考えください。

屋根の形状が複雑、屋根の勾配がきつい、立地が悪いなどの場合は、工事価格が高くなる傾向があります。

また、ウッドショックやウクライナ紛争によって、物価の変動が無視できないほど大きくなっており、価格が今後変わってくる可能性がありますので、先ほどの目安は2022年4月時点の目安と考えください。

 

屋根材によってかわる屋根葺き替え工事の費用

屋根葺き替え工事は、どの屋根材からどの屋根材にするのかによって大きく価格が変わります。

下記の表を参考に50坪の屋根葺き替え工事の費用目安を紹介します。

既存の屋根材施工内容総額費用目安
瓦⇒瓦250~380万円
瓦⇒スレート220~300万円
瓦⇒ガルバリウム鋼板250~320万円
スレートスレート⇒スレート200~280万円
 (カラーベスト・コロニアル)スレート⇒ガルバリウム鋼板220~300万円
セメント瓦セメント瓦⇒瓦220~350万円
 (モニエル瓦・厚形スレート)セメント瓦⇒ガルバリウム鋼板220~320万円
トタン(カラー鋼板)トタン⇒ガルバリウム鋼板200~280
万円

 

50坪の家の屋根葺き替え工事の単価

50坪の屋根葺き替え工事の単価をご紹介します。

既存屋根の撤去費・処分費、新規屋根の材料・施工費、下地補修費、防水シート、足場費用等の単価をまとめました。

内容費用相場(㎡単価)
既存屋根材の撤去費1,500~3,000円/㎡
既存屋根材の処分費1,500~3,000円/㎡
新規屋根材の材料・施工費【日本瓦・平板瓦】 8,000~12,000円/㎡
【スレート/カラーベスト・コロニアル】 5,000~8,000円/㎡
【ガルバリウム鋼板/横葺き・縦葺き】 6,500~9,000円/㎡
下地材料・補修費2,500~3,500円/㎡
防水シート材料・施工費500~1,500円/㎡
足場費用900~1,500円/㎡

既存屋根の状態によって、下地補修費は大きく異なります。

上記単価表以外として、諸経費(福利厚生費・管理費・残材処分費等)がかかります。

 

50坪のスレート屋根の家の屋根葺き替え工事の費用

50坪のスレート屋根の家の屋根葺き替え工事の費用を紹介します。

既存屋根の条件はこちらとなります。

  • 既存屋根材(スレート屋根/石綿入り)
  • 新規屋根材(コロニアルグラッサ)
  • 総2階
  • 屋根面積165㎡
  • 寄棟屋根
  • 屋根勾配3寸

リアルな一例をご紹介します。

項目数量単位単価金額
既存スレート屋根(石綿)撤去費1652,500412,500
スレート屋根(石綿)処分費1652,500412,500
下地調整費(野地板増張り)1653,000
495,000
遮熱コロニアルグラッサ材料代1653,600594,000
副資材(ルーフィング、板金等)1651,100181,500
本体施工費1651,600264,000
棟板金施工費401,20048,000
足場設置費400900360,000
諸経費・福利厚生費・残材処分費(工事費8%)221,400
消費税(10%)298,890
総合計3,287,790

 

50坪の瓦屋根の家の屋根葺き替え工事の費用

50坪の瓦屋根の家の屋根葺き替え工事の費用を紹介します。

既存屋根の条件はこちらとなります。

  • 既存屋根材(日本瓦屋根/葺き土なし)
  • 新規屋根材(F形瓦)
  • 総2階
  • 屋根面積165㎡
  • 切妻屋根
  • 屋根勾配4寸

リアルな一例をご紹介します。

項目数量単位単価金額
既存日本瓦(葺き土なし)撤去費1653,000495,000
日本瓦(葺き土なし)処分費1651,800297,000
下地調整費(野地板重ね張り)1653,000
495,000
F形防災瓦材料代1653,500577,500
副資材(ルーフィング、瓦桟木、ビス等)1652,000330,000
本体施工費1652,500412,500
足場設置費400900360,000
諸経費・福利厚生費・残材処分費(工事費8%)237,000
消費税(10%)320,400
総合計3,524,400

 

50坪のトタン屋根の家の屋根葺き替え工事の費用

50坪のトタン屋根の家の屋根葺き替え工事の費用を紹介します。

既存屋根の条件はこちらとなります。

  • 既存屋根材(トタン屋根)
  • 新規屋根材(ガルバリウム鋼板・立平葺き)
  • 総2階
  • 屋根面積165㎡
  • 切妻屋根
  • 屋根勾配2寸

リアルな一例をご紹介します。

項目数量単位単価金額
既存トタン撤去費1651,500247,500
既存トタン処分費1651,500247,500
下地調整費(野地板重ね張り)1653,000
495,000
ガルバリウム鋼板立平ぶき材料代1654,500742,500
副資材(ルーフィング、板金等)1651,100181,500
本体施工費1651,600264,000
棟板金施工費181,20021,600
足場設置費400900360,000
諸経費・福利厚生費・残材処分費(工事費8%)204,000
消費税(10%)276,360
総合計3,039,960

 

アスベスト含有の屋根の撤去費用は高くなる

2004年以前のスレート屋根などは強度を補強するために、ほとんどのスレートの中にアスベストが含まれています。

アスベストは目に見えないほど小さい繊維状の鉱物で発がん性物質のため、現在は使用禁止になっています。

アスベスト含有屋根材を葺き替える場合、アスベストが飛散しないように対策して撤去するため割高となり、また、アスベスト含有屋根材の処分費も年々高騰しています。

アスベスト含有屋根について詳しくはこちらの記事で解説しています。

アスベスト含有屋根ってなに? 屋根の用語・Q&A

また、アスベスト含有屋根材を撤去すると費用がかかるからと、その上に新しい屋根材でふたをするカバー工法を提案されることが多いようです。

カバー工法を採用した場合、次のメンテナンスを行うことができないので、次回は2重屋根を解体・改修することとなり、分別解体が必要なので、トータルでは割高となってしまいます。

古い屋根材の撤去費用を先送りにするカバー工法は、未来へ負の遺産を残すことになるためオススメできません。

また、カバー工法を工事する段階で、下のアスベスト含有屋根は破断、穿孔され、次回解体改修時のアスベスト飛散リスクが大幅に高まります。

将来、カバー工法の解体作業がアスベスト飛散リスクが高いと認定され、レベル2などに格上げされてしまうと解体費用は跳ね上がってしまいますので用心してください。

カバー工法について詳しくはこちらの記事で解説しています。

屋根修理でカバー工法を行うメリットやデメリットは?注意点も解説!

 

屋根修理の飛び込み営業してくる業者に要注意

屋根修理を飛び込みで営業してくる業者は、悪徳業者が多いようです。

屋根の専門家ではないにもかかわらず、訪販のマニュアル通りに不安をあおってきます。

屋根の不具合を言われても一般の方はそれが正しいことなのか、だまされているのか、判断がつきません。

その業者には悪いですが、話を聞いても一旦は断りましょう。

飛び込み営業の代表的な手口も紹介しておきます。

  • 不安をあおる
  • 無料で診断すると言う
  • キャンペーン中だと言う
  • 火災保険の利用を勧める
  • 大幅な値引きがある

飛び込み営業・訪問販売の悪徳業者について詳しくはこちらの記事で解説しています。

屋根修理の飛び込み営業は悪質!5つの手口と見分ける方法を解説!

 

相場よりも工事費用が高い場合は相見積もりを取ろう

相場よりも工事費用の見積もりが高いと感じた場合は、相見積もりを取るようにしましょう。

相見積もりのメリット・デメリットを紹介します。

メリット

  • 検討している工事費用の見積もりが妥当なのか比較することができる
  • 業者によって言っていることが違うことを認識できる
  • 自分の考えにあった業者を選ぶことができる
  • 相場よりも高い業者を避けることができる

デメリット

  • 複数の業者からの見積もりを取るため時間がかかる
  • 複数の業者と話しをするためつかれる
  • たくさん相見積もりすると選ぶことがむずかしくなり、工事も不安になる
  • 一番安価な業者を選んでしまい後悔する可能性がある

相見積もりをする考え方としては、もっとも安い業者を選ぶのではなく、自分の考えに合う業者を選ぶようにしましょう。

屋根修理は、電化製品のように最低限の機能が補償されているとは限らず、また、実際の業者の仕事内容を相見積もりでは比較することはできないことをご承知おきください。

屋根修理の見積もりの仕方について詳しくはこちらの記事で解説しています。

屋根の見積もりの仕方!3つのコツを屋根屋が詳しく解説します

 

【まとめ】50坪の家の適正価格で工事を契約しよう

50坪の家の屋根葺き替え工事の適正価格について、目安としては「200万円~380万円」とお考えください。

屋根の形状が複雑、屋根の勾配がきつい、立地が悪いなどの場合は、工事価格が高くなる傾向があります。

ウッドショックやウクライナ紛争によって、1.5倍程度材料代が上昇しており、価格が変わっていますので、古いwebの価格に比べて屋根の葺き替え費用も上昇しております。

また、アスベストが入っているスレート屋根はカバー工法に走りやすいですが、次回の解体・改修まで考えると逆に、かなり割高の工事となりますので、葺き替えをオススメします。

訪問販売などの被害に合わないためにも相見積もりをして、適正価格で自分の考えに合う業者を選びましょう。

 

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