相談内容:築9年で雨漏りがずっと続いている。瑕疵担保責任保険を使えるの?

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    屋根・雨漏りのセカンドオピニオンのDr.神谷です。

     

本記事はこんな人にお勧めします。

築10年以内で雨漏りしている人。

工務店さんの対応に苦慮している人。

 

この記事で伝えたいこと

「新築時から発生している雨漏りが直らない。」と不安ですよね。

今回は、築9年でもうすぐ瑕疵保険が切れてしまう方からのご相談です。

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相談内容:築9年で雨漏りがずっと続いている。瑕疵担保責任保険を使えるの?

相談者:築9年。雨漏りが直らない建物のお客様から相談を受けた設計士さん。

相談方法:電話

問合せ:別の業者に瑕疵保険を使って直した方がいいのか?

相談の詳細

・築9年。新築時から雨漏りが発生している。都度、工務店が対応している。

・しかし、雨漏りが止まらない。瑕疵保険を使って別の業者で根本的に直したい。

・話を聞く限りでは、工務店の外壁構造に関する認識が間違っている。

・雨漏り調査・修理を行って、建てた工務店から瑕疵担保責任で費用を払ってもらったことがあるか?

 

私の意見:住宅リフォーム紛争処理支援センターへ相談を早めにした方がいい。

・瑕疵担保責任保険は工務店さんが契約者で、倒産していなれば、基本は保険を使って修繕する場合はその工務店さんとなります。

・瑕疵担保責任保険の直接請求のハードルは高いので、早めに「現在の工務店さんでは直らない」と保険会社へ相談をかけましょう。

・保険会社は当然、契約者である工務店さん経由で解決することをすすめます。

・住宅リフォーム・紛争処理支援センターがそのような案件には適した相談窓口なっており、どのようなに進めたらいいか、アドバイスをもらえるので早めに相談してみてください。

・おそらく、外壁の透湿防水シートの施工に問題があるので、既存の外壁をはがして下地から正しい施工をしないと直らないと思われます。

・表面のコーキングだけでは難しいと思います。

・外壁の張り替えは費用がかかるので、瑕疵担保責任内に行うべきです。

・瑕疵担保責任保険会社も数社あり、対応が違うこともあります。

 

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