目次
天井のクロス張り替え費用は６畳だとどれくらい？
天井のクロス張り替えについて6畳の費用を紹介します。
一般的に6畳の天井クロスの張り替え費用は4～6万円程度とお考えください。
年数が経過していると既存の天井クロスと同じものはありません。
張り替えはリフォームとなりますので、少し厚みのあるリフォーム用のクロスを選ぶことをオススメします。
リフォーム用の標準的なクロスの材料代は1,000～1,200円/㎡となります。
その他の天井張り替え費用は６畳だとどれくらい？
その他の天井張り替え費用は６畳だとどれくらいなのか紹介します。
和室の天井を板張りする場合の費用目安は以下となります。
- プリント合板：8～23万円
- 天然木化粧合板：10～34万円
- 無垢板：17～51万円
天井材の材料代はピンキリとなっていて、2,000～数万円/㎡と幅が大きいです。
洋室の天井材は石膏ボード張りとなり、5～8万円程度となります。
また、天井高を上げるリフォームを行う場合は、６畳で20～25万程度となります。
６畳の部屋の天井張り替えのタイミング
天井の張り替えを行うタイミングを紹介します。
- 汚れ・痛みが気になる
- 雨漏りや雨のシミがある
- 築年数15年以上経った
天井は経年での汚れ、たばこのヤニ、反射による日焼けなどにより色ムラが発生します。
天井材の留め付けの緩みなどで天井がたわむこともあります。
経年による変化が気になる場合が張り替えのタイミングとなります。
また、雨漏りや雨のシミを発見した場合も天井を張り替えるタイミングと言えます。
気が付かない間に、雨漏りによる天井裏の劣化が進行している可能性もあるので、天井を張り替えることで天井裏を確認することができます。
ただし、雨漏りによる天井の張り替えよりも先に必ず雨漏りを直さなければならないので、専門業者に雨漏り修理を依頼してください。
完全な雨漏り修理をせずに天井を張り替えると雨漏りが再発したときに、再び雨のシミができてしまい張り替えが無駄になってしまうからです。
雨漏りは風雨の雨量、風速、風向きなどがある条件のときだけ、雨漏りが発生する場合があります。
完全に雨漏りが直っていなくても、数か月雨漏りが発生しないこともありますので、しっかりと雨漏り修理業者に依頼することをオススメします。
６畳の部屋の天井張り替えの費用を抑える3つのコツ
６畳の部屋の天井張り替えの費用を抑える3つのコツを紹介します。
- 安い材料
- 相見積もり
- DIY
次の章からそれぞれについて詳しく解説していきます。
【費用を抑える3つのコツ】①安い材料
天井張り替えの費用を抑えるには、安い材料を使うことが1つ目のポイントです。
天井の張り替え費用は材料費と施工費、廃材の処理費に分けられます。
この中では材料費がかなりの割合を占めることになります。
前述のとおり、和室の天井の張り替えで既存同等品として無垢材などを使用すると、かなり高額になってしまいます。
費用を抑えたい場合は、安価な材料で張り替えすることをオススメします。
【費用を抑える3つのコツ】②相見積もり
天井張り替えの費用を抑えるには、相見積もりを行うことがポイントです。
相見積もりは、相場感を把握することができる上に他社の見積書があると価格引き下げ効果があります。
また、相見積もりを行うことで、自分に合った信頼できる業者を選ぶことができて、見積もりを通して業者の特徴を知ることもできます。
【費用を抑える3つのコツ】③DIY
DIYが可能であれば、天井張り替えの費用を抑えることにつながります。
DIYを行うことで費用の節約には必ずなりますが、DIYを行うことができるのは技量が必要です。
DIYの技量がなければ、満足のいく仕上がりとはならない可能性が高いです。
クロス張り替えではクロスのシワや膨らみが発生しやすいです。
また、天井板材の張り替えはDIYが難しいのでオススメできません。
天井張り替えのDIYについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
天井張り替えをDIYでリフォームできる？手順や費用を徹底解説
６畳の部屋の天井張り替えで火災保険は使える？
６畳の部屋の天井張り替えで火災保険は使える可能性があります。
風災・ひょう・台風・雪災などの自然災害によって雨漏りが発生した場合、火災保険が適用される可能性があるからです。
とくに、自然災害で屋根・壁など建物の外周に破損などの被害が発生した場合は火災保険の適用事故となります。
その被害による雨漏りが原因で天井材に雨染みが発生した場合も火災保険が適用される可能性が高いです。
一方で、経年劣化による雨漏りの可能性が高い場合は、火災保険を使った天井張り替えは難しいと言えます。
天井張り替えは解体作業が伴うことがある
天井張り替えは基本的には解体作業が伴います。
クロスを張り替える場合は、既存のクロスを撤去することになります。
天井材を張り替える場合は、既存の天井材を撤去する必要があります。
天井上に断熱材が設置している場合は、天井材を撤去したときに断熱材も落ちてくるので、新規天井材を設置するときには断熱材を入れ直します。
解体中は、部屋中に入ることはできません。
また、ホコリが部屋中に舞うことがありますので、床や家具などを予め養生する必要があります。
騒音が発生することも理解しておきましょう。
【まとめ】６畳でも天井張り替え費用はそこまで安くない
6畳でも天井クロスの張り替え費用は4～6万円、石膏ボードの張り替え費用は5～8万円となり、合計では約9～14万円程度となり、そこまで安くはありません。
天井材の張り替え費用は約8～51万円程度であり、使用する材料によって大きく異なります。
費用を抑えるコツとしては、安い材料を使用することと相見積もりでを行うことです。
雨漏りが原因で天井材を張り替える場合は、まずは雨漏りの専門業者に依頼して雨漏り調査・修理をしっかり行うことをオススメします。
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