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雨漏り修理の見積もりが無料は本当?
雨漏り修理の見積もりが無料は本当です。
また、雨漏り修理のお見積もりを行う上で、雨漏り原因を特定することが必須と考えていますので、神清では雨漏り調査も無料としています。
弊社の雨漏り調査は目視調査だけで済ますことはなく、散水調査などもしっかり行っており、ここまで無料です。
※雨漏り調査する上で、足場設置や高所作業車が必要な場合は、その費用が発生します。
雨漏り修理の見積もりが無料な業者は多いですが、雨漏り調査をしっかり行った上での見積もり無料は神清オリジナルとなっております。
雨漏り調査の無料が本当なのかについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
無料の見積もりで気をつけたい3つの注意点
無料で見積もりを作成してもらう際に気をつけたい3つの注意点を紹介します。
- 無料の範囲
- 調査の正確性
- 悪徳業者の可能性
次の章から詳しく解説していきます。
【無料見積もりの注意点】①無料の範囲
雨漏り修理に伴う無料見積もりの範囲を確認しておきましょう。
- 現場確認
- 雨漏り調査
- 修理見積もり提出
無料見積もりは上記内容となります。
ここで業者による差が出るポイントとしては雨漏り調査の範囲があります。
一般的な業者の雨漏り調査は「目視調査までが無料」が多いですが、業者によって異なっています。
- 調査に向けた相談(電話相談)が無料
- 目視調査が無料
- 散水調査が無料
- 赤外線サーモグラフィ調査が無料
- 雨漏り修理を依頼するなら調査無料
神清では、散水調査・赤外線サーモグラフィ調査までを無料としています。
また、修理見積もり提出も差があります。
- 当日、手書きの見積書を提出
- 後日、見積書を持参
- 後日、見積書を郵送
当日、手書きの見積書を提出する業者は訪問業者がよく行う方式なので注意してください。
【無料見積もりの注意点】②調査の正確性
雨漏り調査は基準が決まっているわけではないので、各社の雨漏り調査の正確性が大変重要です。
無料であっても目視調査のみですとその調査結果を信用することはやめておきましょう。
目視調査だけで提案された雨漏り修理を行うことは再発リスクが高いとお考えください。
「表面を塗装すれば、雨漏りが止まる」と勘違いしている業者さんや目視調査だけで見積もりを提出する業者さんがかなり沢山います。(散水調査などを行う場合は、有料となる業者)
散水調査などで浸入箇所を特定してお見積もりを行う弊社のような業者とは正確性が全くことなりますのでご注意ください。
【無料見積もりで注意点】③悪徳業者の可能性
雨漏り調査無料と掲げている業者の中には、悪徳業者が多く潜んでいるようです。
無料の目視調査だけを行なって、後日、見た目にはきれいな報告書を作成し、再訪問して、結果、不安をあおり、全面塗装・全面葺き替えが必要と営業する手口があります。
それで雨漏りが止まれば、まだいいのですが、雨漏りが再発して何度来ても直せないパターンが多いようです。
「雨漏りを止める」ことが目的ではなく、大きな金額となる「全面塗装・全面葺き替え」工事を受注することが目的のため、その業者の目的は達成しており、雨漏りが再発した場合は途端に良心的ではない対応をとる業者がいます。
正確な調査を行わない悪徳業者に依頼すると、雨漏りが繰り返されてしまう可能性や表面上わからない雨漏りが建物の内部で進行してしまう可能性がありますので注意してください。
雨漏り修理の見積もりのための雨漏り調査に必要な費用
雨漏り修理の見積もりのための雨漏り調査に必要な費用相場を紹介します。
一般的には下記のような費用が必要となります。
- 目視調査
- 散水調査
- 赤外線サーモグラフィ調査
- 発光液調査
- ドローン撮影調査
それぞれの調査内容と費用を簡単にまとめています。
調査方法 | 費用の目安 | 調査内容 |
---|---|---|
目視調査 | 0円 | 雨漏り部分を目視・写真撮影して、調査する方法です。 |
散水調査 | 0~30万円 | 水道の蛇口にホースをつないで、浸入口に散水をして、雨漏りを再現する調査方法です。 |
赤外線サーモグラフィ調査 | 0~20万円 | 赤外線カメラを使い、建物内外の熱画像を撮影して、雨水の浸入経路を調査する方法です。 |
発光液調査 | 15~20万円 | 雨漏りの浸入口を見分けるために、蛍光液の色を変えて、場所を特定する調査方法です。 |
ドローン撮影調査 | 0~10万円 | 屋根などの高所部分で目視できない所をドローンにより写真撮影して調査する方法です。 |
見積もり無料と言っても、実際には費用がかかるため、雨漏り修理費用の中に含まれることになります。
雨漏り修理の見積書で確認しておくべきポイント
雨漏り修理の見積書で確認しておきたいポイントを紹介します。
「雨漏り修理 一式」という記載の見積書は警戒してください。
どんな工事を行うのか、わからないからです。
防水、シーリング、板金工事、塗装工事、張替え・葺き替え工事等、修理内容がわかるような見積書であることを確認してください。
全面的な工事であれば、「一式」ではなく、数量・単価がわかる見積書であることを確認しましょう。
※部分修理などで面積・人工が少ない場合は、「一式」となります。
大幅な値引きをする業者には警戒をしてください。
すぐに契約をさせるための仕組みとして値引きがあり、悪徳業者の演出の可能性が高いです。
雨漏りの修理に必要な工事や建材は非常に専門性が高く、見積書を見てもなかなか理解できない部分も多いです。
わからないことがあれば、質問して説明を受けましょう。
質問しても内容はわからないと思いますが、そのやり取りでいい業者を選ぶようにしましょう。
雨漏り修理費用の相場
無料で見積もり依頼した後に、提出される雨漏り修理費用の相場を紹介します。
項目 | 修理内容 | 金額 | 単位 |
---|---|---|---|
屋根修理 | 瓦の差し替え | 20,000円~ | /枚 |
屋根修理 | 棟板金の部分取替 | 3~15万円 | /棟 |
屋根修理 | 瓦の葺き替え | 15,000円~ | /㎡ |
屋根修理 | スレート屋根の葺き替え | 12,000円~ | /㎡ |
外壁修理 | シーリング工事 | 900~1,200円 | /m |
外壁修理 | 塗装工事 | 2,000円~ | ㎡ |
外壁修理 | サイディング張替え | 12,000円~ | /㎡ |
屋上修理 | 防水工事 | 7,500円~ | /㎡ |
シロアリ駆除 | シロアリ駆除工事 | 8,000円~ | /坪 |
上記の㎡あたり、mあたり、坪あたりの修理費用相場は、全体改修をイメージした広範囲のリフォーム・メンテナンス費用です。
雨漏りの応急処置、部分修理の場合は単価が異なる可能性が高いです。
事例をいくつか紹介します。
- 雨漏り応急処置 30,000~円(基本的にはシーリングでふさぐなどの応急処置)
- 部分的な雨漏り修理 一式工事(数万円~十数万円/業種ごと)
例えば、バルコニーの防水工事、笠木脱着工事、足場設置工事、シーリング工事などは業者の異なる小規模工事となり、一式工事となります。
雨漏り修理はどこに依頼するべき?
雨漏り修理をどこに依頼するべきなのか、業者選びのチェックポイントを紹介します。
- 「100%雨漏りが直る」「100%雨漏りの原因がわかる」などの業者はNG
- 「雨漏りは全面塗装すれば直る」という業者はNG
- 目視調査だけで安価な費用(25,000円程度)でコーキングして様子を見て、直らなければ大規模修理が必要という仕組みの業者はNG
- 雨漏り調査をしっかりと行う業者を選ぶ
- 雨漏りの修理方法のプランをいくつか提案する業者を選ぶ
目視調査だけであやしい箇所を安価な費用でコーキングして様子を見て、再発するようであれば大規模に補修しないと直らないと提案してくる業者がいます。
目視調査のコーキングでは雨漏りが止まらない可能性が高く、安価なようでムダな費用をかけることになりますので、雨漏り調査をしっかりする業者を選びましょう。
【まとめ】雨漏り修理の見積もり無料にも色々ある
雨漏り修理の見積もり無料には業者によって、色々な仕組みがあります。
とくに、雨漏りの原因を特定するための雨漏り調査は業者によって異なっています。
- 調査に向けた相談(電話相談)が無料
- 目視調査が無料
- 散水調査が無料
- 赤外線サーモグラフィ調査が無料
- 雨漏り修理を依頼するなら調査無料
雨漏りの原因を特定していない雨漏り修理の見積もりの比較は意味がないとも言えます。
雨漏り調査で原因を特定してから、雨漏り修理する仕組みの業者をオススメします。
雨漏りに関してお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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