瓦屋根 どんな屋根形状はやめた方がいいの? 方形屋根はやめた方がいいですよ!

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瓦屋根では、どんな屋根形状はやめた方がいいですか?

みなさま。こんにちは。

屋根から人の笑顔を作りたい!!!

神清(カミセイ)のDr.神谷です。

「瓦屋根にするなら、どんな屋根形状はやめた方がいいですか?」とシンプルなご質問をいただきました。

パッと頭に浮かんだのは、方形(ほうぎょう)屋根です。

簡単にご紹介いたします。

寄棟(よせむね)屋根vs方形(ほうぎょう)屋根

寄棟屋根と方形屋根って、屋根形状はよく似ています。

寄棟屋根は陸棟(りくむね)の両端に4つの隅棟がある形状の屋根のことを言います。

方形屋根は陸棟がなく、真上から見ると正方形の屋根のことを言います。

実際の物件で見ますと、

寄棟屋根は頂部に陸棟があるので、瓦屋根としては、標準的な納まりで雨漏りの心配もありません。

陸棟に棟換気も設置できるので、小屋裏換気も大丈夫です!

一方の方形屋根は、

一般の住宅よりはお寺さんの屋根といった感じです。

屋根の頂点の雨漏りの心配があり、施工も大掛かりとなる場合があります。

陸棟がないため、棟換気を設置することもできません。

一般住宅の方形屋根には、瓦屋根は不向きだと言えます。

 

日本瓦などの山がある瓦は切妻(きりづま)屋根と相性がいい!

日本瓦などの山がある瓦は切妻屋根と相性がいいです!

屋根の縦・横のサイズを瓦と合わせることで、ほとんど瓦をカットすることなく切妻屋根が完成します。

その分、寄棟屋根や複雑な屋根よりもコストも下がります。

さらに、屋根形状がシンプルなほど雨漏りの心配もありません。

総2階などのシンプルな家形状で、軒の出がある切妻屋根が将来のメンテナンス費も下げることができ、お得なデザインと言えます。

 

まとめ:方形屋根の瓦屋根はお勧めしません!

雨漏りや結露対策を考えると、瓦屋根の場合、方形屋根はお勧めしません。

寄棟屋根・切妻屋根がいいですよ。

将来のメンテナンス費の削減を考えると、シンプルな家デザインをお勧めします!

総2階、軒の出がある切妻屋根の瓦屋根は大幅にメンテナンス費を軽減できますよ~!

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