天井断熱とは、水平の天井上で断熱する方式です!
天井断熱とは?
天井が水平で、その天井上に断熱材があるタイプです!
日本の住宅は、多くがこの天井断熱となっています。
赤い太線が断熱材。
図のように、天井の上に、断熱材が入れてあります。
ご自宅が確認するには、お部屋の天井やクローゼットの天井に、点検口があるはずです。
そこから、顔を出して懐中電灯で照らすと、断熱材が敷いてあるのが確認できます。
下の写真のような感じです。
上の写真の天井断熱材は綿のような繊維状のもの(グラスウール)が袋に入っているタイプのものです。
天井断熱では、小屋裏換気(こやうらかんき)が必要です。
屋根では、結露が発生することがあります。
屋根の木を腐朽させることがある、厄介なものです。
これは、ごく普通のお宅の実例写真です。
天井の点検口から小屋裏(屋根裏)を、覗いたところです。
野地合板が水分により劣化しているので、一瞬、雨漏りを疑いますよね。
じつは、これが結露による劣化です。
ここには、小屋裏換気がありませんでした。
室内から小屋裏に入ってくる湿気が、野地合板で結露して木材に水分を与えてしまいます。
この結露が繰り返されることで、野地合板・棟木・垂木という、屋根の構造材が腐ってくるのです。
小屋裏換気がないと、屋根の木材が腐る可能性が、とても高いということです。
天井断熱と小屋裏換気はセットだとお考えください。
図解 屋根に関するQ&Aでは、よく聞かれる屋根の質問にお答えしています。
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