台風がよく通る沖縄の屋根を見てみました!
沖縄の赤瓦屋根
沖縄の屋根でイメージするのは、沖縄の赤瓦です。
屋根には、鬼瓦ではなく、シーサーがいる感じではないでしょうか?
赤瓦はしっくいで塗り固められています。
表面に見える形でしっくいが塗られています。
瓦の下に隙間ができないようにしっくいでがちがちになっています。
RC造の陸屋根
もう1つは、コンクリート造の真っ四角な建物です。
屋根は陸屋根(ろくやね)となっています。
重いコンクリート造の建物で、台風にもびくともしない感じです!
外壁は白く、日射反射率を高めて、遮熱対策が取られています。
新しい住宅地を見てみます!
新しい住宅地は、勾配屋根(こうばいやね)が多いようです。
白い壁に、沖縄赤瓦ももちろん使われています。
それ以外にも、F形防災瓦も目立ちました。
F形防災瓦の留付けは沖縄仕様になっていると思います。
釘留めではなく、ビス留めになっています。
留め付けがしっかりしていれば、基準風速46m/sと最強の沖縄でも、十分に強度的には適しています。
その他には、M形の防災瓦も多く使用されています。
沖縄赤瓦ではないですが、素焼き系の色合いのM形防災瓦も目立ちました。
建築ラッシュとなっているようで、本場三州瓦の愛知県よりも新築の瓦採用率が高いようです。
塩害、紫外線劣化などの条件がきびしく、他の屋根材が長持ちしないようです。
瓦の耐久性、耐風性も評価されています!
日射反射の効果もあり、遠い沖縄で瓦が評価されているのが、新鮮に感じました。
これからの地球温暖化による温度上昇、紫外線劣化、台風の頻発など厳しい環境には、瓦という選択肢がありだと思います!
ぜひ、太平洋沿岸地域でこれから新築を検討されている方は、沖縄の屋根の考え方も参考にされてはいかがでしょうか?
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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