木造復元天守・掛川城 素敵でした!
休日で、静岡県に遊びに行ったので、近くにある掛川城に行きました。
あまり、下調べせずに行ったのですが、天守が木造で復元された珍しいお城でした。
遠くから見て、瓦屋根が映える天守でした!
幕末の1854年に起きた安政東海地震で、天守は倒壊しました。
その後、再建されることはなく、約25年前の1994年に天守が木造で再建されたそうです。
築25年の天守なため、壁の白しっくい塗りといぶし瓦屋根もとてもきれいで、立派に感じさせるのだと思います。
こちらの太鼓櫓は現存する建物です。
こちらは、瓦が古いためか、落ち着いた雰囲気があります。
天守へ続く塀の笠木は、瓦葺きの部分と木製の部分がありました。
瓦葺きの部分は銅線で、瓦1枚1枚が留め付けられていて、巨大地震にも耐えうる施工となっていました。
こちらの天守に続く部分の木製笠木は、だいぶ黒ずんでいて、経年劣化するので、定期的に交換する仕様だと思われます。
天守からは、江戸時代に建てられた二の丸御殿を見下ろすことができました。
こちらは、国の重要文化財に指定されていまして、江戸時代の仕様を引き継いでいます。
近くで見ると、屋根の軒の出が大きく、木製の建具に雨掛かりしにくいデザインとなっていました。
これらの建物は、木材、しっくい、瓦でできています。
約200年も、長持ちする木造建物は、躯体となる木・柱が雨で劣化・腐朽しないように、しっくいと瓦でしっかりガードする造りと言えます。
また、火災の面でも、しっくいと瓦は有効ですね!
名古屋城の天守閣の木造復元も楽しみです!
屋根に関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
お客様の率直な感想をいただくため「役にたった」「役に立たなかった」ボタンを設置しました。
私たちは、日々屋根にお困りのお客様にとって必要な情報をお伝えしたいと考えております。今後のご参考にさせて頂きますのでご協力よろしくお願いいたします。