雨漏り事故のリスクが高い場所を教えていただきました。
JIOさん(ジオ)は(株)日本住宅保証検査機構が名称で、住宅瑕疵担保責任保険法人の会社です。
新築は、10年間の瑕疵担保責任保険に加入していますが、その保険を受ける保険法人です。
そのため、実際に瑕疵で保険を支払う事故の情報をしっかりと蓄積されています。
その情報から雨漏り事故の多い場所が、わかってきます。
事故を軽減するために、推奨の施工方法を紹介いただきました。
愛知県の三河窯業試験場による勉強会です。
三河窯業試験場の片岡場長さまから主旨説明をいただきました。
その後、JIOの木村さまから講演いただきました。
新築での雨漏り事故の箇所としては、
壁:45%
屋根:19.6%
取合い部:35%
(取合い部とは、屋根と壁の接する所とか、バルコニーと壁の接する所などを示しています。)
となっています。
その中でも、サッシまわりからの雨漏りが多くなっているそうです。
これは、壁や取合い部から浸入した雨水が、サッシまわりから室内へ現れることが多いからだと思います。
これらのデータは、新築時から10年間に雨漏りの事故があり、かつ、保険が支払われた現場の蓄積です。
10年以降の雨漏り箇所とは、おそらく違いがあると思います。
このようなデータがどんどん好評されて、雨漏りリスクが少ない建物が増えることが、住宅の長寿命化へつながると思います。
雨漏りに関して、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
神清からのお願い
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