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アパートの雨漏りに関する相談ケース1:対応してくれないまま2か月が経った
相談者:アパート室内への雨漏りで困っている方。
相談内容:アパート室内への雨漏りが発生して、管理会社へ補修するように依頼しているが直してもらえない。2か月が経過している。「安い業者を探しているので、すぐに対応できない。」と管理会社に言われた。雨漏りが続いているので、どうしたらいいのか?
2か月間も放置されている居住者からのご相談がありました。
雨漏り調査や応急処置などの対応もなく、何も動きがないと不安になると思います。
雨の度に、雨漏りするのではないかと心配することは大きな苦痛になりますので、早く直してもらえるように、管理会社へ圧力をかけることが有効です。
国民生活センター(消費者ホットライン188)に相談すると専門的なアドバイスをいただけると思います。
国民生活センターに相談していると伝えることで、管理会社の早急な対応を引き出しましょう。
雨漏りで家財道具に被害が出ないように、バケツ・タオル・吸水シートなどで応急処置しておきましょう。
アパートの雨漏りに関する相談ケース2:火災保険は使えるかどうか
相談者:アパート室内への雨漏りで困っている方
相談内容:アパートの雨漏りを管理会社に言ってもなかなか直してもらえない。アパートに入居するときに火災保険に加入させられたので、その保険を使って雨漏りを直すことができるのか?
入居者さんからの雨漏り修理における火災保険を使えるかどうかのご相談です。
建物全体の火災保険は大家さんが加入しているので、入居者さんの火災保険を使って建物の外部を直すことはできません。
入居者さんの火災保険では、台風などの強風で建物に被害が発生し、その部分から雨漏りしたときに、室内の家財道具に被害を受けた場合には、使える可能性があります。
建物に被害が発生していない場合の雨漏りによる被害は、保険対象外と思いますが一度、火災保険会社に連絡してみると説明してもらえると思います。
雨漏りの修理に火災保険を使う条件や手順について「雨漏りの修理に火災保険を使う条件や手順は?注意点も解説します!」の記事で詳しく解説しています。
アパートの雨漏りに関する相談ケース3:大家さんが手配した修理業者が対応しても雨漏りが直らない
アパートの雨漏りに関する相談として、その他には、大家さんが手配した修理業者が対応しても雨漏りが直らずに困っているというものがあります。
修理を行っても雨漏りが再発してしまう場合は、大家さんが依頼した修理方法に問題があるか、依頼された業者の技量が不足していることが考えられます。
再発を繰り返してしまうと居住者の心労が続くため、以下の対策を検討してください。
- 大家さんに業者変更を依頼する
- 自分で業者を探して修理を依頼していいいか大家さんに確認する
- 引っ越しを検討する
雨漏りは原因を特定して、雨漏り修理することが解決の近道です。
技量不足の業者では原因を特定できないことも多々あります。
また、予算がない場合には、根本的な修理ではなく、応急処置しか行われない場合もあります。
大家さんに相談することで、雨漏り修理する気がどれぐらいあるのかを確認することも有効です。
引っ越しは簡単ではありませんが、雨漏りに悩むこともかなりのストレスとなりますので、最後の手段と認識しておきましょう。
アパートの雨漏りに大家さんが対応してくれないときの対策1:写真やメモなど記録を取る
雨漏りがどれくらい発生しているのかをわかりやすく説明するためには、雨漏りの状況を写真や動画で記録しておきましょう。
大家さんや管理会社への連絡日時もメモにして記録しておくことも役立ちます。
大家さんや管理会社の対応が遅かったために、被害が大きくなってことの証拠になりますのでしっかりと保存しておきましょう。
対応がない場合は大家さんや管理会社とのやり取りを録音しておくと、対応遅れや責任放棄の証拠として有効となります。
雨漏りの写真・動画を撮るときの3つのコツがありますので紹介します。
- 雨漏りのアップ以外の写真も撮っておく。(なるべく広範囲に撮る)
- 背景を意識して、その後に写真を見返しても雨が浸入した場所がわかるようにも撮っておく。
- 家財が濡れた場合、その被害状況・配置がわかるように撮っておく。
写真や動画はその場にいない第3者へ見せて理解してもらうためのものですので、雨漏りのアップだけ撮影しても効果的ではないのでご注意ください。
賃貸住宅の雨漏りについて「賃貸住宅の雨漏りは大家の責任?あなたがやるべき3つのことも解説!」の記事で詳しく解説しています。
アパートの雨漏りに大家さんが対応してくれないときの対策2:許可を得て修繕する
大家さんが雨漏りに対応してくれないときは、許可を得た場合のみ自分で修理業者に依頼することができます。
その時の注意点としては、修理費用を大家さんへ請求することを明確に了承してもらいましょう。
修理業者からの見積書を大家さんに提出して、大家さんから工事依頼を受けてから業者へ修理依頼をしてください。
許可を得ないまま勝手に修理業者に依頼した場合は、修理費用を請求できないことがあります。
最悪の場合、退去のときに原状回復を求められ、逆に損害賠償請求を求められたりするリスクがあるので必ず許可を得るようにしましょう。
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