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カーポートの雨樋の取り付けのDIYは可能?
カーポートであっても雨樋の取り付けのDIYにはいくつかのリスクがあります。
- 高所作業による転落リスク
- 雨水がスムーズに流れないリスク
- 再度業者に施工依頼するリスク
カーポートでも雨樋の取り付け高さは2mを超えるため、はしごや脚立での作業となるのでバランスを崩して転落しないように十分注意してください。
チャレンジしたい方やDIYの経験がある方向けに次の章から詳しく解説していきます。
カーポートに雨樋を取り付けるために必要なもの
カーポートに雨樋を取り付けるために必要なものを紹介します。
- カーポート用縦樋
- カーポート用雨樋 丸ジャバラ止め
- カーポート用雨樋 丸アタッチメント・パッキン
カーポート用縦樋は通常の縦樋よりも細身となっています。
カーポート用雨樋に連結する丸ジャバラもそれにあった細身です。
大きなホームセンターでは販売しています。
縦樋は長さ2mで約1,000円、丸ジャバラは約1,800円、排水ドレンは約500円、デンデンは約200円、ソケットは約250円程度が目安とお考えください。
カーポートの雨樋の外し方
カーポートの雨樋は、主に以下の部品で構成されています。
- 軒樋(カーポートのフレームと一体化)
- 排水ドレン
- エルボ(掃除付き)
- 縦樋
交換の必要が出てくる可能性が高いのは、排水ドレンとエルボ、縦樋が多いです。
軒樋はカーポートのフレームと一体化したものもあります。
掃除付エルボでない場合は、軒樋、排水ドレン、エルボ、呼び樋の部分でゴミや落ち葉が詰まり掃除が難しくなっています。
外し方としては、排水ドレンがねじで留まっているため、そのネジをドライバーなどで最初に外しましょう。
排水ドレンが外れたら、縦樋をカーポートの柱から外します。
縦樋を留め付けているデンデンの爪を固定具からはずすことで、縦樋をはずすことができます。
カーポートの雨樋の取り付け手順
カーポートの雨樋をDIYで取り付ける際の手順を紹介します。
- 呼び樋の長さをはかる
- エルボと呼び樋を取り付ける
- 縦樋の長さを調節する
- 地面設置部分にエルボの取り付け
次の章から詳しく解説していきます。
【DIYで雨樋を取り付ける手順】①呼び樋の長さをはかる
軒樋の落とし口の排水ドレンから縦樋を設置する柱までの長さをはかります。
古い雨樋と縦樋の径が同じであれば、古い雨樋の呼び樋部分の長さをはかってもいいです。
排水ドレンがなければ、排水ドレンを設置しましょう。
古い排水ドレンの留め付け孔はコーキングでふさいでおきましょう。
【DIYで雨樋を取り付ける手順】②エルボと呼び樋を取り付ける
呼び樋の長さに合うように縦樋をノコギリでカットします。
カットした呼び樋にエルボを設置します。
エルボは掃除付きエルボに交換した方が次回の詰まり掃除が簡単になります。
下側のふたをはずすことで、エルボの中の詰まりを掃除できます。
掃除付きエルボを排水ドレンに接続します。
呼び樋の長さが短ければ、ジャバラで代用することも可能です。
雨樋の部品について詳しくはこちらの記事で解説しています。
雨樋の種類や様々な部品をすべて知りたい!修理費用やメンテナンスまで完全解説
【DIYで雨樋を取り付ける手順】③縦樋の長さを調節する
呼び樋の柱側にエルボを設置します。
縦樋が2mですと短いので、ソケット入れて延長します。
カーポートの柱の長さにあわせて、縦樋の長さを調整してください。
【DIYで雨樋を取り付ける手順】④地面設置部分にエルボの取り付け
最後に縦樋が地面に接する部分にエルボを取り付けましょう。
縦樋から流れてきた雨水の衝撃を受けるためにエルボを設置して、雨水を流したい方向へ導きます。
地面側のエルボまで設置したら、縦樋を柱に固定するために、デンデンを設置します。
デンデンの固定具はドリルビスで柱に固定します。
古い穴の状態によっては、新しい位置に設置し直しましょう。
カーポートの雨樋をDIYで取り付けるときの注意点
カーポートの雨樋を取り付け作業は、DIYの経験ある方や器用な方なら、この記事を読めば作業可能だと思います。
材料はホームセンターで購入できますし、特別な工具も必要ありません。
軒樋の落とし口の径にあった材料がホームセンターで販売しているか、あらかじめ確認しておきましょう。
この記事を読んでも不安を感じる方は、DIYはやめて専門業者に依頼しましょう。
また、カーポートではなく、建物の雨樋のDIYは急にかなり難しくなりますので、専門業者に依頼することをオススメします。
どんな業者に頼むべきかについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
【まとめ】カーポートの雨樋をDIYでの取り付けには注意しよう
カーポートでも雨樋の取り付け高さは2mを超えるため、はしごや脚立での作業となるのでバランスを崩して転落しないように十分注意してください。
カーポート用の雨樋の材料は大型ホームセンターで購入可能です。
交換の必要が出てくる可能性が高いのは、排水ドレンとエルボ、縦樋が多いです。
ゴミや落ち葉などが詰まりやすいからです。
詰まっている部分だけ交換してもいいですし、排水ドレンから縦樋まで全部交換しても大丈夫です。
ただし、この記事を読んでもDIYに不安を感じる方は、専門業者に依頼することをオススメします。
屋根・雨漏りに関してお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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